meg様よりの投稿

 回初投稿をお送り下さったmeg様は22歳の若い奥様&お母様でございまして、2001年の8月には第2子が御誕生の予定なのでございます。初めてのコドモを育てるとなれば、母の苦労は並み大抵のものではないというのは想像できますが…ああ、しかしそれに致しましても…万一、お食事中の方がいらっしゃいましたら、お読みになるのは食事が終わってからの方がよろしいかと…。

 が家には2歳半になる愛らしい息子がおります。
この息子は朝起きるのが大変遅く、2歳にして水商売従事者のような生活を送っております。その日も朝というよりは昼に近い時間に起きてきた息子は、ついているテレビのCMに目を奪われながらなにやらおケツの辺りをポリポリと右手で掻いておりました。

 りと機嫌良く起きてきた彼の様子に安心したわたしはパソコンに向かいお気に入りのページをのんびり眺めておりました。しかし、この『のんびり』が災いしたのか、その後の息子の様子などてんで気にしていなかったわたしに災難がふりかかったのです。

 と気付くと、息子がまだ眠そうな顔をしながらわたしの足元にまとわりついています。
(そろそろお腹すいたかな?)
などと、わたしは思いましたが彼の要求は違うところにありました。

 なにやら臭うのです。
 まあ、乳児・幼児につきものの『排泄物(大)』の臭いですから(ああ、オムツ替えて欲しいのか)
と、わたしは冷静に判断し、新しいオムツを取りに席を立ったその時です!なにやら『んにょっ』とした感触が足元に...
...どうやらブツを踏んでしまったようです。

 ばらく呆然としていたわたしも、ようやく事態を飲み込むと(ああ〜やられたあ〜)と思いつつ、そばにあったティッシュをとり、哀れな自分の足と床を拭こうとしゃがみこんだら...!!

 んと、わたしのひざ下全てが愛しい息子のウ○チまみれなのです!!足元にまとわりついていたとばかり思っていた息子は自分の手についたブツを、こともあろうにわたしの足になすりつけていたのです!!
 はっと気付いて部屋を見まわすと、せまいアパートの一室のほぼ全域が彼の排泄物に汚染されているではありませんか!!

大体、息子の小さい体からこんな大量の物が排泄されるなんて想像できたものではありません。

 在、妊娠3ヶ月のわたしは『つわり』の真っ最中。
この状況(と臭い)に吐き気と脱力感を感じ、しばし現実逃避しておりましたが、ほうっておくわけにもいかず、泣く泣く掃除を始めたのでありました...

 ぁ〜ッ!うわぁぁ〜!まさにウ○コの悪夢!ワタクシも赤ん坊の頃は十分クソガキでございましたが、さすがにこれほどまでの偉業は達成しなかったと思います…ううう〜…2才半のコドモから排出されるウ○コの量というのがどのくらいのものなのかよくわかりませんが…しかし想像するだけで…いや、あまり想像したくない光景でございます。

 かしmeg様、ワタクシはこのクソまみれの投稿を拝読して打ちのめされると同時に、息子サンの将来に小さな光明をも発見したのでございます。ワタクシの記憶では、稲垣足穂というヘンな人が書いたヘンな本の中に「自分の大便で便所の壁に落書きするコドモは将来画家になる」というヘンな一節があったはずでございます。ひょっとすると息子サンには部屋&母の足を使って何かを表現したいという激しい芸術的欲求が存在し、たまたま手近に存在した“画材”でそれを表現したのではないでしょうか。

 2才半にしてここまでの“大作”をたちまちのうちに仕上げる程の息子サンでございます。ピカソ並みの天才かも知れませぬ。キャンバスなどという矮小な芸術領域ではなく、部屋やビルといった巨大な対象物に対して壮大な造形活動を行なう環境アーティストとして名をなすかも知れぬではございませんか。ただ願わくば、その造形活動に際してはウ○コ以外の“画材”を使用して欲しいのでございますが…meg様、このたびは投稿ありがとうございました。

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