★あおとも様よりの投稿4
御存知、トホ母ネタのスペシャリスト・あおとも様から通算4度目の投稿でございます。過去にレンジ寿司ネタや遺影ネタ等々で我々に感動を与え続けている母上でございますが、今回はトホホネタの“原点”とも言える「カギネタ」でございます。
「トホ妻は、カギを忘れること多し」というのはトホ妻帝国では常日頃議論(?)されていることですが、さて、トホホキャリアを積んだトホホ母になるとどうなるのでしょうか。
先日、私はいつものように大学に仕事に行きました。端末についてから「あっ、ケータイわすれた〜。ま、いいか〜昼までに帰るし」と、大して気にもせず、学生のサポートセンター業をしていたのでした。
仕事を終えて家に帰ったら、玄関でトホ母が待ってました。そして、いきなり
トホ母:なにケータイ忘れてるのよっ
私 :??何かあったの?
トホ母:カギ取りにいってもらおうと思ったのにっ
私 :??自宅のかぎ忘れたの?
トホ母:それもだけど、車のカギよ〜〜〜!!
私 :もってないよ〜そんなの〜事情が全く飲みこめないまま、私のカギでトホ母と家に入り、
トホ母:いまから行くから遅れるって祖母にいっといて!
私 :????????(どこに行くんだ??)そう言い残して、颯爽と家を出て、何事もなかったかのようにいつも通り車に乗って帰ってきました。いったい何があったんだ?後日、祖母から事情を聞くと・・・
私が仕事中、トホ母は祖母を車に乗せて買い物へ出かけました。駐車場にいれるとき、隣の車の車庫入れがヘタクソで、ぶつけられそうで怖いので、外に出て注意しようとしたそのとき
「がちゃっ」
・・・キーさしっぱなしでドアロックがかかってしまいました。トホ母は慌てず(いつものことだからだと思われる)、私にカギを持ってくるよう電話したものの、電話にでません。そこでカギを取りに3キロ以上ある自宅まで祖母をおいて、おまけに家のカギの入ったハンドバックも置いて元気よく走って帰りました。
祖母は家のカギのは入ったバックまで預けられて、ただ呆然として見送ったとか・・・
しかし、家に着いたときにカギがないのに気づき、家に入ることもできず、おちつきなくじたばたしながら私をまっていたようです。それから上記のようなちんぷんかんぷんなやりとりのあと再び3キロ以上あるスーパーまで突っ走ったとのこと・・・つまり、高尾山を登山口から中腹まで往復で突っ走るようなものです。完走したときには、祖母は「さすが長年テニスやってるだけある」と感心したそうです。
逆に「さすが年季はいったトホ妻だけあってレベルが違う」と年季の分だけ苦労する息子の私がは深い深いため息ついたのは言うまでもありません。車のカギさしっぱなしに加え、さらに家に帰るのに手元にある家のカギを忘れて家に帰るなんて…従ってトホホキャリアを積むと、
「カギを忘れても動じない」
「家のカギ忘れて家まで走って帰る」
「家族のせいにする」そんなトホホキャリアより「予備カギを持っておく」という普通の危機管理能力を身につけろ〜!と思うのはトホ母(妻)を持つ息子(夫)共通の悩みでしょうか・・・トホホ。
何を隠そう、先日あおとも様が参加された吹奏楽演奏会終了後にワタクシ、今やすっかり有名人となった「あおとも母」とお目にかかり、御挨拶まで交わしているのでございます。いや〜、あの時はさすがにどう対応したら良いのか分かりませんでした。光栄・羞恥・困惑・動転といったモロモロの思いが交錯して、ひたすら恐縮してしまったワタクシでございます。想像よりもスレンダーな、とても明るくかわいらしい母上でございました。
日頃からテニスなどにいそしみ、体力的にも若々しい母上であるとは漏れ聞いておりましたが、どうもこの投稿を読むところでは想像を絶する脚力のようでございます。そして「脚力」と同時に「忘却力」の方も相当のモノがあるようでございまして、まさに「トホ母の王道」をゆく貫禄というものでございましょう。敬服せずにはおれませぬ。
しかしあおとも様も来年からは就職でございますからね〜。いざ社会人となってしまえばあおとも様が「トホ母国際救助隊」となって緊急出動するのもかなり難しくなるのは避けられませぬ。弟サンがいるとは言え、やはり緊急時のリスクヘッジは必要でございましょう。カギをネックレスとしてブラ下げるとか、髪飾りとしてカギを常に頭髪に刺しておくとか…え?もちろん、ワタクシはアイディアを御提供するだけで、実際にソレを実行するのは御子息であるあおとも様、アナタでございますよ〜。あおとも様、このたびは投稿ありがとうございました。
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