杵島太郎様よりの投稿

 島太郎様から初めての投稿を送って頂きました。杵島太郎様は実は去る2月末に…いえ、とりあえず先にお読み頂いた方が良うございましょう。とにかく、杵島太郎様はこの投稿コーナーである一つの記録保持者になられたことは間違いないようでございます。

 ホホ妻と娘がなにやらブツブツと語り合っております。事の発端はこうなんです。
実は小生は去る2月28日に還暦を迎えました。子供達が中華料理店に小生を招いてくれました。それはそれとしてよかったのですが、実は家内の誕生日が3月6日だったんです。

 こから悲劇が始まるんです。3月6日の夕食のテーブルにはいろんな料理や花が飾られるんです。何ごとかと思っているうちに家内と娘の喋っている言葉が耳に入ってまいりました。「自分の誕生日はちゃんとおぼえているくせに配偶者の誕生日はすぐに忘れる人」なんだよねーという嫌味が耳の中に入り込んでまいりました。

 やいや微笑ましいネタではございませぬか。「全く、ウチの亭主ったら…」「お父さんはもう〜」などと言いながら明るい杵島家の様子が伝わってくるような投稿でございます。しかし、この投稿をお読みになられた方はおそらくワタクシ同様、ある一つの箇所に注目されたのではございませんでしょうか?そう、つまり「2月28日に還暦を…」という箇所でございます。

 暦でございますよ?有体に申せば今年60才を迎えられた大先輩というわけでございます。まことにおめでとうございます。杵島太郎様はこの投稿コーナーでの「最年長投稿記録保持者」の座を獲得したことはまず間違いございませんで、こちらの方に関しましてもお祝い申し上げます。おそらくこの最年長記録が更新されることは当分はないのではないかと思われます。幅広い年齢の方々に読んで頂けて、作者としても実に嬉しゅうございます。

 の孔子サマによると、四十にして惑わなかったから「不惑」、五十で天命を知ったから「知命」、そして六十にして「耳したがう」すなわち「耳順」だそうでございまして、「他人の言うことが素直に耳に入ってくるようになる」らしゅうございます。おお!そう思ってもう一度投稿を読むと、ちゃんと杵島太郎様も奥様と娘サンの嫌味が「素直に耳に入って」きているではございませんか!ううむ…トホホ者の人生、かくあらねばならぬと痛感する思いでございます…。杵島太郎様、このたびは投稿ありがとうございました。

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