スカーレット様よりの投稿4

 様おなじみスカーレット様から久し振りの投稿でございます。実はこの投稿はずいぶん前に頂戴しておったものでございまして、多忙にカマケてずっと抱え込んでおりましたが、次のオフ会も近付いてきた時期にタイムリーなお話でございますので、遅くなりましたが公開させて頂くのでございます。

 夜、突然現れたゴキを処刑、後始末しているとき、突然中学時代のことを思い出しました。
とっても仲良しの「とっちゃん」とのことです。

 っちゃんは小学校からの仲良し、
他の同級生が石蹴り・かくれんぼ・ゴム段なんかで無邪気に遊んでいるとき、ワタクシたち二人は、ウィーン少年合唱団に憧れ、バレーボールの選手に憧れ、キャロライン物語を読み、政治を語り(合衆国に限定^^)・・・・夢見る夢子・乙女チック(?)な二人でした。
(もちろん、ゴム段も縄跳びもかくれんぼもドッジボールも石蹴りも陣取りも三角ベースボールも率先してやってましたが・・・)

 んな二人の好きな作家の中に富島健夫がいました。「中学生が富島?!」と驚かないで下さい。
当時は今のように本屋で立ち止まるのも恥ずかしくなるようなエ○作家ではなかったのです。健全な少年少女の恋愛小説作家だったのです。(いつの間にあんなになったの?)
 その富島健夫の小説で「少年が腕を刺す蚊をそのままにしておく」シーンがあったのです。あこがれている少女が蚊になって自分のところに来ているのじゃないか・・と思って刺されるままにしているのです。(内容の記憶はとっても曖昧)で、そのシーンにとっちゃんがとっても感動して・・・

 の話を二人でしているときに一匹の蚊が飛んできたのです。
その頃、クラスメートのH君にあこがれていたとっちゃんはH君かもわからないからとうっとりして蚊の行方をみています。で、その時ワタクシの腕にその蚊がとまって、とっさに叩いたんです。
もう、とっちゃんの怒ること怒ること!
謝ろう思ったけど、あまりにしつこく怒るとっちゃんに切れて、つい言ってしまいまったんです。
H君が油虫(ゴキのこと)になってきても殺さへんの?
H君は油虫にはならへん!
蚊になるくらいやったら、油虫にも蝿にもなるかもわからんやん!

とっちゃんに2週間ほど絶交されました。

 では歯医者さんの奥様で、しっかり旦那様を支えているとっちゃんですが、今度あったら、腕に蚊に刺された後がいっぱいあるかどうか、確かめてみようとおもいます。ありそうで怖い(笑)

子供って、無邪気というか、今思うとバカらしくなる事も、当時は真剣でしたね。

 フ会に参加できなくて、念をとばしてる皆様(とくにキプロスのseiko様)、まちがってもゴキに姿をかえてワタクシの前に現れないでほしいものです。

 おお、何ということでしょうか。折しも今度の3連休の3日目、16日はスカーレット様主催のオフ会でございます。行きたいなぁとお思いになりながら、御都合が悪かったりお住まいが遠かったりして御参加出来ない方もたくさんいるはずでございます。中には念をトバしたり幽体離脱したりして参加してやるとムボウなことをお考えの方も…きっといるのでは…。

 や、まぁ別にいいのですよ。ワタクシはゴキブリは「見て凍りつく」ほどキライではございませんし、蠅や蚊だってガマンしようと思えば出来ないことも…たぶんないと思いますが…。しかしオフ会参加がかなわなかった方々が乗り移ったゴキブリ・蠅・蚊などが楽しそうにテーブルの回りを踊り回るオフ会は、その…え、衛生上ちょっと御勘弁頂きたいのでございますが…。

 かし富島健夫でございますか。ワタクシの知る富島健夫と言えばもう十分立派にエロ系作家だったと思うのですが、スカーレット様が中学生であられた頃はまだ健全な恋愛小説家だったのですねぇ…。時代の差、年代の壁、親子の断絶でございますなぁ…。スカーレット様、このたびは投稿ありがとうございました。ついでながら16日のオフ会にはぜひ殺虫スプレーを御持参頂きとうございます。

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