キシモ様の投稿

 回頂いた初投稿はキシモ様からでございます。キシモ様は男性でございまして、投稿から推測するに、どうやら車を使うことが多いお仕事についておられる御様子。「仕事で車を使う」ということに関しては若かりしワタクシにも相当暗い思い出がございますが…。

 うやく寒〜い季節もおわり、希望に胸膨らむ春がもうすぐそこまで、と思っていたのに・・・

 日、仕事先からの帰り道に車で高速道路を走っておりましたところ、突然 バシッ!と音がしてフロントガラスのすみにヒビがはしりました。対向車のはねた石が直撃です。修理代5万数千円の出費に痛む心が癒されかけた一週間後今度は同じ客先の駐車場での悲劇が起こりました。

 物を出そうと後部ドアを開いたその時、ビュワーッと背後からの強風にあおられたドアは隣に駐車してあった軽ワゴン車の側面に衝突してしまいました。車の持ち主は従業員の女性の方でしたので、トラブルはマズイと思い事態を説明して修理に出していただく事にしました。 がっ、修理見積額がでてびっくり!板金がへこんだわけでもなく、こちらのドアの塗料が薄く付着したぐらいなのでせいぜい1万〜2万とふんでいたのがなんと、またまた5万数千円とのお知らせにトホホ・・

 揺する心を慰めるようにプラス思考につとめる事にしました。
「高速道路の悲劇! 飛び石がフロントガラスを貫通し運転中の男性の頭部を直撃」
「あわれ!春風にあおられたドアに腕を挟まれて手首骨折」

こんな新聞記事があっても これは私でなくて良かったよかった!! (-_-;)

 でに掲示板などで何度か書いたかと思いますが、ワタクシは23才の時、会社に徹夜泊まり込みの翌日、ブツを指定箇所に納品に行き、その帰り道に会社近くの交差点で横から来たトラックとモロにぶつかり、会社の資産であるクルマを1台廃車に追い込んだという経験がございます。山のようなヤジウマに囲まれ、挙げ句の果ては交番に行き…まさにバカき日のトホホな汚点としか言えぬような思い出でございます。

 「新入社員、入社1ヵ月で事故死」「会社泊まり込みで休日納品!過酷な労働が若い命を奪う!」といった記事にならなくて良かった…と、キシモ様のようにプラス思考で考えたいところでございますが、あの時はそんな余裕などモートーございません。特にヤジウマの好奇の目に囲まれながらブッ壊れた車のエンジンをかろうじてかけ、ヨロヨロと会社まで乗って帰るミジメったらしさときたら…たとえケガをせずに済んだとしても、事故というのは相当恥ずかしいものなのでございます。

 れに比べればキシモ様の悲劇などはまだまだ軽い方で…と申し上げたいところでございますが…「5万数千円」×2=たぶん11万円弱…でございましょう?こ…これは…。いや実を申しますと、上述いたしました「社有車全損・廃車事件」の後、ワタクシが一体いくら経済的損失をこうむったかと言えば、これは正真正銘、ゼロ円なのでございまして、そう考えるとワタクシの例の方が幸運だった…のか?キシモ様、このたびは投稿ありがとうございました。

投稿ファイルINDEXに戻る