悪野猫之信様よりの投稿

 タクシ、最初は男性だと思ってしまった悪野猫之信様は女性でございます。しかも昨年末に入籍を済ませたばかりの、新婚ホヤホヤ、出来たて・採れたての新妻でございます。まだ湯気がたっていて、皿の上で背ビレがピクピク動きそうなくらい新鮮な新妻がお送り下さった投稿の舞台は初夜…。

 籍の夜のこと。
その日は、新妻としては、年越しそばぐらいは自分が作ろうとけなげに決心してました。
だって、元旦から実家(私の)に帰るつもりだったのだもの。で、蕎麦の材料として、蕎麦とえびのてんぷらとを買って帰りました。夜の10時ごろ海老天をいれた蕎麦(ちょっと塩辛かったかも)を作り、うまうまと食しました。(言っておくが味は普通だったよ、味は)
そのとき私は自分の許容量を越すそばを食したため、海老天には手をつけずに下げたのであった。

 しくも(?)その日は初夜、と呼ばれるものだったのですが。「20世紀中はしない」と断言した私。ので、清らかに21世紀を迎えたのでした。

1/1の1:00AM頃。
「ちょっと・・・」旦那がいきなり、トイレに走りこむ。
「げー。ざー。げぼ。ぐぼぼぼ」トイレから異音が・・・・・・。

しっかりと、食あたってる旦那。そしてシンクロするように団地の上階の人の足音、トイレの音。
・・・・何故だろう。

 がトホホ妻と化す前に旦那がトホ夫になってくれました。(自分のことが先に投稿できると思ったのにねぇ)旦那には「初夜に食あたった男」として生きていってもらいましょう。

 々聞く話でございますが、結婚式→披露宴→そのまま新婚旅行に直行といった強行軍スケジュールで御結婚されたカップルなどは、ようやく落ち着いて新婚初夜を迎えるのはハネムーン先のホテル。しかし、たいていの場合は新郎新婦ともに溜まりに溜まった疲労でグッタリしており、そのうえ悪くすると飛行機酔いなどを併発したりして、ほとんど半病人状態で初夜を過ごすといった例も少なからずあるらしゅうございます。

 かし新婚初夜にエビの天ぷらに当たった例というのはワタクシもあまり聞いたことがございません。いや、そもそも新婚初夜が大晦日の年越しの夜という例も初耳でございます。しかも時あたかも100年に一度の世紀をまたぐ夜。ううむ…悪野様御夫妻を「新世紀夫婦」として祝福して良いのか、はたまた「ドンヅマリ世紀末夫婦」としてエンガチョした方が良いのか、判断に苦しむところでございます。どうも投稿を拝読する限りでは後者のような気も致しますが…。

 は申せ、どうせあと5年もすれば初夜の時どうしてたなんてすっかり忘れてしまうもの。御主人も「オレは初夜に食あたったオトコなんだ…」などというトホホの十字架を一生背負うようなことはございますまい。もっとも猫之信様が今後コトあるごとにそのことをムシ返して御主人をイジメなければ、の話でございますが…。悪野猫之信様、このたびは投稿ありがとうございました。

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