ヨッシー様よりの投稿

 ッシー様から初投稿を頂戴致しました。内容から推察するに、ヨッシー様は海外出張が多い方のようでございまして、海外での様々な身の処し方、ホテル関連知識等々に関してもすでにベテランの風格をお持ちのようでございます。しかし同行者が常にそうであるとは限らないわけで…。

 「近頃の若いやつは!トホホ・・・」と言うと、おじさんの繰り言と思われるかもしれませんが、ちょっと聞いてくだされ。


 
張でフィンランドのヘルシンキに部下を連れて二人で行ったときのこと。私はヘルシンキは何度も行っているので、ホテルに着いた後ロビーで初海外出張の部下Aに「じゃあ、30分だけ休んで、7時にロビーで待ち合わせ、晩飯に行こう」とそれぞれの部屋に行きました。


 
時にロビーに降りて、ソファーで待っていましたが7時15分になっても降りてきません。寝ているのかもしれないと思って、電話をかけてみましたが、テープの声で、「ただいま出かけています」と答えるのです。ご存じの方も多いと思いますが、近頃のシティーホテルでは、鍵のカードを入り口近くのスロットに差し込まないと電気も電話も使えないのです。

 
 
降りてくるところだなと思って、さらに15分ほど待ちましたが、まだ現れません。いくら何でもおかしいと思って、ホテルのボーイに「連れが、病気で部屋で倒れてるかもしれないので、部屋を開けてくれ」と頼みました。ボーイと一緒に部屋に行ってみましたが、部屋には誰もおらず、電気も消えています。ボーイに「誰もいないね、ははは」とうつろな笑いを見せた後、さらにロビーで待つこと1時間半。「何かあったんじゃないか。始めての街で事故か犯罪に巻き込まれたんじゃないだろうか」と、いい加減心配し疲れた頃、ロビーにふらふらとAが入ってきました。


 
「どこに行っていたんだ!」他の人に聞かれないように、でも充分怒りが伝わるようにドスの利いた声で問いただします。
「あっ!待ってたんですか?いやあ、部屋に入ったら寝てしまって、気が付いたら7時半だったんであわててロビーに降りてみたら誰もいなかったもんで、おいて行かれたと思って・・・一人で外に出かけました。ははは。」
「ははは、じゃないだろー。電話も通じなかったぞ!?」
「え!カードを差し込まないといけないんですか!?知りませんでした!どおりで電気がつかないなァ、と思ったんです」
「晩飯はどうした?」「近くのマックで食べました」「俺は、食べずに待っていたんだぞ」「それはどうもすんませんでした」


こんなトホホな部下と一緒の出張は、どうなるのでしょう?続きは、また今度。

 ッシー様、こんな部下はヘルシンキのゴミ箱にでも捨ててしまいましょう。実はワタクシの人生最悪の海外旅行「クソ社長・オツボネ1号・いわんや3名によるサイパン社員旅行」でも似たような事件がございました。もちろん、遅れたのはクソ社長でございましたが、その時もワタクシはクソ社長とオツボネ1号の馬鹿っプルをまとめてサイパンの砂浜に埋めて、一人で帰ってしまいたいと思ったものでございます。

 の時もオツボネ1号がホテルの内線電話で社長の部屋にかけてみても誰も出なかったと記憶しておりますが、あのホテルもカード差し込み式だったか…?いえ、そんなことはいいのです。あまり詳しくは思い出したくないのでございます。社長の身に何かあったのではとパニクッて、ワタクシの制止も聞かずに走って見に行ったオツボネ1号がそのあと汗ダク髪ボウボウになって戻って来て、一晩中不機嫌に荒れまくったことなど…思い出したくございませぬ。

 かし、フィンランドの首都ヘルシンキ…もちろん、ワタクシ行ったことはございませんが、どんな所なんでしょうねぇ…。フィンランドと言えばスキーのノルディック競技が強いことで有名。ジャンプの選手にも確かニッカネンとか、プィッコネンとか、アホネンとか…最後に「ネン」の付いた名前の人ばかりいるのはなぜなんでしょうネン…しっ失礼致しました。ヨッシー様、このたびは投稿ありがとうございました。

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