ちゃーちゃん様よりの投稿2

 「トホ妻・夫もの」「トホ父・母もの」「トホ自分もの」など、様々な分類がある投稿コーナーでございますが、考えてみたら「トホガキもの」というのは今まで比較的少ない分野だったような気が致します。今回はまさに「トホガキもの投稿」と言える…かも知れませんが、これが果たして「トホホな息子」なのか、はたまた「ユニークな息子」なのかは論議の余地が大きいのではないかと…。

 学期に入り、4月から2年生になった息子は入学当時からクラスメイトやその親達にまで「変わった子だわねー」と思わせるところがありました。でも私は親ですから、「まあこれくらいは....」と自分で納得させてはいましたが....

 日2年生になってはじめての授業参観がありました。先生も一年からの持ち上がりだし、体制に影響はないし、とフラーっと出かけました。
 国語の音読の授業中、息子は筆箱から定規を斜めに渡して、そこから鉛筆をひたすら転がすという作業をしていました。私は心の中では怒りを抑えるため、「遊んでいてもきっと大きくなったら大物になるのよん」と自分でなだめていたところ、


先生「2年生になって何か困っていることはありませんか?えーそれではちゃーちゃんさん!」
いきなりうちの息子に指名が。すると…

息子「学校の庭に池があります」

親たち、先生「ふんふん」

息子「その中のおたまじゃくしがぜーんぶカエルになったら困ります」

教室は笑いの渦、先生はコメントに窮して「それは本当に困りましたねー」

 りも通り過ぎると、冷静になれます。トホホな子供を持った母はパートに出て裏口入学の資金をためることにしました。カエルの心配をするより自分の心配をしてほしいものです。

 の投稿を拝読して、ワタクシ、遠い昔の授業参観を回想してしまいました。あれはおそらくワタクシが小学校3年生の頃。教室の後ろで参観する親たちの中にはワタクシのトホ母も混じっているという状況で、理科の授業が繰り広げられていたのでございます。折しも先生が「みなさん、人間の身体の中の器官でどんな名前を知っていますか?」と質問致しました。いっせいにガキどもは手をあげ、先生に指されると「胃!」「心臓!」「肝臓!」などと元気良く答えたわけでございます。

 ちろんワタクシだって体内器官の名前くらいたくさん知っておりますから手をあげたのですが、先生がアチコチ指していくうちにめぼしい体内器官の名前はどんどんクラスの同級生たちによって先に言われてしまうではございませんか。しかしここで引き下がってはなるものか、えーと…あと残ってるのは…と思ったワタクシはまたも敢然と再度手をあげました。それを見た先生はようやくワタクシを指名致しました。「はい、いわんやクン」「えーと…肛門」

 の時ワタクシは先生からも同級生からも参観中の親たちからも激しく笑われたものでございましたが…ちゃーちゃん様、息子さんを信じましょう。だってそうでしょう?2年生になって池の中のおたまじゃくしが全部カエルになったら困るじゃないですか!ソレを否定できる人間は誰もいないのです。息子さんは正しい!息子さんは将来はかなりの大物、サイアクの場合でもいわんや程度にはなれるのではないかと…え?それだけは避けたい?と、とにかく、ちゃーちゃん様、このたびは投稿ありがとうございました。 

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