あおとも様よりの投稿3

 きサックス奏者として、就職を前にした学生として、充実した生活を送っておられるあおとも様から通算3度目のトホ母ネタ投稿でございます。日本文学、特に詩歌の世界においては「母」の枕詞と言えば「たらちねの…」でございましたが、トホ妻帝国においてはどうも「母」の枕詞は「あおともの…」というのが定着しそうでございます。

 年はオリンピックでテレビにかじりつき!って方が多かったのではないでしょうか。
もちろんあおとも家でも、家族総出でサッカーの試合状況に一喜一憂したり、柔道の試合見て審判について家族会議も催されたのでした。

 て、柔道といえば井上選手が金メダル取ったのは記憶にございますでしょうか。
このとき、私とトホ母2人でそのLive中継を見てそれはもう大騒ぎでした。
もちろん、表彰台で母親の遺影を高く掲げた場面もみていました。

あおとも:いやぁ〜かっこいいなぁ〜
トホ母 :かっこいいねぇーあんたも遺影掲げてよ
あおとも:・・・・・どこで?
トホ母 :今度の演奏会で。感動ものじゃない!!!
あおとも:・・・・そんなんかっこわるい〜
トホ母 :そう?涙ボロボロじゃない。
あおとも:・・・

・・・・サザエさんでも演奏しろっていうんでしょうか・・・・

 なみに、あおとも様が遺影を掲げて舞台に上がる予定?の演奏会は、頂いたメールによると「今度の演奏会というのは11月11日でございます。トホ母ももちろん来場するので、トホ母とお話したいという方はもちろんのこと楽しいステージを繰り広げますので、ぜひぜひぜひぜひ御来場下さい!!!」とのことでございますが、ワタクシこの投稿を拝読して、たちまち演奏会当日の演出プランまで思いついてしまったのでございます。

 やかな演奏会…しかし、見るとサックス奏者の胸には母の遺影が…悲しみをこらえてサックスを吹く若者…そして演奏される曲目はラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」、シューベルトの「アヴェ・マリア」、シベリウスの「悲しいワルツ」…びぇ〜〜っ!(泣)…想像しただけで泣けてまいります!この状況で涙を我慢できる聴衆が一人でもいるとは思えませぬ。井上選手の表彰式をはるかに凌駕する感動的な演奏会になるのは確実でございましょう。

 かし、フと目を転じると、客席には遺影と同じ顔の元気なそうな御婦人の姿が…驚きタマゲる聴衆…おおッ!なんと意外性に満ちた斬新な演出!あおとも様、ここはひとつ母上の御指示通り、遺影を胸に舞台に上がってはいかがでございましょう?シドニー五輪の、あの退屈な開会式なんてブッ飛ばすようなセンセーショナルかつショッキングな演奏会として長く語り継がれるのではないかと存じます。もちろん別の意味で長く語り継がれる可能性の方が大きそうではございますが…あおとも様、このたびは投稿ありがとうございました。

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