★夏様よりの投稿
みなさんこんにちは〜!本日の投稿コーナーは番組を変更して「いわんやのトホホ英会話教室」をお送りしております。本日のレッスンは「S」と「T」の発音の区別の難しさについて御一緒に勉強して参りましょう。それではいつものように、最初にアトランタにお住まいの夏様から寄せられたメールからお読み下さ〜い。
私の夫は超ど級アメリカ人でございます。日本語なんぞ話せません。その御両親も似たりよったりで、天麩羅さえ食べた事が無かったりします。そういう環境ですと、私の拙い英語でコミュニケーションを取らなければならない訳で…
(失敗も英語のせいに出来ると言うメリットもございますが。)英語というのは、ご存知の通り、文法から発音まで、何もかもが日本語と違います。
特にRやL,Th,V と言った発音は日本語に無いもので、結構苦労いたします。
特にTの発音は、簡単そうに見えて、気をつけて発音しないと、TではなくSの音になってしまいます。
発音が違えば、別の単語に聞こえるわけで、コミュニケーションはうまく行きません。さて。
明日には結婚して6ヶ月目になる私どもですが、事件のあったのは、結婚したばかりの頃。義理の両親が新婚の我が家へ遊びに参りました。新妻としては、良い所を見せたいと、柄にも無い事をまだ思う時期でした。和やかな団欒の後、夫が小腹が好いたと言い出しました。まだ、お尻に根が張っていない時期でございます。足取りも軽く、
「軽くサンドウィッチでも食べる?何か作ってあげるわよ。ピーナッツ・バター・サンドウィッチなんてどう?あなた、とっても好きじゃない。」
夫を気遣い、彼の好きなものを作ろうとする新妻の役を義理の親の前で演じたかったわけでございます。決して「戸棚にクラッカーがあるから、それを食え〜」何ぞとは言わないわけでございます。
ところで。
とんでもない所に話が飛びますが、これを説明しなければこの先の展開は理解できないと思います。男性器の事を、正式名称で“ペニス”と申しますが、英語では“ピーナス”と発音いたします。
さて、話を元に戻しますが。
“夫を気遣い、彼の好きなものを作ろうとする新妻”役の私は、彼が好きなピーナッツ・バターで、
サンドウィッチを作ろうとしているところでございました。アメリカ人は、ほぼ例外無く、ピーナッツ・バターが大好きです。にも関わらず、すんごく変な顔をして、慌てている夫…いったい、何が起こったんだ??
私はなにをやらかしたんだ??察しの良い皆様はお気づきの事と推察いたします。
あまり気を使わず、さらりと言ってのけたために、“ピーナッツ”の、Tサウンドが、Sサウンドに
なっていたのです。あ゛あ゛…
お義母様、うちは、あの、新婚とはいえ、とってもノーマルでございます。ハイ。(撃沈)
はははは…。ただ今の会話例、おわかりになりましたよね?「T」と「S」の発音をキッチリと区別しなかったために夏様は旦那様の御両親の前で赤ッ恥のドツボの中に落ちてしまいましたね〜。それでは今日のレッスンのポイントをもう一度お勉強致しましょう。みなさん「T」の発音に気を付けてワタクシのあとから御一緒にどうぞ。
「ピ〜ナツ」
「ピ〜ナツ」
アメリカ人はピーナツをバターにしてパンにつけたり、そのままポリポリと食べるのが好きです。たとえば男性がかじっているピーナツがおいしそうだから女性のアナタがちょっと食べさせてもらおうと思って「ねぇ、アナタのピーナツ、ちょっとアタシにくれない?」などと言う機会も多いはずですね?そんな時に「T」と「S」の発音を間違えると…いや〜大変なことになってしまいますね〜。仮にこれが男性同志であったとしても…いや〜あまり考えたくないですね〜。
しかし今日勉強した内容を教訓にして「T」と「S」の発音に気をつければもう大丈夫ですね?ピーナツでも男性器でも、アナタの望んだ方がちゃんと提供されることでしょう。みなさん、今日勉強したことを忘れずに楽しい英語生活を送って下さいね。夏様、このたびは投稿ありがとうございました。それでは「いわんやのトホホ英会話教室」、また来週までごきげんよう、さようなら〜。
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