shingo様よりの投稿

 投稿を頂戴致しました。shingo様からでございます。shingo様はとても内気な方なのか、掲示板などでは殆どの方が御存知ないはずでございますが、裏日記の方では足跡を残して下さっておりまして、ワタクシもお名前は存じておりましたが、このたびめでたく「表デビュー」ということになるわけでございます。

 れは、そう、10年ほど前のことでした。
当時ワタクシは、社内で仲のよかったグループで、よく休日に遊びに行ったり、会社帰りに飲みに行ったりしておりました。

 の日も後輩の女の子の誕生日のお祝いを兼ねて、会社帰りに皆でカラオケボックスに行きました。だんだんカラオケが盛り上がってきて、先を争うように予約を入れているうち、ふとワタクシの「暗い歌好き」が出てきてしまいました。中島みゆき・さだまさし、いろいろ迷ったあげく、ワタクシはある曲を選び予約を入れました。

 あ、次は私の番です。
曲が始まりました。ワタクシは歌う気まんまん。でも、まわりの雰囲気がおかしいのです。
後輩のひとりが言いました。「shingoさん、それはちょっと...」

 カラオケは流れつづけます。
"あなたに さよならって言えるのは 今日だけ...."
そう、ワタクシが選んでしまったのは「22才の別れ」。

 タクシはその日が何の飲み会か、すっかり忘れてしまっていたのです。
その日は後輩の女の子の誕生日のお祝い。しかも、ちょうど22才の誕生日だったのでした。
気まずい空気が流れました。せっかくの誕生日会も台無し。

 彼女はその後どうなったかって?

 彼女は今、ワタクシののトナリにいます。ワタクシのヨメサンとして。
(p.s. 当時は彼女とはただの友人で、結婚するとは夢にも思っておりませんでしたが)

 ょほほほ…そ〜でございますか〜、つまりshingo様の奥様は、人生にたった1回しかない自分の22才の誕生日に、まるでソレに対する当てこすりであるかのようにメッチャ暗い歌を唄ってカマしやがった先輩と…御結婚なさったわけなのでございますね〜、にょほほほほほ。

 Shingo様、ショ〜ジキなところどうなのでしょう?shingo様が奥様との御結婚を決意し、実行するにあたって、これから自分の妻となる女性に対する愛情の端ッコのところに「あの時カラオケボックスで気マズい思いをさせてしまったことに対する贖罪の気持ち」「結婚しちまえばあの時のトホホもウヤムヤになるだろうという計算」といった要素がございませんでしたか?ホントに?全然、全く、少しも、1ミリグラムもございませんでしたか?(しつこい)

 かし、何はともあれめでたい話。shingo様と奥様は「運命の赤い糸」ではなく「カラオケのドス暗い歌」で結ばれたお二人ということになるわけでございます。御結婚した後のお二人の歌唱生活は一体どんなモノなのか?もし御夫婦でカラオケボックスに行かれたりするとどんな歌がお二人によって唄われるのか?といったあたりも興味深いところでございます。ぜひその辺のお話も掲示板の方などで御報告頂きたいものでございます。shingo様、このたびは投稿ありがとうございました。

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