あけ・え 【赤けえ】[形容・特殊]赤い。 あしたり 【明日り】あした。 あず・る [自]寝ている時にねがえりを打ちながら、うなったり、布団をはねのけたりすること。 あのなに 【彼の何】[感]えーと。 あほうご 【阿呆子】ばかな子。親などが子どもに親しみを込めて使う言葉。 あるく 【歩く】 [自]〜して回る。「いろいあるく」[=あちこち触る。→いろう] あんごう ばか。結構きつい言葉なので、言う時は喧嘩覚悟で。もし言われた時も、吹き出したりせずに、ちゃんと怒ろう。怒り方:「あんごうゆうこたぁねえが」[=馬鹿って言わなくてもいいじゃない] あんた 【あんた】[代]あなた いが・む 【歪む】[自]ゆがむ。{−ます}[他]ゆがませる。 いご・く 【動く】[自]うごく。{−かす}[他]動かす。 い・ぬる 【往ぬる】[自]帰る。古語と同じでナ行変格活用をする。「な」「に」「ぬ」「ぬる」「ぬれ」「ね」。「わしはいぬ」[=俺は帰る](「俺は犬」ではない){−なす}[他]かえす(相撲の技ではない) ぃよお・る 【言よおる】言っている。「言いよる」の音便。変な発音。→ゆう。→よおる。 ぃよん 【言よん】言っているの。「言いよるの」の音便。「なんぃよん」[=何をいっているの?]→ぃよおる。→ょおん いら・う [他]→いろう いらち 【苛ち】気が短い人。「いらちん」とも。 いらん 【要らん】「要る」の否定形。「余計な」というニュアンスがある。「要らん世話じゃ」[=大きなお世話だ] い・る 【入る】[自]入る。「ふれえいる」[=風呂へはいる]。 いろ・う [他]いじる、さわる「いろいあるくな」[=あちこちさわるな] う・げる [自]はがれる。「べりべりべり」と剥すようなニュアンスがあるので、「爪がうげる」などと言う時に使う。「紙をうがすように治った」などとは言わない。{−ぐ}{−がす}[他]はがす うち [代](女性語)自分 え・ぇ 【良え】[形容・特殊]よい えぇ [終助]勧誘を表す。標準語の「よ」に似ている。「飲もおえぇ」[=飲もうよ]「みょうえぇ」[=見ようよ]。 えら・い [形](1)偉い。(2)疲れた、だるい(3)風邪や病気で、体が重く、苦しい様。 おい・い 【多いい】[形]多い。 おいでんせぇ [感]いらっしゃい。キャンペーンののぼりやチラシでよく見かける。最近はあまり使っているのを聞かない。 おもれ・え [形容・特殊]面白い。 お・る 【居る】[自]いる。 おえ・る [自](主に否定形で)良い。「おえるわけねかろおが」[=いいわけないだろうが]「おえん」[=だめ]「おえりゃあせんがあ」[=だめじゃないか]。このあたりをマスターすると、きっと岡山の人は感動するであろう。 おえん →おえる おどりゃぁ →おんどりゃあ おんどりゃあ [感]おんどれが、の転。この野郎。{おどりゃぁ}{どりゃぁ}とも。 おなご 【女子】(主に男性語)女子。ちょっと差別的なニュアンスがあるかも。 おなし 【同し】[形]同じ。 おめえ 【お前】[代]おまえ おんなし →おなし が [終助]強い意見、驚きを表す、。..じゃないか。「言うたが」[=言ったじゃないか]「見とったが」[=見てたじゃないか]「肉じゃがじゃが」[=肉じゃがじゃないか]。 かい・い 【痒いい】[形]かゆい。「かいかった」[=痒かった]。 かていけい 【仮定形】[One Point]岡山弁における仮定形は、すべての活用において「イゃあ」になる。「書きゃぁ(五段)」[=書けば]「着りゃぁ(上一)」「植えりゃぁ(下一)」「来りゃぁ(カ変)」「すりゃあ(サ変)」「往(い)にゃぁ(ナ変)」。 かなぐ・る [他]引っかく がらんどう (部屋などが)空っぽであること。東京に来て7年目にしてはじめて通じない事に気が付きました。 きょおてえ [形容・特殊]恐い「きょおてえつらじゃ」[=恐いかおだ] ぎょおさん [副]沢山。 けえ →来る けえ [代]これ。「けえから」[=これから] ぐし・い [形]ドジくさい。「ぐっしーー」[=ドジでやんのー] く・る 【来る】[自]おかしな活用をする。「こ」「き」「くる」「くる」「くりゃ」「けぇ」。「来りゃええが」[=来ればいいのに]「こけけぇ」[=こっちにこい] く・る 【繰る】[他](トランプなどのカードを)切り混ぜる。 けいようし 【形容詞】[One Point]岡山弁には、少なくとも2つの活用形がある(標準語は1つ)。
●「あけ・え」「はえ・え」「こえ・え」などは、
{エかろ・オう・エかっ・エえ・エえ・アけりゃ(エけりゃ)・○}。
●「楽し・い」「すさまじ・い」「さぶ・い」などは
{イかろ・ウう(語幹の末尾が「し」の場合は「イゅう」)・イかっ・イい・イい・イけりゃ・○}。
この辞書では、前者を[形容・特殊]と表記する。連用形(2番目)はウ音便なので、「楽し・い」「すさまじ・い」など語幹の末尾が「し」になる形容詞の連用形は「たのしゅう」「すさまじゅう」になる。 けいようし-の-へんか 【形容詞の変化】[One Point]形容詞の変化については、一定の法則があり、たとえば標準語で語尾が
●「アい」「オい」になっているものは、「エえ」(上記でいう[形容・特殊])と変化し、「イい」「ウい」のものは、「イい」に変化する。例えば、「あかい」は語尾が「アい」なので、「エえ」すなわち「あけえ」に変化する。
●さらに、変化の結果、語尾が「いい」になった場合、これが「ええ」に変化する場合もある。例えば、「はがゆい」→「はがいい」→「はがええ」。ただし、これは全ての形容詞に当てはまるわけではない。
●例外:「酸い」「濃い」は、「すいい」「こいい」になる。また、「多い」「遠い」は、「おうい」「とうい」とみなし、「おいい」「といい」となる。
というわけで、「ナウい(死語だが)」のようなわりと最近の言葉も、岡山弁の手にかかると「なぁいい」のようにふぬけになってしまう。 こうこ タクアンのこと。 こい・い 【濃いい】[形]濃い。「こゆうねぇか?」[=濃くないか?] こえ・え 【恐ええ】[形容・特殊]恐い。→きょおてえ こけえ 「ここへ」の転。「こけぇ来らあ」[=ここへ来るよ]。 こめ・え 【細めえ】[形容・特殊]小さい。「こめぇ米じゃ」[=小さい米だ] こらえ・る 【堪える】[他]許す「今日はこらえたる」 こと 【事】「ぎょおさん」「よおさん」「よっけ」「よおけ」など、「たくさん」の意の語の後に付いて、強意を表す。「よっけことおるわぁ」[=たっくさんいるなぁ」 こさえ・る [他]作る。こしらえるの転。 さし 【差し】物差しのこと。岡山弁ではなくて、単なる俗語かもしれない。 さば・る [自]しがみつく。まとわりつく。{−りつく}とも言う。「犬が足にさばりつく」[=犬が足にしがみつく]。 さび・い 【寒びい】[形]さむい。「さぶい」の変化。 さらえ・る [他](ごみ、残飯を)さらう「ちいふ、さらえてまわれぇ」[=白菜を食べてしまいなさい] さらぴん 新品のこと。「なんじゃこりゃさらっぴんじゃが」[=なんだこれは新品じゃないか] しい [他]「する」の命令形。「せぇ」より軟らかいニュアンスがある。「運動しぃ」[=運動しなさいよ]。 して (前に人数などを伴って)〜がかりで。〜連れで。「二人して行った」[=二人連れで行った]「大勢して運んだ」[=大勢で運んだ] しもぶくれ 【霜膨れ】しもやけ。「しもぶくれになった」と言われても、「はじめからだろ」などと言ってはいけない。 し・ぬる 【死ぬる】[自]死ぬ。古語と同じでナ行変格活用をする。「な」「に」「ぬ」「ぬる」「ぬれ」「ね」。 じぶん 【自分】[代]あなた しまい 【終い・仕舞】おわり。最後。「けぇでしまいじゃ」[=これで最後だ]。 しもおた [感]しまった。まずい状況になった。「しもおたが」[=ますいことになったじゃないか]。 じゃ [助詞・特殊形][終助詞]標準語の「だ」に当たる。「せぇはじゃなぁ」[=それはだな]「けぇはじゃな」[=これはだな]「じゃあじゃあじゃあ」[=そうそうそう] しゃっと →しゃんと しゃんと [副]しっかりと。(しゃきっとする、のニュアンスが強い)「男の子なんじゃけえ、しゃんとせられ」[=男の子なんだから、しっかりしなさい」 す・いい 【酸い】[形]すっぱい すけ・る [他]のせる すなずり 【砂ずり】焼きとりの、砂肝のこと。某居酒屋チェーン店では、この違いのためだけに、二種類のメニューを作っていた。 すねぼんさん 【すね坊さん】ひざ小僧。なぜか岡山ではひざの事をすねと言う。 ず・る [自]ずれる。「ちょっとずって」[=ちょっとずれて]。ひきずる。「ズボンのすそずっとるで」[=ズボンのすそひきずってるよ] せぇ [他]「する」の命令形。「しぃ」よりきついニュアンスがある。「早よせぇ」[=早くしろ]。 せえ [代]それ。「せえで」[=それで]「せえじゃけえ」[=それだから]。 たいぎい 【大儀い】[形]面倒くさい、だる(くてしたくな)い。「そんなんたいぎいわ」[=そんなの面倒くさいよ]。 た・う 【足う】[自](手足が)届く。{−る}とも。「そのチャリ、足がたわんが」[=その自転車、足が届かないじゃないか]。{−わせる}[他](手足を)届かせる。 た・く 【炊く】(1)(米などを)炊く。(2)煮る「大根を炊く」[=大根を煮る」。煮た結果、ふっくらと仕上がる料理に使われる。「鰔(かれい)を炊く」「湯葉を炊く」「里芋を炊く」。(じゃがいもは「ゆがく」) たて・る 【立てる】[自]立つ。「そこに立てっとれ!」[=そこに立ってろ!] ちいと [副]ちょっと。{ちいたあ}少しは。 ちいふ 白菜 ちばけ・る [動]ふざける ちゃ・う [自]ちがう。{−おお}ちがうだろう。「ちゃおおが」[=ちがうだろうに]。 ちゃらじ 【ちゃら字】走り書きしたような汚い字。「じゃらじでえーけーサインしてん」[=適当でいいからサインしてください] ちゃぶちゃぶ [副]ぺちゃくちゃ「ちゃぶちゃぶゆうな」 ちょお [副]ちょっと。「ちょーかわいい」[=ちょっとかわいい] ちりし 【塵紙】ちりがみ(ティッシュペーパー)のこと。「ハンカチ・チリシは持ちましたか?」 つぐ 【注ぐ】[他](ごはんを)よそう。 つむ 【摘む】[他](髪、植木、爪等を)切る。「髪つんだん?」[=髪をきったの?]。 つれ 【連れ】(1)友達。女房のことではないので注意。(2)女房、恋人。本当に女房の事だったりするので注意。 つろ・う 【連ろう】[他](ともだちと)連れ立つ。「3人つろうて行く」 でぇ [終助](1)意思、感情、判断、意見、勧誘を表し、命令形を除く用言や体言に接続する。「さびーでぇ」[=寒いよ]「走ろうでぇ」[=走ろうよ](標準語の「よ」に似ているが、「走れで」「静かだで」のように、命令形や形容動詞の後には。つかない)(2)質問、疑問を表す。「誰でぇ」[=誰だ?]「何でぇ」[=どうして]。単に{で}とも。 でえれえ [形容・特殊][副](どえらいの転)すごい、すごく。形容詞として使う場合、連用形には普通活用しない。 でけ・る 【出来る】[自]できる。 とい・い 【遠いい】[形]遠い。「とゆうねぇ?」[=遠くないか?] ときたま 【時偶】時々。「時々」と「偶々」の合成語か。「ときたまあるなあ」[=時々あるなあ]。「溶き卵」とは関係ない。 どけえ 【何処え】「どこへ」の転。「どけえやしたん?」[=どこへ持っていった?]。 どべ →どんべ、どんけ とらげ・る [他]しまう どりゃぁ →おんどりゃあ どんけ (かけっこなどで)ビリのこと。ドンケツの転。→どんべ、どべ、べと。 どんつき 【どん突き】つきあたり。どちらかと言うと、関西弁であろう。「どんつきを右」[=突き当たりを右」 どんべ →どんけ。鈍兵衛の転か。 なん 【何】なに。「なんなん?」[=なになに?][=何なの?] なんぼお 【何ぼお】[副]いくら。「なにほど」の変化という。 なんもかんも 【何んも彼んも】なにもかも。 ぬくもる 【温もる】[自]あたたまる。ぬくまる。 ぬくめる 【温める】[他]あたためる。 ぬた 「辛し酢味噌合え」の称。関西全域で使うらしいが、関東では通じない。 ぬり・い 【温りい】[形]ぬるい。 ね・ぇ 【無ぇ】[形容・特殊]無い。 ねま 【寝間】寝床。「はよねまぁいられぇ」[=早く寝なさい] のお・す [他]なくす。→ねぇ(連用形)。 のおな・る [自]なくなる。{−す}[他]なくす。→ねぇ(連用形)。 はあ [副]もう「はあみてた」[=もうなくなった]。 ばあ [副助]ばっかり「ばばあばあ」[=おばあさんばっかり]「来たばあ」[=来たばっかり] はえ・え 【早ええ】[形容・特殊]早い。「はえかろうが」[=早いだろう] は・く 【穿く】[他](てぶくろ、ぼうしを)着用する。標準語では間違いとされているが、もし岡山の人がこういっていたら大目に見て下さい。{−かす}[他]はかせる。 はぐ・る [他]めくる。「剥ぐ」の転か。「ちょーページはぐって」[=ちょっとページめくって] はし・る 【走る】[動](特に傷口が)しみる はさ・ぐ 【挟ぐ】[自]はさむ。{−がる}[他]はさまる。「奥歯にものがはさがったようないい方」 は・る 【張る】[他]平手で打つ。標準語にもあるが、岡山ではより使用頻度が高い。{−りまわ・す}何度も平手で打つ。往復ビンタをかます。 ばん 場所。「ばん取り」[=場所取り]。 ばんこ [副]すごく ばんちくそ 【ばんち糞】[副]すごく びしょ びしょびしょ。「びしょになったが」[=すぶ濡れになったじゃないか] ひ・る 【干る】[自]乾く。{−こわ・る}[自]乾いて固くなる「めしがひこわった」 ひら・う 【拾らう】[他]ひろう ふう-が-わり・い 【風が悪りい】格好が悪い、みっともない。{ふうがええ}とも言う。 ふて・る 【不貞る】 [自]ふてくされる ぶに 標準語では「分(ぶん)」。部分の事や、割り当てを表す。「おめぇんぶにじゃ」[=お前の分だぞ]。「損したぶにを取り返した」[=損した分を取り返した] ぶり 勢い、助走。普通「ぶりをつける」といういう形で用いられる。物を投げたり叩いたりする時に振りかぶったり、ジャンプする際の予備動作や助走を指す。「こんくれーぶりつけりゃ越せらあ」[このくらい助走すれば飛び越えられるよ] べと (かけっこなどで)ビリのこと。「どべ」の転か?→どべ、どんけ へり 【辺り・縁】(テーブルなどの)ふち。辺り。「あのへり」[=あのあたり] ほいたら そうしたら。 ほうぐ 【反故】(ほご(反故)から)ごみ。主に紙ごみに対して使う。{−にする}ごみにする。ごみにしてちらかす。 ほうぐかご 【反故籠】ゴミ箱 ほう [感]そう。「ほうじゃ」[=そうだよ]。 ぼうち 【某地】知らないところ。子供に対して良く使う。「ぼうち行っちゃーおえんよ」[=知らない所へ行ったら駄目だよ]。 ぼおべた 【頬べた】ほっぺた ぼおれえ [副]すごく。→ぼっこう→ぼっけぇ→でえれえ ほぐ →ほうぐ ほぐかご →ほうぐかご ほったら →ほいたら ぼっけ・え [形容・特殊][副]すごい、すごく。{ぼっけ}とも。形容詞として使う場合、普通連用形には活用しない。 ぼっこ [副]すごく{ぼっこう}とも。 ぼつぼつ [副]少しづつ。「ぼつぼつ歩く」[=とぼとぼ歩く]。{ぼとぼと}とも。 ぼとぼと [副]少しづつ。→{ぼつぼつ} ほ・る 【放る】[他]なげる。 まぁ [助詞・特殊形](意思・推量の)まい。「せまぁ」[=しないだろう]「みまぁで」[=みないようにしようよ] ま・う [補動](補動としての)しまう。「まいまってまう」[=舞いを舞ってしまう]。過去形は「もおた」→もおた。 ままかり さっぱ(魚)の称。また、その酢漬け。肉に粘りけがあり、酢漬けや甘露煮にしたり、寿司の材料にする。あまりにも旨くて、隣家にまま(ご飯)を借りに行ったことからままかりと呼ぶという。 まん [名]運。「まんがええ」[=運がいい]「まんが悪りい」[=運が悪い] まま 【飯】ごはん。めし。 みい 【見い】[他]「見る」の命令形。みなさい。 みて・る [自]なくなる{−さす}[他]なくなさせる。 む・ぐ 【剥ぐ】[他]むく め・ぐ [他]こわす「ぶちめぐ」[=ぶっこわす]{−がす}とも。{−げる}[自]こわれる めばちこ 【目ばちこ】ものもらい。マグロとの関係は不明。 もお・た [補動](補動としての)「しまう」の過去形。しまった。「いんでもおた」[=帰ってしまった]。 もんげえ [形][副](ものすごいの転)すごい、すごく。形容詞として使う場合、普通連用形には活用しない。 や 【嫌】[感]嫌。「やじゃ」[=いやです] やいと お灸(きゅう)。「やいとする」[=お灸を据える]。 やこう [副助]〜なんか。「夜行やこうおえん」[=夜行なんかだめだ] やし・い 【易しい】[形]やさしい。簡単だ。「このゲームぁやしぃわ」[=このゲームは簡単だ」 や・す 【遣す】[他]遣る。移動させる。「こけぇやしといて」[=ここへ持って来といて]「あっちへやしといて」[=あっちへ持っていって] やっち-も-ね・ぇ 【やっちも無ぇ】[感]くだらない、しようもない ゆ・う 【言う】[他](1)言う。(2)(ウソを)つく「うそぉゆうな」 ようぇ・え 【弱え】[形容・特殊]弱い。発音が難しい。単に「よええ」とも。 よええ →ようぇえ よお 【良お】[副]よく「よおやるわ」 よおけ [副]たくさん→よおさん よお・る [補動・五段]〜している。音便なしの連用活用に接続する。音便して、「ょおる」にも変化する。「書きょうらん」[=書いていない]。連用形では、促音便、ウ音便に変化する。「書きょって」「書きょうて」[=書いていて]。 よお・る →ぃよおる よおさん [副]たくさん。→ぎょおさん ょおん 〜しているの?。「〜よおるの」の転。単に「ょん」とも。「なん見ょん」[=何を見ているの?]。→よおる よ・す 【寄す】[他](1)寄せる「皿、こけぇ寄すでぇ」[=皿をここへ寄せるよ](2)仲間に入れる。「よしてー」[=仲間に入れて]。 よっけ →よおけ→よおさん よん →ぃよん ょん →ょおん られぇ [終助]〜したらどうですか?。軟らかいニュアンスがある。未然形に接続する。五段活用、ナ行変格の場合だけ、「書かれぇ」「往なれぇ」のように、「れぇ」に変化する。「来られぇ」[=来たらどう?]「せられぇ」[=しなさいよ]。 らぁ 【等ぁ】[接尾]標準語の「ぼくら」の「ら」に相当する。「わしらぁ」[=僕たち]「つれらぁ」[=(複数の)友達」(「ら」にアクセントが来る)。 りっちんた ジャンケン(のかけごえ)。じゃんけんぽん。 れぇ →られぇ わい [代](男性語)自分 わし 【儂】[代](男性語)自分 わや めちゃくちゃ(になって駄目になってしまった)な様子。「会議をわやにする」[=会議を台無しにする]「なんもかんもわやじゃ」[=なにもかも無茶苦茶だ]。 わやくそ 「わや」の変化。→わや わらか・す 【笑かす】[動]笑わせる。「わらかすな」=[わらわせるな] わり・い 【悪りい】[形]悪い。 を-の-おんびん 【をの音便】[One Point]〜を、という場合には、〜の部分の最後の母音によって次のように音便する。母音が「イ」の場合、「イゅう」。「ウ」の場合、「ウぅ」。「エ」の場合、「イょお」「オ」の場合、「オー」。
例:何を→なにゅう。ふぐを→ふぐぅ。あれを→ありょう。タコを→タコー。 ん [助動・特殊形](1)否定の「ぬ」の変化。未然活用に接続して、否定の意味を表す。「見ん」[=見ない]「せん」[=しない]。(2)疑問の「の」の変化。「食べるん?」[=食べるの?]。