やっさん様よりの投稿

 っさん様からの初投稿でございます。しかし送り主はヤクザではございません。やっさん様は名古屋にお住まいの奥様だそうでございます。大丈夫でございます。こちらの投稿も頂いたのはずいぶん前でございまして、今確認したら受信日は昨年の11月23日!ひええ!こんなにアップが遅くなりましてまことに申し訳ございませぬ。

 ホホな旦那様「てっさん」について投稿させて頂きます。そもそも事件ファイルに投稿させて頂こうと思ったのは、過去の投稿を読んだのがきっかけでした。

 去の投稿の中でギョーコ様が投稿されたお子さんのトイレの躾のために教えられた
急ぐとも 心静かに手を添えて 外に漏らすな朝顔の露」という短歌が非常に気に入りまして、
すぐさまてっさんに携帯でこの短歌の男バージョン(松茸編)を送信いたしました。

(今頃てっさん呆れつつも笑ってるかしら?)と、てっさんの呆れながらの笑顔を想像していた所、
てっさんからメールが参りました。

あら?何?と思い、そのメールを開いたら、
急ぐなら なりふりかまわずホース手に そこかしこへと恵みの散水」との返歌が。。。

トホホと思いながら笑ってしまいつつ、家の庭で今にトイレをするのでは?と懸念した私は、

散水で 仄かな塩味つく野菜 そのまま皿に盛り笑う妻」とメールで返歌を送信。

 終的にはどっちもどっちな夫婦だなと、実感したお話でした。

 おおお、何とホノボノしたお話でございましょうか。人間の生理と植物の成長、その二つの要素を結ぶ松茸の露。まさにヒトと植物の美しい融合、食物連鎖のヒトコマを見るような思いでございます。実に素晴らしいお話でございますが、もし将来やっさん様のお宅に招かれた時は「自家製野菜のサラダ」を食うのは遠慮させて頂きたいお話でもございます。

 くところによれば、東南アジア地域などでは「恵みの散水」どころか、「自家製固形飼料」をそのまま川のエビや魚に食わせ、それをまた人間が食うといったようなダイナミックな食物連鎖の例も残っているそうでございます。それにくらべれば「恵みの散水」で「仄かな塩味つく野菜」くらい、どうってことはございませんですね、ははは…。

 れに致しましても、携帯メールを使って御夫婦の間で短歌を送り、その返歌を送り、そのまた返歌を送る…実に仲睦まじい御夫婦であるのはもちろんのことですが、「短歌・返歌を送りあう」という古式ゆかしい風雅な行いと、携帯メールという「ハイテク機器」との融合がまた実に美しい。やっさん様、このたびは投稿ありがとうございました。ぜひ掲示板にもお気軽に御訪問下さいませ。

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