かっぱ帝国女王様よりの投稿2

 っぱ帝国女王様から2度目の投稿が下賜されました。これより慎んで掲載させて頂きます。皆様、この投稿を拝読するにあたっては、キチンと脱帽の上、御起立頂きたいと存じます…。

 日、私が住んでいるある地方都市に新しいデパートが開店しました。ちなみにデパートの名前は松○屋なんですけどね・・・。その前は、そ○うというデパートだったんです。


 
れは、まだ、そ○うがあった頃、私が若妻だったときのトホホでございます。
私は、ある夏の日そのデパートの前のバス停でバスを待っておりました。
私のほかに、二名の若い女子(推定年齢二十歳)が同じようにバスを待っておりました。
そこへ、ふらふらと若い男子(推定年齢20〜25歳)が歩いて近づいてきたのです。
茶髪で、ニヤニヤしてて、はっきりいって私のタイプではありませんでした。
その男子は、しばらく私たちの方をチラチラ見ていましたが、しばらくすると片方の女子に「どこ行くの?暇?」などど声をかけていました。その子には、無視されてしまいましたが・・・。
今度は、もう片方の子にも同じように声をかけていました。この子は優しい子だったみたいで無視はされませんでしたが、やはり断られていました。


 
の光景を見た私は「へへん…」と心の中で笑っておりました。するとどうしたことでしょう…!今度は、そいつが私の方に向かって歩いてくるではありませんか!やはり、人妻の色気は若者をひきつけずにはいられないものがあるのでしょうか!困ったわ!!どうしましょう!!ちょっと好みじゃないけど、女性の本物の良さのわかる彼とお茶くらいならいいかな・・?いや、お腹すいたし割り勘なら食事も…(キャー)それくらいのチャンスを彼に与えたっていいかもよ…!!
カモン、若者!!ビバ、若者!!彼は私の前に立ちました。
そして信じられない言葉を口にしたのです・・・!!

・・・ねぇ、100円ちょうだい

 のときの私は思いっきりハニワ顔になっていたと思います。
「100円?なんで・・?」
「電車に乗りたいんだよね」(お猿の電車にでも乗れよ!!)
その近くに名○屋鉄道と愛○環状線の駅はありますが、100円で乗れる区間はありません・・
私は、ハンドバックから財布を出すと100円玉を彼に渡しました。100円を手にした彼は駅とは反対方向に歩いて行きました。そのあと、私は何事もなかったような顔をしてやり過ごしましたが、二名の若い女子が(プ笑)の表情をしていたのを見逃しませんでした。(ちくしょう!!)

 いうわけでホントにあのそ○うの代わりに松○屋になって、これであのまがまがしい思い出に終止符がうたれるか思うと今度からあのデパートでたくさん買い物しようと楽しくなります〜〜♪
・・・・もちろんたくさんの100円玉を使いますわよ・・ほ〜〜ほほほ!!

 ははは!とても高貴な御身分にあらせられる女王様とも思えぬ内容の投稿でございます。名古屋地区には土地勘のないワタクシですが、うーむ…バスを待つ女性をナンパし、かつ人妻に100円をセビるクソガキがタムロする街…うーむ、そ○うデパートはひょっとしてヤタラと治安の悪い名古屋のスラム街みたいな場所に立地していたのか?だとしたら倒産するのも当然か…って、そんなわけございませんですね。

 はワタクシも高校生の頃、知らないオッサンに金をセビられたことがございます。相手はちょっとヨイヨイの入った感じの、汚い身なりのオッサンでございまして、小心な高校生だったワタクシは結局小銭をセビリ取られたのですが…その時セビリ取られた金額がいくらだったのか…?おそらく100円か200円くらいであったと思います。ただ、そのおっさんが寄ってきた時にワタクシが「カモン、おっさん!!ビバ、おっさん!!」と心の中で叫ばなかったことだけは、絶対に確かでございます。

 そらくかっぱ帝国女王様は今後の人生において何度も松○屋デパートを御利用になられることでございましょうが、そのたびに「ああ、ここは昔はそ○うだったっけなぁ…」「そういえば、昔ここのバス停で若者に…いや、バカモノに100円せびられたっけなぁ…」「ちくしょー!何度思い出しても腹が立つ!こうなったら100円使ってやる!」などと行ってデパ地下で100円のコロッケでもお買い上げになるのでございましょうねぇ…。トラウマ、というやつでございますねぇ…。かっぱ帝国女王様、このたびは投稿ありがとうございました。

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