KAZ様よりの投稿

 やトホ妻帝国投稿コーナーの一大勢力と言うにふさわしい海外組。今回の投稿はアメリカにお住まいのKAZ様からの初投稿でございます。海外ネタにふさわしく、今回はまぁ一種の「航空関連ネタ」とでも申しましょうか…。

 生、アメリカ在住9年のバツイチ男であります。


 
れは、私が昨年、出張中の飛行機と空港ターミナルでの話です。
一つは、ニューヨークからシカゴへの機中。尿意を覚えた小生は、迷わず機内後方のトイレへ。左右2つあるトイレの内、未使用のサインの出ていた方のドアを開け、中に入ろうとすると、いきなり「エクスキューズ・ミー」と言う大きな女性の声と共に、白く浮き上がったお尻が目の前に。

 そう、その女性は、鍵をかけずに、用を足し、パンツとズボンを上げる前に、トイレを流そうと、後ろ向きになっていたところでした。小生、慌てて「エクスキューズ・ミー」の言葉を返すと共にドアを閉め、用も足さずに、自分の席へ。だって、そのまま待っていると、メデタクご対面ですから。
それにしても、飛行機のトイレって、ドアを閉め、鍵をかけないと電気がつかないのに、よくまあ、あの薄くらいところで。

 う一つは、メキシコ出張の時、ヒューストンで乗り換えの為にターミナルを歩いていた時です。普段は運動の為に、ムービング・ウォーク(動く歩道)があってもあまり使わないのですが、荷物もあり、又、乗り換えゲートまで結構距離があったので、そのときは、迷わず使いました。
 そして、ムービング・ウォークに一歩足を踏み入れ、前を見ると、20メートル程先にみかん箱大の箱を抱えた中年女性(多分)がその上を歩いていました。恐らくその女性、急いでいたんでしょうね。一生懸命歩いてました。が、よっぽど手持ちの箱が重たかったのでしょう。一旦立ち止まると、その箱をムービング・ウォークの上に置き、自分は又、歩き出しました。そして、そろそろムービング・ウォークが終わると言う頃、自分の足元を見て、箱がないことを発見。慌てて、逆走してきました。
 置かれた箱が一人でご主人様の後を追って、ムービング・ウォークの上を歩いてくるはずもないでしょうに。

 〜む…あるものでございますね〜航空関連ネタ。「動く歩道オバサン」もスゴいですが、飛行機のトイレでカギをかけずにイタしてしまうオバサンの危険に満ちた大胆さには頭が下がります。よほど急いでいたのか?生まれて初めて飛行機に乗ったのか?それに致しましても飛行機や空港というのはけっこうトホホの宝庫なのは確かなようでございまして、ワタクシ自身、航空関連ネタとなるといろいろ思い出されてくるのでございます。

 かし、ジャカルタ行きの飛行機に乗った時にスチュワーデスの一人が日本語の出来る外国人(インドネシア人?)だったのですが、機内食を配る時にたまたま彼女が「オニクニナサイマスカ?オサカナニナサイマスカ?」と乗客に聞いてまわる、例の“巡回儀式”を担当しておりました。が、タクシの隣の女性客(日本人)のところに来て同じ質問をしたら、その女性客がよせばいいのに「お魚の種類はなんですかぁ?」と予想外の質問をブツケてきたのでございます。

 ぁ困った。魚の名前なんて知ってるわけございません。日本人スチュワーデスなら「本日は白身のお魚でございます」とでも言ってゴマカせたのでしょうが、この外国人スチュワーデスさんではそこまでの機転は…と、ワタクシが心配していると、彼女は一瞬言葉に詰まった後、「アノ…エート…オ…オ、オサカナデス!」と力強く言い切って、有無を言わせずその場をマトメてしまったのでございまして、隣にいたワタクシは思わず飲んでいたビールを吹きそうになってしまったものでございます。あのスチュワーデスさん、今どうしているのか…?KAZ様、このたびは投稿ありがとうございました。

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