はにまる様よりの投稿3

 外系トホホネタ、それも英語モノのネタを過去何度かお送り下さったはにまる様から、またもや英語系ネタの投稿を頂戴致しました。何しろ外国語がカラむお話でございます。手元に英和辞典などをさりげなく用意致しまして、それではさっそく、久し振りの「トホホ英会話教室」を始めたいと存じます。もちろん、主任講師はワタクシいわんや…

 今時の戦争開戦日に繰り広げられた草の根外交@フィレンツェ(仕事です...)にて。


 
はトルコ人との相性がよく、その日も暢気に仕事の後トルコ人数人と飲みに行ったところ、以下のような話が...。なお全て英語での会話です。日本人にはl(エル)とr(アール)の発音が難しいことを念頭におかれてお読み下さい。

トルコ人「俺は神戸にある某大学にいったことがある」                      
はにまる「ほぉ、地震のあった町だよ」                              
トルコ人「バスケが大好きなトルコ人にはコービー(ブライアント、レイカーズの中心選手。親が神戸牛に感動して子供をKobeと名付けた。本当...)の名前の由来地として有名だが、もちろん地震も知っている」                                           
はにまる「ならいいや。で、そこでの一番の思い出は?」                      
トルコ人「妻と私と、日本人の同僚で日曜に飲みに行ったら、どこのテレビもなんだか同じようなグラフや表ばかりだしているんだ....」                                  
はにまる「そんな高尚な番組ばっかりじゃないけどなぁ、日本のテレビは。とくに日曜はね...」       
トルコ人「そうかと思って、その日本人に聞いたんだ、今日はなんか特別な日なのかって。そうしたらナショナル=エレクション=デーだとさ。妻は日本に対する認識をその晩に変えていたよ。」         

う〜ん、変えて欲しく無いなぁ...。たかがLとr、されどLとr。

 【election】名詞:選挙 

 い、皆様、おわかりになりましたか?つまりこのトルコ人の方はたまたま日本にいた日曜日が選挙の日にあたったために「どこのテレビも同じようなグラフや表ばかり」という状況の遭遇したわけでございますね?ナショナル=エレクション=デーを直訳すれば「国家の(国民の)選挙の日」。おそらく総選挙か、衆参同時選挙の日だったのでございましょう。

 【erection】名詞:1.直立・起立 2.建立・建設 3.勃起

 ーまいがーッ!!これはいけません!特に3番目の意味はヒジョーにいけません!3番目の意味を適用してナショナル=エレクション=デーを直訳すれば「国家の(国民の)勃起の日」…ど、ど、どういう日なのでございましょうか?ワタクシには想像すらつきかねますが…おそらくそのトルコ人の奥様は日本中のテレビが「表やグラフ」を使って「国民の勃起」について分析検討していると想像した…のでしょうか…ししし、知ーらないっと。

 LとRの発音は間違えると大変なことになります。有名なところでは「ライス(rice)」であれば「ごはん」のことになりますが、「ライス(lice)」だと「シラミ」の複数形になってしまうといった例もございます。シラミは食いたくございませぬ。シラミを食うよりは、まだ「国家の(国民の)勃起の日」に参加する方が個人的には好ましいような気もしてまいりますが…はにまる様、このたびは投稿ありがとうございました。

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