チュウ太郎様よりの投稿

 ュウ太郎様から初めての投稿を頂きました。チュウ太郎様はそのお名前から男性を想像しがちでございますが、女性でございます。しかもメールによると「南の島に住んでいます」ということでございますが…南の島…ドコでしょう?トホ妻帝国の新しい海外支店?ま、まさか、バ…バ…バリだったり…?

 のお話は、今は亡き母との最後の日のトホホな会話でございます。
あれは・・・私が、もうすぐ25歳の誕生日を迎えようとする、とある日曜日の車での会話。

「チュウ太郎ちゃんも もう25歳になるのねー」(すごく感慨深げに・・)

「そうだねー」(嫌な予感?!)

「誰か いい人はいないの?」(私の方をとジッーと見つめる)

「いたら日曜日なんぞに母親に付き合ってはいません」(受けて立とうではないか・・その挑戦)

「あのね、結婚もそろそろ考えないとね!」(以前この母は、私に対し結婚など無理にしなくていいのよ・・等といっておりましたのに・・どういうい風の吹き回し・・)

「うーーーん」(以前といっている事が違う!!絶対に!!)

「ママ、思うのよ!失敗しても1度は、お嫁に行って人並みな事やって、子供作って、戻ってきたらいいんじゃない?ねー!」(妙に説得口調で・・・爆弾発言)

「・・・・・」(どこの世界に、自分の可愛い一人娘に、失敗する事を前提に結婚のススメをする母親が居るのでしょうか??(тт)あーーーーーっ)

トホホ…母親に失敗を前提に、結婚をススメられた娘は、私位なのでは?
その時は、母親も認めるほどに‘結婚向けではない!”と言う事??等と深ーーく傷つきましたが…

 の日、帰宅後母は、倒れこの世を去りました。最後の会話となりましたが・・なんとも、あの母らしい後を引く、思い出に残る会話でした。
 その後の私といえば、三十路を過ぎる現在にいたっても(あの会話が引っかかり…イヤッ!)人並み(←強調)に人生の冒険をする勇気がもてずに独身を楽しんでおりまする。( ̄ー ̄)ニヤリッ

 はワタクシ、この投稿を頂戴した時、ちょっと迷ったのでございます。お母様のお言葉はまことにトホホなエピソードでございますが、そのお母様がその直後に亡くなられたとは…。「この投稿をお笑いネタとして掲載していいものか…?」と思ったのでございます。しかしチュウ太郎様の朗らかな投稿メールの文面に加えて 、おそらくクヨクヨしたところの全くない、明るいお人柄だったと想像されるお母様の“好み”にも沿うものかと勝手に想像して掲載させて頂きました。

 前に何かで読んだ記憶があるのですが、チュウ太郎様のお母様のような“思想”というのは近年少なからず広がっているようでございます。大事な娘をどこかのウマの骨にくれてやるのは惜しい、しかし結婚はしてほしい…という二律背反からヒネリ出された妙案として、「ダメなら戻ってくりゃいい」「戻って来るついでにガキでもついてりゃオマケつきで尚結構」という恐るべき思想でございまして、まぁ結婚なんてさほど深刻にならず、そのくらいの気持ちでいいのかも知れませぬ。

 タクシ自身、深遠な生涯ビジョンなどコレッパカシもないままトホ妻と結婚して…その結果、現在このアリサマなのでございますが…まぁそれでもヒトは何とか生きていけるのでございますよ…はーはっはっは…トホホ。チュウ太郎様にはぜひ掲示板の方で南の島での近況なども知らせて頂きたいところでございます。チュウ太郎様、このたびは投稿ありがとうございました。

投稿ファイルINDEXに戻る