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FreeBSD4_2

まずCD-ROM

買ってくるの面倒だし、FTPはトロいので、家の本を漁ったらUNIXUSERの2001年2月 号にFreeBSD4.2が入ってた。ラッキー

インストール

これは手順通り。CD-ROMから起動が出来なかったので、起動ディスクを作ったのと、 その際、10年以上前から保管しておいたFDDが結構な数イカレてる事が判明した くらいだな。

NICが遅い

インストールは完了した。だが、ネット接続が異常に遅い。ping打つと70%くらい パケットロスしてる。これは幾らなんでもおかしいので、ケーブル替えてみたり 試行錯誤する。

どうも駄目なので、ドライバを疑う。DELL GXL 5133(マシン名)で検索かけると、 NICは 3COM 3C509Bらしい。dmesgでも3C509Bと出ているので、ドライバの誤認識 ではない。

後はIRQの衝突か。調べようがないので、3comのページからドライバをダウンロード してくる。

DOSの起動ディスクがないので、[[インストール-起動ディスク作成]]の方法で起動ディスク を作り、ダウンロードしたファイルから必要そうなものをコピーする。

起動ディスクから起動。が、画面が真っ白で何も出来ない。フォントのトラブルっぽいので、 日本語フォント関連のファイルを抜いたら正常に立ち上がった。

どうやらPnPが効いていて、それが原因のようだ。3COM PnPはFreeBSDから起動しようとすると IRQ5、DOSからだとIRQ9を割り当てようとするが、両方とも他のデバイスで使われている。 IRQの衝突で多分間違いない。

PNPDSABL.exeを起動してPnPを切断、0x210/IRQ10に割り当て、カーネルも再構築して 認識されせると、きちんとpingが通るようになった。

NFS

ハマりました。とりあえず、NFSサーバー上では、/etc/exports

を設定します。

 /       -alldirs  -ro -network 210.248.74 -mask 255.255.255.0

こんな感じ。「/」はマウントポイントです。普通のディレクトリを指定すると/var/log/messages にエラーが報告されます。-roで読取専用。あとはネットワークを制限してます。

で、次に

 # portmap

 # nfsd -u -t -n 4

 # mountd -r

を実行。というかすでに実行されてた。/etc/exportsをいじった後は、それぞれに kill -HUPでHUPを送っておくのを忘れないように。

クライアント側では、

 # nfsiod -n 4

を実行してクライアントデーモンを走らせ、

 # mount 210.248.74.51:/ /lroot

を実行。df -nをすると、一応マウントされてる。が、

 # ls -l /lroot

を実行すると、

 ls: lroot: Permission denied

と出る。NFSサーバー(210.248.74.51)のログを見ると、

 Dec 19 12:04:06 laurel /kernel: NFS request from unprivileged port (210.248.74.50:3645)

とある。非特権ポート?ってことは、特権ポート(1024未満)しか認めないってことか。

mount_nfsのマニュアルを見ると、 -Pオプションというのが標準 (reserved) のソケットポート番号を 使うらしいので、

 umount 210.248.74.51:/ # 一旦マウントを外す

 mount_nfs -P 210.248.74.51:/ /lroot

として、ls -l /lrootとすると……動いた!