トホ妻広辞苑 びょうきすい【病気水】《商品名》
タケ●食品工業が出している「C1000タケ●レモンウォーター」のこと。なぜかトホ妻は風邪をひいた時は必ずコレを枕元に置いて水分補給するのでございます。確かにあまり味が濃くなく、しかもビタミンも含まれていて風邪の時などには良いのでしょうが、何もこんな名前で呼ばなくても…はい、トホ妻、現在風邪をひいております。
みんせいゆうえいか【民政郵営化…?】《慣用句》
衆議院解散・総選挙の引き金となった一大政治問題も、トホ妻の脳の中にはこういう具合に記憶されているようでございまして、頼むから外で言わないでくれ。
じじいのけつろん【ジジイの結論】《慣用句》
ライブドアのニッポン放送買収問題のニュースに関して、「ライブドアのやり方は確かにちょっとナンだけど、でもフジテレビの対抗策もねぇ…まぁどっちもどっちだよね」 という、何の結論にもならない結論に達すること。
へのいさん【への遺産】《?+助詞+名詞》
御記憶の方もいらっしゃるかも知れませんが、1970年代にNHKが製作したドキュメンタリー大作シリーズ「未来への遺産」という番組がございました。これはトホ妻が非常に高く評価している番組でございまして、その後、この番組を全巻ビデオで持っているという知人からダビングまでしてもらい、時々ウチで観賞してはホクホクしておるほどでございますが、そのダビングしてもらったビデオの背中にはなぜかローマ字で「MIRAI HE NO ISAN」と書かれておりまして…。
普通の日本人なら「未来への遺産」と書かれていれば「みらいえのいさん」と音読いたしますが、「MIRAI HE NO ISAN」となると…これはやはり「みらい“へ”のいさん」と読むべきか…ということで、以来我が家ではこの番組は「みらい“へ”のいさん」と読まれておりましたが、最近では「みらい」を省略して「“へ”のいさん」と呼ばれるアリサマでございまして…
用例:トホ妻は最近、“へ”の遺産のDVDダビングに燃えている
あかぐろい【赤黒い】《形容詞》
食事を食べ過ぎて、ついには苦痛を感じるほどに満腹になった時のトホ妻の顔色のこと。そこから派生して「口からはみでそうなほどお腹が一杯になる」ことを「赤黒くなる」などと形容動詞的に用いることもございます。本日、結婚記念日ディナーで珍しくチャンとしたイタリア料理を食ったトホ妻は当然のように赤黒くなってウナリながら現在寝ております、ハイ。
きのこのゆか【キノコ?の床】《名詞》
フローリングの床のこと。ある日トホ妻が寝室のフローリングの床を指して「きのこの床が…」と言ったので、「キノコの床って何のことだ?!」とワタクシが追求したところ、「木のこの床、って言ったのよ」と主張するではございませんか。「床」という名詞の前に「木の」という形容詞と「この」という指示代名詞をつけて続けて発音すれば、全ての方は「キノコの床」に聞こえるはず…という以前に、普通はそんな言い方いたしませぬ。以来、いわんや家ではこの言い間違い&聞き間違いを長く後世に伝える?ために、フローリングの床のことを「きのこの床」と言うようになったのでございます。感動的な話でございます…。
ふのかねめあて【負の金目当て】《慣用句》
先日、テレビである映画を見ていたら「オレの金が目当てで結婚したくせに!」といったセリフが出現したところから、トホ妻といわんやが思い付いた言葉。「この男(女)は金持ちだから、結婚すれば贅沢ザンマイ…」と期待するような、積極的な金目当てを「正の金目当て」であるとすれば、「この男(女)と結婚すると金がかからずにすみそう…」「コイツなら結婚した後のランニングコストが安いはず…」と考えるのが「負の金目当て」というわけでございまして…あ、いえ、だからと言って我々夫婦がお互い「負の金目当て」で結婚したというわけではございませんよございませんよってば。
けいとのもうふ【毛糸の毛布】《人名》
最近活躍中の、ある女優のことでございまして、若干の解説を必要と致します。“毛布”を英語に致しますと「ブランケット:blanket」。毛糸の毛布…毛糸のブランケット…ケイトのブランケット…はい、「エリザベス」や「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズでおなじみの女優、ケイト・ブランシェットのことでございまして、「『耳に残るは君の歌声』にも毛糸の毛布が出てたわよね」といった形で用いられます。ちなみに、ケイト・ブランシェットのスペルはCATE BLANCHETTでございますから、CHのところをシェではなくケと読めないこともないような気も致しますが…。
まくらばかー【枕バカー】《名詞》
これも若干の解説が必要…ないですね。普通に言えってば。
さんしまい【三姉妹】《名詞》
顔が似ているアンジェリーナ・ジョリーとアシュレイ・ジャッドとシャーリーズ・セロンの別称。もちろんこの三人は本当の姉妹ではございませんが、やたら顔が似ておりませんか?役づくりのために誰かが金髪に染めたり、誰かがブルネットに染めたりすると、ますます混同して…え?似てない?いや似てますって。かろうじてアンジェリーナ・ジョリーだけは下に掲げました特徴から、区別は可能なのでございますが…。
たらこ【たら子】《人名?》
アンジェリーナ・ジョリーの唇のこと、及びその唇を持つアンジェリーナ・ジョリー自身のこと。上述致しました三姉妹の中で、彼女だけは特に唇の「たらこ度」が高いため、このように呼ばれて区別されております。
類語:タラコ女、タラコくちびる女 など
でぃくにぃ【ディクニィ】《名詞》
「DKNY」、すなわち「ダナ・キャラン・ニューヨーク」のことでございまして、全く…いくら無知とは言え、よくまぁこんな恥サラシな読み方を…ええ、ええ、どうせコレも言ったのはワタクシでございますですよ。あーワタクシは確かにディクニィって言いましたよ!フンッ!!尚、この「DKNY」が2行に分けて、タテヨコ2文字ずつ配置されたロゴを見たトホ妻の妹の亭主はソレを「ドンキィ」と読んだという話も伝わっております。「ドンキィ」だってよー、あはははは…
ぽわわ ぽんわ ぽんわ ぽんわ【ポワワ ポンワ ポンワ ポンワ】《名詞…?》
ノーヒントでこの言葉がナニを表しているのか分かる方がいたら、その人はトホ妻並みのオタクと申せましょう。試みに、上に書いた呪文のような言葉を「♪ラドミ ファ〜ミ ファ〜ミ ファ〜ミ」のフシで唄って頂くと…これで分かる方には分かるかも知れませぬ。ハイ、日本でも一時話題を集めたアメリカ製SFドラマ「X-ファイル」のことでございまして、ぽわわぽんわぽんわ…はもちろんそのテーマ音楽の出だしを表しております。我が家のCATVでは今でも「X-ファイル」本編や予告編などをよく目にし、そのたびにぽわわぽんわぽんわ…を聞かされているので、ついに完全に洗脳されてしまったようなのでございます。例によって「X-ファイル」を御存知ない方にはさっぱりわからぬオタクネタで申し訳ございませぬ。
使用例:「あのポワワ ポンワ ポンワ ポンワに出てた赤毛の女優、何てったっけ?」
まんみゃー【マンミャー】《国名》
通販のカタログを眺めている女性社員数名の会話。
「この靴ってすごく安いのねぇ…中国製かなぁ?」
「えーと…あ、違うわ。これってマンミャー製よ」
トホ妻の会社で先日実際にあった会話だそうでございます。まぁ意味するところはわかりますし、見逃してあげてもイイような気もするのですが、これを聞いたトホ妻他、周囲の女性社員たちは散々アザ笑ったそうでございまして…。
はとむくじゅう【鳩椋十】《作家名》
タイ支援プロジェクトのために送って頂いた大量の本には、こんな作家の作品も収録されておりまして…ええ、もちろん正しくは「椋鳩十」(むくはとじゅう)でございまして、まったく、いくら言い間違いとは言え、よくもまぁこんなアホなことを言うものでございます…ハイ、言ったのはワタクシでございます。トホ妻はこの言い間違いを散々アザ笑ったあげくに「絶対HPに載せろ!」と要求するので自らの恥をこうして載せるハメに…ええ、ええ、確かに言いましたですよワタクシは。「はとむくじゅう」って言いましたよ!言っちゃわるいかー?ああー??(←開き直り)
おとこのあばらや【男のあばら家】《雑誌名》
ワタクシくらいの年齢層の男性、しかも割と「趣味人系」のオトコを読者ターゲットとした雑誌がたまたま1冊、我が家にございまして、その誌名を思い出そうとしたトホ妻がトッサに口にしたデマカセがコレでございます。たぶん「男の隠れ家」と言おうとしたのだと思うのですが、もっと問題なのは、そんな雑誌はそもそも我が家に存在しておらず、トホ妻が本当に言おうとしていた雑誌の名前は「pen」だったのですが…。
なんちゃってかにさらだ【なんちゃってカニサラダ】《名詞》
カニ足もどきカマボコを引き裂いたモノとキュウリの輪切りをマヨネーズで和えたオカズ。いわんやの好物。本物のカニ足を用いて作れば当然「なんちゃって」がつかない、ただの「カニサラダ」になるわけでございますが、いわんや家でそのような高級食材が用いられることはございませぬ。
なまえがふたつあるひと【名前が二つある人】《固有名詞》
「機動戦士ガンダム」の作者、安彦良和氏のこと。
どっとる【ドットル】《店鋪名》
ワタクシが以前勤めていた会社の老役員。会社の近所にあるコーヒーショップの名前を正しく言えず、「ドットル」と言っておりましたが、そのアホな言い方がその後ワタクシに、そしてトホ妻へと継承されているわけでございます。府中駅周辺に2ケ所あるドットルを我々は待ち合わせなどでよく使用致しますが、待ち合わせ場所が「ドトール」という正しい名称で呼ばれることは、もはや我々の間では決してございません。
あしたかいしゃいきたくない【明日会社行きたくない】《慣用句》
トホ妻が最近必ず用いる就寝時の挨拶。挨拶を返す場合は「オレも」と答えるのが正しゅうございます。
ぴーたーぱんつ【ピーター・パンツ】《固有名詞》
ディズニーのお正月映画「ピーター・パン2」のこと。皆様、発音には注意致しましょう…。
うつぼ【うつぼ】《企業名》
一般的には歯の鋭い、デカいウナギみたいな海のイキモノのことを指しますが、トホ妻にとっては日本の4大メガバンクの一つを指す言葉でもあるようなのでございます。元は単なる言い間違いだったのですが、その語感の面白さから、今や我が家では「ウフジェとうつぼ」などと呼ばれるありさま…。
ぴいちゃん【Pちゃん】《固有名詞》
トホ妻がこのたび所持するようになった通話先限定PHSのこと。ワタクシ、昨夜さっそくトホ妻Pちゃんにモーツァルトの歌劇「魔笛」からパパゲーノのアリアを着メロとして入力させられたのでございます。
かだいひょうかされたふぉーくしんがー【過大評価されたフォークシンガー】《固有名詞》
ジョン・レノンのこと。わ、ワタクシが言ったんじゃありませんってば!これは「毒舌ネタ」でも良かったかも知れませんですね。
ワールドカップ選手名鑑1. あまいますくのらうる【甘いマスクのラウル】《スペインのサッカー選手》
トホ妻はスペインのラウルのことを言う時、必ずこのような修飾語をつけるのでございます。
ワールドカップ選手名鑑2. ちょんちょこりん【チョンチョコリン】《トルコのサッカー選手》
イルハンのこと。なお、この単語は以前は女子柔道の田村亮子選手に対して用いられておりました。
ワールドカップ選手名鑑3. がんめんかんぼつ【顔面陥没】《ブラジルのサッカー選手》
リバウドのこと。顔の中央部が凹んでいるように見えるから。
ワールドカップ選手名鑑4. おばあさん【お婆さん】《ブラジルのサッカー選手》
ロナウジーニョのこと。顔がそんな感じだから。
いちおくのほしがふってるよのなか【一億の星が降ってる世の中】《ドラマ題名》
何かを思い出そうとして記憶がアイマイな時、普通の人であれば「一億の星がドウタラっていうドラマ」といった感じで相手に伝えようとするわけでございますが、トホ妻はとりあえずホラでもデマカセでも言ってみるという女なのでございます。ま、もっともワタクシの方もこれがデマカセであると直感的に思ったものの、「空から降る一億の星」という正しい題名をその場では指摘できなかったわけでございますが…。
ちょこのくに【チョコの国】《名詞+助詞+名詞》
これ…ベルギーのことでございます。トホ妻にとってはベルギーというとチョコ以外のモノは頭に浮かばないようでございます。いよいよ今日はワールドカップ日本の初戦。ガンバレ日本!!チョコの国に負けるな!
せしるびーでみるぐも【セシル・B・デミル雲】《名詞》
「十戒」などの歴史劇大スペクタクル映画の製作者として有名なセシル・B・デミル。「十戒」を御覧になったことがある方ならお分かりのように、ああいった歴史劇スペクタクルのラストシーンなどにはよく雲のスキマから太陽の光が放射状に広がるというカンドー的な光景がバックに使われます。そういった光線の効果を生じさせるような雲のことをトホ妻は「セシル・B・デミル雲」と名付けたわけでございまして、ま、映画オタクならではの命名と申せましょう。え?ワタクシ?…ワタクシはすぐに意味は…わかりました。
セシル・B・デミル雲の一例
こいぬのようなぼくさくせん【『子犬のような僕』作戦】《慣用句》
ワタクシがトホ妻から攻撃を受けた(怒られた)際の対応方法としては「全面降伏(あやまる)」「持久戦(反論・論争)」「反転速攻(逆ギレ)」等々、様々な戦術オプションがあるわけでございますが、その一つに「純真かつツブラなマナコで下から見上げて同情を喚起し、トホ妻の攻撃意欲を削ぐ」という高等戦術がございます。マレには効果を発揮することもある作戦行動でございますが、トホ妻の怒りが激しい時は完全な逆効果。「そんな“子犬のような僕作戦”したってダメよッ!!」とますます猛攻にさらされるのでございまして、妻の攻撃に直面した夫のとるべき方法論としてはかなりリスクが高い作戦と申せましょう。それにしてもまぁ、怒っている最中によくこんな長い名称をトッサに思い付くものでございます…。
うふじぇ【ウフジェ】《企業名》
再編が進む日本の金融業界。東京と三菱が合併して東京三菱銀行に。さくらと住友がくっついて三井住友銀行に。第一勧銀と富士と興銀がくっついてみずほフィナンシャルグループに、そして…はい、三和と東海が合体して出来たのがうふじぇ-「UFJ」でございました。最後の「じぇ」は「じぇ」と「じゅ」の中間くらいの発音で、フランス語っぽく発音するのがポイントのようでございます…トホ妻にとっては、ですが。
こぴ【コピ】《名詞》
「コーヒー」のことでございます。こういう言葉に半濁音をつけるのは完全な幼児言葉でございまして、トホ妻はいつもフザケ半分でこう言っていたのでございます。ところがバリ島では(あるいはインドネシアでは?)本当にコーヒーのことを「コピ」ということが判明。幼児言葉から一気にインドネシア語に格上げされたこの言葉は今日では堂々といわんや家で使用されるようになってしまったのでございます。
へあにゅーど【ヘアニュー(乳?)ド】《名詞》
「ヌード」という単語の修飾語として最も高い頻度で用いられる「ヘア」という言葉と「巨乳」という言葉がトホ妻のアタマの中でゴッチャになったのではないかと想像されます。しかし「ヘアも見える巨乳のヌード」を一語で表現できるという点では、多くの情報量を含んだ、便利な合成語と言え…ませんですね、はい。
ぼんぼんあじさい【ボンボンあじさい】《名詞》
いわんや家ヘボ庭にある2種類のあじさいのうちの一つがガクアジサイ。もう一方の球形の花がつく方が…ボンボンあじさいと命名されております。ちなみに、このボンボンあじさいは2年前、このHP開設直後に掲載したネタ「トホ妻テロリズム」に出てくるアジサイのことでございまして、今や立派に成長して呆れるくらいボンボンとたくさん花を付けているのでございます。
ぴろり【ピロリ】《名詞》
1. ピロリ菌を殺す効果があると言われるヨーグルトのこと。「ピロリヨーグルト」とも言う。
2. 下痢のこと。 使用例:「アタシ、ちょっとお腹がピロリになった…」
いわさき-やろべえ【岩崎弥郎兵衛?】《人名》
正しくは岩崎弥太郎でございます。このHPをお読みの学生さん・生徒さん、日本史のテストで「三菱財閥の創始者は?」という問題が出ても、間違っても「岩崎やろべえ」などと書いてはいけませんよ。
ちょいんちょいん【チョインチョイン】《擬音…?》
京劇のこと。 使用例:「アタシ、むかし一度だけチョインチョイン見たことあるのよ」
さやいんどう【サヤインドウ】《名詞》
トホ妻が野菜炒めに何か濃緑色野菜を入れよう…と考えて提案した野菜の名前がコレでございます。当然の帰結として、彼女の脳内辞書には「さやえんげん」という単語も収録されていると想像されるのでございますが…え?どっちがどっちを指すのか?そんなこと、ワタクシに聞かないで下さい。
いましめ【戒(め)】《固有名詞》
府中駅ビルにある居酒屋のことでございまして、我々、ウチの食料が底をついた週末の夜などに時々利用しております。字の形が似ていることからトホ妻はこの店をいましめ(戒)と呼んでおりますが、もちろん本当はこんなヘンな店名ではございませんで、えびす(戎)という店でございます。
あうと-おぶ-もんだい【アウト・オブ・問題】《形容詞》
一時「アウト・オブ・眼中」という言い方が流行りましたが、これもまぁそれと同系列にある言葉と申せましょう。先日トホ妻がこう言っていたのですが、どこかですでに流行った言葉なのか…?
おたちだい【お立ち台】《名詞》
いわんやPHSの充電器のこと。
おたいぷ【おタイプ】《名詞》
共稼ぎのいわんや家には、両者が拠出した金を普段から入れておいて、食料やトイレットペーパーといった「日常的な家の買い物」はそこから出す専用の財布…というのがございまして、それがこう呼ばれております。つまり「お財布」は各自のお金。「おタイプ」は両者共同出資のお金というわけでございますから、「お財布かおタイプか」の違いはいわんや家では極めて重要な意味を持つのでございます。
かまくらばふく【鎌倉バフク】《名詞》
トホ妻の高校時代の歴史の先生、「鎌倉幕府」と言うべきところをなぜか必ずこう言っていたそうなのでございます。まぁ単にクチが回らない先生だったということなのでしょうが、その先生に影響されたトホ妻は大人になった現在でもワザと「鎌倉バフク」と言っておるのでございます。ユガんだ学校教育が生徒のその後の人生をいかにユガめていくかという典型的な例と申せましょう。
使用例:「いいくに作ろう鎌倉バフク」
こやじ《名詞》
敢えて文字にすれば【小ヤジ】という感じでございましょうか。20代〜30代前半程度の若さでありながら、すでにオヤジ的要素が充満し、順調に育てばいずれ絵に描いたような中年オヤジになるのは確実と思われるような「オヤジ才能」に富んだ若年男性を指す言葉としてトホ妻が考案したものでございまして、トホ妻の勤務先では女性社員の間で流行しつつあるそうでございます。
すぴっつ【スピッツ】《名詞》
「スピッツ」といえば、トホ妻帝国においてはS様の御息女の別名として知られておりますが、一方我が家では、トホ妻が昨年自分用に購入した毛足の長い毛布のことをその手触りから「スピッツ」と呼んでいるのでございます。どうもワタクシの周囲では「スピッツ」という言葉があまりにも本来の意味からかけ離れてアレコレ使用されているため、これが犬の種類を表わす言葉であることを忘れそうになってまいります。
おーえるのとうすぽ【OLの東スポ】《英略語+助詞+固有名詞》
トホ妻が勤務先で時々入手してウチに持ち帰るOL向けの情報紙のことでございまして、最新のOLトレンドからオフィスのこぼれ話、エステ情報、美味い店情報等々、「いかにも」という感じの情報が多岐にわたって掲載されております。正式名称は…実は存じません。トホ妻に正式名称を確認しようとしたら、彼女自身も普段からあまりに「OLの東スポ」呼び慣れてしまったため、正式名称を覚えていないことが判明致しました。
にちじょうちゃめし【日常茶飯】《慣用句》
…はい。申すまでもなく「日常茶飯事」のことでございます。普通に言えば済むところをわざわざこうやっておバカな言い方をせずにはいられないのがトホ妻のトホ妻たる所以なのでございましょうか…。
ごうめほてる【五梅ホテル】《数詞+名詞+名詞》
通常、ホテルのグレードは★印で表し「五ツ星ホテル」などという言い方を致しますが、台湾では★の代わりに用いるのがなぜか梅の花の印。最高級であれば梅が五つ…必然的に「五梅ホテル」となるのでございます。トホ妻は先日の台湾出張に際して何と、五梅ホテルに泊まりやがったのでございますが、同時にすっかりこの「梅マークによる評価」が気に入った様子でございまして、今後我々夫婦の間ではどこの国であろうと、ホテルを評価する際には「ここはサン梅くらいかしらね」とか「こりゃ梅なしホテルだな」という会話がスタンダード化することは間違いございません。
ふだつらく【不脱落】《広東語?》
台風で五梅ホテルにカンヅメになったトホ妻がTVを見ていると、日本のS生堂の口紅のコマーシャルが…。「日本と同じCMだ…」と思って見ていると次の瞬間画面にデカデカと漢字で「不脱落」の文字…。そのインパクトにトホ妻はいたく感動したようでございまして、今後我が家では化粧だろうが汚れだろうが、“落ちない”モノはすべて「不脱落だわ、コレ」といった調子で日常的に用いられること、間違いございません。
ぽっきん【ポッキン】《名詞》
口で説明するのが難しいのですが…ございますでしょう、ほら、真ん中がクビれた細長いチューブの中にジュースなどが入っていて、そのまま飲んでもいいし、カチカチに凍らせたのを真ん中で折ってガリガリ食べてもいいという、アレ…。アレのことを我が家ではいつの頃からか「ポッキン」と呼んでおるのでございまして、真ん中で折る際の音が語源になっているのは言うまでもございません。暑がりのワタクシ、いい年コイてひと夏の間に最低でも数十本のポッキンを噛るのでございます。
それにしても、アレにはそもそも「正しい呼称」というのがあるのでございましょうか?善良なる一般市民はアレを一体何と呼んでおられるのか…?
あたますなどけい【頭、砂時計】《慣用句》
「今、考えている最中である」という意味を表わすトホ妻語でございまして、Windowsパソコンを御使用の方には説明は不要でございましょう。トホ妻の脳内CPUは処理対象によって速度にも大幅な違いがございまして、ワタクシを詰問するような時はほとんど砂時計が出現しないのに対し、興味のない話になると突然処理速度が遅くなって砂時計が頻出し、そのままスリープ状態になることも珍しくございません。
しょきしょき【ショキショキ】《擬音》
野菜を噛む音。別にまぁトホ妻がどんな擬音を発明しようと構わないのですが、キュウリやレタスなどを食っている時に、ワタクシの口の動きに合わせて「ショキ、ショキ、ショキ、ショキ…」と唱和するのは何とかならぬものかと思うのでございます。
ぽむぽむ【ポムポム】《擬音?》
スポンジケーキやカステラ等を主要成分とした“甘く、柔らかいお菓子”を総称して表わす言葉でございまして、用法と致しましては「ポムポムしたものが食べたい」「ポムポム系のお菓子買ってきて」といった具合になるのでございます。代表例としては○ッテのチョ○パイなどが挙げられましょう。甘いもの対応力の高いワタクシも、実はポムポム系のお菓子が好きなのでございます、はい。
はたけのだいず【畑の大豆】《慣用句》
…おそらく「畑の肉」と言おうとしたのだろうと思うのですが、もうワタクシにもよくわかりませぬ…。
参照:「海の挽肉」
あきばがはら【秋葉(ガ)原】《地名》
日本を代表するハイテク電気店街、秋葉原(あきはばら)もトホ妻にこう言われると、何となくススキがボウボウに生えて宮本武蔵が決闘でもしそうな単なる原ッパに思えて参ります。
ずんどこでんしゃ【ズンドコ電車】《名詞》
東京多摩地区、あるいは川崎市周辺にお住まいの方ならよく御存知、JR南武線のことでございます。我々、ごくたまに府中本町から南武線を利用致しますが、何しろこの路線には急行がなく全て各駅停車のため、川崎まで行こうとすると異常に長い間ズンドコ乗った気分になるのでございます。
ふるふる【フルフル】《擬音?》
これは説明が難しゅうございます。か弱い小動物がフルフルと震えるようにして「あたしって、こんなに可哀相なのよ」的なフルマイをこれ見よがしにアピールし、人の(特に男の)同情を強要しながら結局は自分のワガママを通すといったようなキャラクターの女のことを指してトホ妻がよく用いる形容でございます。特に映画などを見ている時に女優を評して「この女、フルフル系だわ」「このキャラクター、ちょっとフルフル入ってるね」などと申します。
トホ妻はこういうタイプの女優は基本的に好きではございません。トホ妻の言う“フルフル系女優”の代表例と致しましてはメリル・ストリープ、ウィノナ・ライダーなどが挙げられるのでございます。
いっしょにしんで【一緒に死んで】《慣用句》
掃除を怠ったため家の中は散らかり、シンクには洗い物が山積し、かと言って今さらこれをコツコツと片付けるのは面倒だ…といったような時にトホ妻がワタクシに対して発する言葉でございます。「生きるのに疲れた」などの言葉と組合せて使用されるケースが多うございます。どうも最近トホ妻からこの誘いをうける回数が増えてきたように思えるワタクシでございます。
ぴぴする【ピピする】《擬音+動詞》
電子レンジで加熱することを「チンする」という言葉で代用する用法はすでに一般的に普及しているようでございますが、これと同じ感覚でトホ妻は炊飯器のスイッチを入れることを「ピピする」と申します。確かにスイッチを入れるとそういう音は致しますが…それにしても…。
もーする【モーする】《擬音+動詞》
モーニング娘。の歌を唄うこと…ではなく「ピピする」と似た用法で、風呂を沸かすことを指す言葉でございます。確かに風呂沸かしのスイッチを入れると「モー」という音が聞こえるのは事実でございます。従いまして、風呂が沸いた状態は「モー言わなくなった」と表現されるのでございます。
ひつじすとっぱー【羊ストッパー】《商品名》
物干し竿が風で左右にズレてフックから落ちるのを防止するために、竿の両端にハメるストッパーのことでございまして、本来の名称は「竿ストッパー」と申します。しかし、たまたまその商品の載ったチラシをさかさまから見ていたワタクシが「竿」の字が「羊」に見えたため「羊ストッパーって何だ?」と言ってしまったのが運のツキ。ワタクシのささいな言い間違いをアゲツラうために、きっとトホ妻は死ぬまで「羊ストッパー」と言い続けることでございましょう。
たかましや【タカマシヤ】《商号》
近年、新宿に巨大店舗を出店した某有名百貨店のことでございまして、実家が二子玉川に近かった関係上、トホ妻にとってはデパートと言えばまずここを思い浮かべるようでございます。そんなに愛着があるならチャンと正しい名前で呼べば良さそうなものでございます。
ねこまん【猫まん】《名詞》
猫の入ったマンジュウのこと…ではもちろんなく、いわんや家必殺の残りご飯メニュー、一部地域で「ねこまんま」として知られる味噌汁ブッカケ御飯のことでございます。「今日の晩メシは猫まんにしよう」などと用います。我が家では最初にわざわざ味噌汁を作り、ヤオラそこに残り御飯を投入して作るのでございまして、卵などを加えると滋養も満点。ワタクシ大好きでございまして、つくづく安上がりな亭主でございます。
ちょもらんまじょうたい【チョモランマ状態】《地名+名詞》
何かがうず高く山になった状態をチョモランマ(エベレスト)にたとえたものでございますが、なぜかトホ妻はこの言葉を「食い物の状態」を表す時にのみ用いるというのが不思議なところなのでございます。
「そんなチョモランマ状態になるまでごはんヨソらなくても、あとでお代わりすればいいじゃないよ」
うみのひきにく【海の挽肉】《慣用句》
「ほら、畑の肉とか、海の挽肉とかいろいろ言うじゃない」とトホ妻は言うのでございます。確かに大豆をそのタンパク質の多さから「畑の肉」と言うのはよく聞きますが、「海の挽肉」が何のことなのか、ワタクシには想像すらつきませぬ。トホ妻がバナナチップスを食っていた時に発した一言でございます。
ぴーぽー【ピーポー】《名詞》
我々夫婦の間ではよく映画やマンガ等に関する「オタクな会話」が交わされるのでございますが、他の人には何のことだかわからぬような会話を戒めるために「オタク狩りが来るぞ」「オタク狩りに捕まるわよ」とお互いに警告しあうことがよくございました。近年は、この【オタク狩り】《名詞》の発展形?として「ピーポー」が用いられるようになっておりまして、オタク狩りの車のサイレンの音を現したものと考えられます。
[使用例]例えば、横浜ベイスターズの試合で9回、佐々木が登板してきた時に…
「あ、佐々木だ。相手のチームは“佐々木だ!討ち取って名をあげろ!”って感じかしらね」
「で、結局打てなくて“つ…強い…”ってことになるんだよな」
「…ねぇ、こんな話嬉々として人前で言ってるとピーポーが来るよ、そのうち」
注)「風の谷のナウシカ」を御存知ない方には何のことかわからぬ使用例で申し訳ございません。
かおすにみちびく【カオスに導く】《名詞+助詞+動詞》
カオス=混沌。すなわち「混沌に導く」という意味らしゅうございます。これだけ聞くと哲学用語か何かのようにも思えますが、トホ妻は「アナタが寝ながら脚バタバタさせるからこの布団をカオスに導くのよ」などと用いるのでございまして、普通に「布団グシャグシャにしないでよ」とか言えば済むものを、何もここまで大仰に言わなくても良いのではないかと思うワタクシでございます。
のっかっかかる 【乗っかっかかる】《動詞》
たぶん「乗っかる」という意味なのだと思われます。そういえば以前、セルジオ越後という日系ブラジル人のサッカー解説者が、試合の中継の中で「チームの元気のなささが目立つ」「元気のなささが気になる」など「なささ」を連発していたことがございましたっけ。
えはい【エ杯】《固有名詞》
そりゃぁ、確かに新聞の見出しなどでは「エ杯確定」などと省略して書いてございます。だからと言って「明日やる“えはい”って競馬は府中でやるのかしら」などと何の疑問もなく口に出して言うトホ妻の脳内構造はよくわかりませぬ。もちろん「エリザベス女王杯」のことでございますが、トホ妻は最初これを“こうはい”かとも思ったと申しております。
なしのなみだ【なしの涙】《慣用句》
「なしのつぶて」と「雀の涙」がトホ妻の脳の中で融解・合体した言葉と思われますが、よくわかりませぬ。どうやら「全然ない」ないし「ほとんどない」という意味を伝えたいようなのでございますが…。
ふる【福留】《人名》
横浜の波留が「はどめ」ではなく「はる」。そこから推測して中日の福留も「ふる」であろうと考えるのがトホ妻というものなのでございます。もちろん「ふくどめ」選手のことでございまして、中日ファンの皆様、申し訳ございません。
かばじ【
】《人名》
Macの辞書にもない字なので(火ヘンに華)、GIFで無理矢理文字を作成致しました。これはお相撲さんのシコ名でございまして、何と読むのかワタクシも実は分かりませぬ。確かに白樺の樺(かば)という字に似てはおりますが、いくら何でも「かばじ」ではないと思うのですが…この謎の「かばじ関」、ワタクシお顔も存じ上げない上に残念ながら秋場所は休場のようでございますが、いわんや家では注目力士なのでございます。
追記:その後、偉大なる知性の持ち主「やあと」様からこのお相撲サンのシコ名は「ようつかさ」と読むことをご教示頂きました。やあと様、ありがとうございます。
おぶつ【汚物】《人名》
敢えて誰とは申しませんが、現在某国の総理大臣を務めておられるオブチ某氏のことでございまして、あまり詳しく書くとワタクシどもは当局に消されるかもしれません。
それはいわないひゃくねんのおやくそく【それは言わない百年のお約束】《慣用句》
意味はよくわからないのですが、「みんながそう思っていても敢えて言わない」という暗黙の了解があるようなことをワタクシが率直に口にしてしまった時、トホ妻が発する慣用句でございます。
[使用例]
「“モナリザ”って、たぶん世界一有名な絵だけどさ、そんなに素晴らしい絵かね?」
「だめだめっ、それは言わない百年のお約束なんだから」
まんなか【真中】《人名》
先日、神宮球場に横浜×ヤクルト戦を観に行った時に「“まんなか”っていうヒトなの…」とトホ妻が感心しておりました。もちろん、「まなか」選手のことでございます。試合結果はペタジーニのサヨナラホームランで横浜が負けました。トホホ…
いちにちいっとん【一日1トン】《慣用句》
どんなドリンク剤でも一日に1トンも飲めるわけはございません。もちろん「一日1本」のことでございまして、こういう発音のズレで生じる意味のズレを、トホ妻はことのほか好むのでございます。
だらま《名詞》
敢えて文字にすれば「駄ラマ」になりましょうか。救いようのない駄作のTVドラマのことでございまして、類語にだか(駄歌=名詞)もございます。「これってヒドい駄ラマだけあってテーマソングも駄歌だわ」といったように用います。近年ではNHKの朝の連ドラ「やんちゃくれ」などが超傑作駄ラマとして挙げられましょう。
やさいまんなかばこ【野菜真ん中箱】《名詞》
我が家の冷蔵庫の商品名を言いたい、しかし正式な商品名を忘れた、という時にトホ妻がとっさにひねり出したものでございます。言えば良いというものでもございますまいに…我が家の冷蔵庫の正式な商品名は「野菜中心蔵(やさいちゅうしんぐら)」と申します。商品名の方もいささか「つければ良いというものではない」という気が致します。
むしたるのはか【虫垂るの墓】《名詞+助詞+名詞》
野坂昭如の小説で、アニメにもなった「火垂るの墓」(ほたるのはか)というのがございますが、トホ妻はなぜかビデオの箱にこのように表記するのみならず、実際に口に出して言うのでございます。戦争の悲惨を描いた名作と虫垂炎とは関係ないはずでございます。
みしらぬてんどん【見知らぬ天丼】《形容詞+名詞》
同じく、アニメのエヴァンゲリオンのファンの方ならよく御存知、第2話の題名「見知らぬ天井」のことでございます。もちろん、トホ妻は天井という字も読みも存じておりますが、わざとこう言うのでございますよ、わざと。
やきにくていしょく【焼肉定食】《名詞》
「焼肉定食なんだからダメな会社が倒産するのは当然だわよね」といったふうに用います。お察しの通り、弱肉強食のことでございます。定めしどこかで覚えてきたのでございましょう。
ふこうのずんどこ【不幸のズンドコ】《名詞+助詞+?》
このような種類の不幸であれば、沈んだとしても大したことはなさそうでございます。
いちまんにん【一万人】《数詞+名詞》
「アナタってねぇ、掃除は全然やらないくせに部屋ちらかすのだけは一万人なんだから」といったように用います。おそらく「一人前」のことだと思うのでございますがよくわかりませぬ。さすがのワタクシも一万人分はちらかしていないと思うのでございますが…
はどめ【波留】《人名》
横浜ベイスターズの不動の2番バッター波留選手のことでございます。蛇足ながら御存知ない方のために申し添えますと、「はる」が正しゅうございます。
おく・なえ【奥菜恵】《人名》
タレント奥菜恵「おきな・めぐみ」さんのことをトホ妻は「おく・なえ」さんだと思っていたようでございます。実はワタクシもそう思っていたのでございます。トホホ…
おんとちょう【御徒町】《地名》
東京の方には説明は不要でございますね。トホ妻も一応東京生まれ東京育ちなのでございますが…東京の地名にお詳しくない方のために申し添えますと、「おかちまち」が正しゅうございます。