ぽー様よりの投稿2

 ー様からは2度目の投稿でございます。ワタクシ存じませんでしたが、ぽー様には弟サンがいらっしゃったのでございます。姉と弟…ワタクシが敏感にならずにおれぬテーマでございます。おそらくぽー様が11〜12才、弟サンが4〜5才の頃のお話でございましょうか…

 々、7歳年下の弟のことを、ちいママ気取りで連れ歩いていた頃のこと。
だいたいが、強いおねぇちゃんにはひよわな弟ってのがお決まりのパタ−ン。
で、遊園地もジェットコ−スタ−系はぜ−ったいダメ、お化け屋敷系も超苦手という弟。

 る夏休み、デパ−トの屋上に 「納涼お化け屋敷」 が特設されていた。
入ろ、は〜い〜ろ〜♪ 大丈夫、おねぇちゃんがついてるもん!!
嫌がる弟の手をむりやり引っ張り、中に入った。

いきなり、ぐにゃ〜っとした感触に足が捉えられる。
うぅぎゃぁ〜! こわいよ、こわいよ〜!

弟、いきなりのダメ−ジ。 後ずさりして、入り口から逃げようとする。
大丈夫、ぜっ−たい、おねぇちゃんが守るから!

そう断言した手前、自分は怖がってられない。
おばけに扮したアルバイト学生が物陰から 「 にゅぅ〜 」 と出てきようものなら、
あ、すいませ−ん、弟が怖がるので、おどかさないでくださ−い!
必死に叫ぶ。

・・にもかかわらず、弟耐えきれず、泣きながら入り口へと戻ってしまった。
ふ−んだ、弱虫〜! 」 しょうがないので、ひとりで、進む。 実は、ちと心細い。

と、前方に自分くらいの小学生の女の子を3〜4人?引き連れた男の人発見。
きゃぁ〜、こわ〜い! 」 と口々に言って、その男の人に抱きついてる。

「 そっか−、あの人、このお化け屋敷の『怖がる女の子を慰める係』の人だ−♪ 」
と、勝手に解釈した私は、「
こわ〜〜い!!! 」 とその男の人に思いっきり抱きついた。

・・すると・・、
私たちのパパに何すんのよ−!

その人は、その女の子たちの、パパ だったのでした・・・(-_-;)

しか−し、姉の威厳にかけても、そんなヘマをやったと悟られてはいけません。
何事もなかったかのように涼しい顔で出口まで行き、心配そうに待っている弟に、
あんなの、ぜ−んぜん怖くなかったわ! 」 と、えばって帰って行きました。

しかし私がその夏、そのデパ−トに2度と足を踏み入れなかったのは語るまでもありません…。

 タクシの知る範囲では弟を持った姉というのは大きく「弟を可愛がる保護者型」と「弟を自分専用のイジメ人形扱いするオニ型」の2種類に大別されるようでございまして、後者の典型である姉によって暗黒の幼少時代を過ごしたワタクシと致しましては、他人事とは思えぬ投稿でございます。いやがるのをムリヤリお化け屋敷に引きずり込まれる弟…残酷な笑いを浮かべて弟の手をひっぱる姉…あああ…幼い幼児の泣叫ぶ声が聞こえてくるような悲痛な投稿でございます。

 かし「お姉ちゃんが守ってあげる」と言ってくれるだけ、まだぽー様の弟サンは幸福かも知れませぬ。ワタクシなんてもっとヒドい目に散々遭っております。見知らぬ土地でオニ姉は泣叫ぶワタクシを置き去りにして逃げたのでございますよ!信じられますか?!ワタクシ、そのあと延々と泣叫びながら大変な迷子になったのでございまして…え?この投稿の主旨はそういうことじゃない?それが何だと言うのです!あの悲惨な出来事を思い出して感情的にならずにおれましょうや?!

 の投稿を読む限りではぽー様はおそらく「姉分類」の前者ではないかと思えるような気も致しますが、それにしても気にかかるのは弟サンのその後…。弟サンはチャンと真人間に成長されたのでしょうか?このお化け屋敷の恐怖がトラウマになって犯罪に走ったりしていなければ良いのでございますが…え?この投稿の主旨はそういうことじゃない?トホ姉である自分の話?それが何だと言うのです!ぽー様、このたびは投稿ありがとうございました。

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