まさ様よりの投稿

 さ様から初投稿を頂戴いたしました。この投稿を頂いたのは、実はもう半月くらい前のことでございまして、例によってバタバタしておりましてアップが遅くなってしまいました。申訳ありません。まさ様はどうやら8月に作成した「イスタンブール旅行記」を読んで下さって、それに“触発”されて投稿をお送り頂いたようでございまして…

 共も夏には家族旅行を致します。
たぶん、いわんや夫妻と同年令あたりで、高校生の娘有り。そこに私のジジババがメンバーとなります。夏は南の島で泳ぐ、踊るをバカンスと考える単純な人種です。それぞれが思い思いのプランをもっているので、ホテルについたとたん誰もいなくなるというのが常であります。         

 と夫は体育会系なので、着いたら水着に着替えおりません。ジジババは買物でしょうか。
せっかくのバカンスですから、美しくなりたいものです。私は高級感のただようエステサロンへ…。リゾート地の良い所は、ビーチサンダルで行けるということでしょうか。フワフワのガウンに身を包み、ベッドに横たわる。アロマの香りによろめきながら、ベッドのまくら元を見れば穴があけてあるのです。

 
 
ごいですよね〜。うつ伏せの時に息が楽なようにしてあるんですね〜。(感激)
何げにその穴に顔を合せたなら、高級な床は大理石。写ってるやおまへんか、自分の顔が。(ビックリ)しかしですな。歳というものは残酷なもので、重力には逆らえないものなのです。

 
 
地よい背面のマッサージの圧が、その顔面をホールに押し込めるわけです。だんだんと人相の変わっていく様を見てしまったのです。力士から・・・・豚マンに・・・。もう自分の顔ながら笑いをこらえるのに必死でした。

 
 
いをおさえた腹筋に疲れ、なんとか施術も終りやれやれと一息ついて、またビックリ。顔についたシーツの跡も、夕方まで消えない近頃の私。くっきりと顔面中央に「天使の輪」ができているではありませんか。不幸なことに、時間は昼間。特殊メイクの甲斐なく、私は天使となって夕食のディナーへとでかけることになったのです。

 情な家族は、私と顔を合わせようとしませんでした。いえ、合わせられなかったのでしょうか(可笑しすぎて)。

 
ふんっ。

 あきワッカ枕と言えば、ワタクシが思い出すのは整形外科で電気治療などをしてもらっている間、頭を乗せておくアレ。幸い?なことにアレは水平ではなく、斜に頭をもたれかけるような角度でセットされておりますから、おそらく“圧力”も弱いはずで、顔にワッカが出来たこともございませんが…

 ういうお話を聞くと、ワタクシも旅行記に書かなかった様々な「イスタンブール・苦渋の思い出」が蘇ってまいります。たとえば黒海を眺望する山の上から降りる時、トホ母・76才のサンダルが突然ブッ壊れ、一歩進むごとにサンダルの底革がパカッとワニの口のように開き始めたことがございました。一体、何だってそんな崩壊寸前のサンダルをわざわざトルコに履いてくるのか?!もしサンダルが崩壊したら、ワタクシは母の巨体をおぶってこの山道を降りるのかと考えて気絶しそうになったものでございます。

 れに比べれば、顔にワッカが出来たくらい何ほどのことがございましょうや。顔のワッカで一体誰に迷惑をかけるというのですか!顔を合わせないようにするなんて失礼千万!…しかしサンダルが崩壊したトホ母が帰りの船の中でずーっとそのサンダルを針と糸で応急修復できないものかとアレコレいじくっていた時は、ワタクシも母とは顔を合わせないように…いや、この日本人のおバアさんと私とは連れではありません、というような顔をしてた気が…まさ様、このたびは投稿ありがとうございまいした。

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