デブりん様よりの投稿

 ブりん様から頂戴した投稿は今までにないものでございます。まぁ強いて分類するとすれば「トホ義母ネタ」とでも申せましょうか。御主人が奥様の母上について描写するという斬新な角度からの投稿でございます。御主人+奥様+奥様の母上というメンバーで北欧を旅行された時のヒトコマでございます。

その1. 観光バス内反復横飛び事件!?
 
の旅行は30名ほどの団体旅行。観光地では当然ながら観光バスで見学しております。そのバスでは1人1席で、ほとんどの人はその席から移動する事が無いのですが、お義母様だけは右側に行ったり左側に移ったり大忙しです。まるで反復横飛びのようでした。なぜ!?

 
の行動理由は、景色を良く見るためと思われがちですが実のところは「日光による紫外線からの逃亡」だったりするのです。このバスではカーテンが固定されていて閉められない状況だったので、お義母様は右側が日陰になるとそちらに走り、左側が日陰になると、そちらにカニのような横歩きでそそくさと移動を続けておりました。特に圧巻だったのが、国際大会用のスキーのジャンブ台を見学した時です。山の上にあるので、そこまでイロハ坂状態で日陰の位置が交互に左右に変わります。お母さんはきちんと日陰についてバスの中を左右すばやく動いていました。
そのお母さんを見て、妻共々トホホと感ると同時に、可愛いお義母様だなと感じました。

その2. 列車内1人大騒ぎ事件 
 
ルウェーで高山鉄道に乗りました。この時は満席でさすがにお義母様の反復横飛びはなく、進行方向右側に陣取って居りました。列車からの景観は最初のうち、私達&お義母様の座っていた右側が素晴らしく、お義母様は『ほら早く、見て見て!!すご〜い』と大声ではしゃいでいました。 しかし、しばらくすると左側の景観の方が山々の中から滝が流れ落ちていたりし、みんなそちらを覗いておりました。しかしお義母様は1人右側を見ており、大声で『見て見て!』とハシャグもんですから左側の窓にいた観光客も驚いて振り返り、右側を見ます。              私も右側を見ますが何も目新しいものはありません。キョトンとしていると『ほらほら高山植物よ!』とあっさり言い切りました。恐らく私・妻ともに皆もトホホと感じていたことでしょう。

 義母様はそれにも臆することなく、大声で『見てみて岩よ、見てみてヤギよ!見てみて車よ!見てみて雲よ!見て〜…』と連発してました。その度に全員そちらを注目し、トホホ顔をしていました。しかしお義母様も途中で『あら嫌だ!騒いでいるのは私だけね。』と顔を真っ赤にし、うつむいてしまいました。可愛い妻の可愛いお義母様です。

 だ一つ疑問が残ります。一緒の車両の皆様は年齢もお国柄も違うのに、何も無い事が分かっているのに何故、母様の言葉に踊らされて何度も何度も振り向いたのでしょうか?
お義母様パワーです。

 やぁ〜これは斬新です。トホ妻・トホ母・トホ夫等々の話は数あれど、「配偶者の親」に関するトホホネタというのはトホ妻帝国建国以来初めてではないかと存じます。実は、頂戴した投稿メールにはもう一つ、「フィヨルド観光船やせ我慢事件」というネタも記載されておりまして、そればかりか、デブりん様は「お義母様ネタ」は今回の旅行だけでもあと5つや6つはあることを示唆されておったのでございます。

 タクシ、断腸の思いで今回は上記2つのネタのみを掲載し、「フィヨルド観光船やせ我慢事件」は御本人の了解を得てカット致しました。その理由の一つには長文になりすぎるから、ということもあったのですが、ここまでネタの充満した御旅行であれば、折角ですから御自分で旅行記HPをお作りになった方が面白いということをお勧めしたい気持もあったのでございます。

 はこの投稿をお送り頂いたデブりん様と、その奥様とはワタクシいささか面識がございまして、あの奥様の母上ならこの投稿のような天真爛漫な様子も頷けるような気がするのでございますが、「可愛い妻の可愛いお義母様です」と書かれるあたり、デブりん様のお二人に対するやさしい視線が感じられて、実に微笑ましい気分になって参ります。デブりん様、このたびは投稿ありがとうございました。を返しに伺ったときに後日御札を返しに伺ったときに

投稿ファイルINDEXに戻る