かな様よりの投稿

 はぁはぁ…修羅に倦み疲れ、更新もママならないヒサンな状況のいわんやを救うのはいつも新着投稿。今回はかな様からの初投稿でございます。これぞまさに干天の慈雨、砂漠にオアシス、カモにネギ、トンビにアブラゲ、ブタに真珠…

 このところ、お互い多忙で疲れきっていて、そのせいでなんとなく夫と心が通わない気がします。時間がたてば解決するのだろうけど、ちょっぴり不安。

こんな時は、すねてみても、甘えてみても、なんとなくしっくりといきません。
・・・・・・・そこで言いがかり。

:あなたって、もしかして『釣った魚に餌はやらない』タイプなの?

:え?釣った魚に・・・餌・・・やる・・やる?

:やらんでしょ??

:えっ。釣った魚にも餌やるよなあ。

:(もしかして意味わかってない?)『釣った魚に餌はやらない』って言葉あるでしょ?

:え・・・あ〜・・・。うん。やらんのや、そうそう。

:いいから。意味言ってみて。

:だから魚を釣ったら餌をやらない。

:いいから意味言ってみて!!

:だから、わかってるって。
  
にんじんを目の前に吊り下げても効果はない!ってことやろ!

:きゃはは。あはは。きゃ〜〜(笑)

:え?・・・意味教えて〜。

 

 人の辞書に『釣った魚に餌はやらない』という言葉はないようで、素晴らしいので意味は教えないでおきます。夫ってトホホ夫?それともわたしがトホホ妻?

 れはなかなか考えさせられる投稿でございます。コトワザやそれに類した慣用句が時代と共に常に変化していくというのは時々聞く話でございまして、よく知られた例では「情けは人のためならず」という言葉が最近では「情けをかけるとその人を甘やかすことになるから、かけない方がむしろその人のためである」という本来とは正反対の主旨のコトワザに変化してしまった…などという例もあるくらいでございます。

 葉は生き物でございます。変化するのです。ですから「釣った魚に餌をやらない」というコトワザもおそらくかな様の御主人の中では「にんじんを目の前に吊り下げても効果はない」という主旨に変化…して…いる……ま、単に御存知なかったのでございましょうね…。

 かしこうも考えられませんでしょうか?結婚した妻から「アナタって釣った魚に餌をやらないタイプよね…」などと言われると、(本来的な意味で解釈すれば)夫としては結婚前とウッて変わって自分が妻を粗略に扱っているのを追求された気分になるものでございます。それを回避するために、ここは一つとぼけてゴマカしてしまえ…とばかりに御主人がムッチーの仮面をかぶって高等戦術に出た…とは……あまり思えませんですね。かな様、このたびは投稿ありがとうございました。

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