みはる様よりの投稿

 示板ではおなじみのみはる様から、初投稿を頂戴致しました。この投稿を頂いたのはもう1ヵ月近く前になりましょうか…ちょうど掲示板で出血やら失神やらの話が出ていた当時のことで、それに関連して送って頂いたわけでございますが、例によってアップがすっかり遅くなってしまいまして申し訳ありませぬ…

 れは今からウン十年前、私が生まれたときのことです。


 
の父は、待望の女の子だったので、それはそれは喜んだそうです。
あんまり嬉しくて、急に「みんなの役に立ちたい!」と思いつき、たまたま献血車がいたので「献血しよう!」と思い立った。
 でも、そのぶっとい針を見た瞬間、ブラックアウトしたそうで…
献血車の中で休んで、ジュースだけ飲んで帰ってきたそうです。いまだに私の父は注射に弱く、病院は大嫌いです。とほほ…

 

 して私の夫は血に強い。
上の子の出産時は仕事の都合で間に合わなかったのですが、下の子を出産したときは立ちあってくれたのです。何だかね、妙に興奮して目がキラキラしてるんですよ、
「おまえの体の中から、あんなにいろんな物が出てくるなんて!」って…


 
護婦さんに胎盤を持ち上げてもらって裏表を写真に撮ったり、へその緒を伸ばしてもらったり、ちょっと出産直後の妻を労ってよ!と文句も言いたくなるような興奮ぶりで…
 ちなみに、本来は立ち会い出産は出来なかった(立ち会いするためには、事前に講習を受けなくてはならなかった)のですが、看護婦さんとシスター(ミッション系の病院だったので、神父さんやシスターがウジャウジャ居た)が「この人なら大丈夫そうだから、入れちゃいましょうよ」と相談していたのを、私は小耳に挟んでます。


「この人なら、って、どーゆーことですか?」と聞いたら
「いえね、倒れちゃうお父さんが多いんですよ」とのこと。


 
に弱い殿方って結構多いそうで。

 著「種の起原」で進化論を確立した大科学者ダーウィン。実は彼は若い頃は医者を志してチャンと医学部にも進学していたのでございますが、ある日の外科手術の実習で血を見たところそのまま失神し、自ら「医者はアカン」ことを悟って博物学に方向転換したらしゅうございます。ことほどさように「血に弱いオトコ」というのはかなりの確率で存在しているようですが、しかし献血の針で…とは…。

 タクシ、分娩室立ち会いというのはもちろん経験ございませんが、献血回数だけはすでに50回を超えて日本赤十字からサカズキまでもらったオトコ。少なくとも「みはる父」よりは「抵抗力」があると思われますが、しかし胎盤の裏表の写真…とは…。と、とても「みはる夫」ほどの抵抗力&探究心があるという自信はないのでございます。

 かし妻の出産に立ち会って「血に弱いオトコ・強いオトコ」とオトコの方だけトヤカク言われるのは不公平な気もして参ります。たとえば夫がオヤシラズを抜歯するのに妻を立ち会わせたり、夫が大腸バリウム検査をするのに妻を立ち会わせたりすれば、コトによると失神する妻だっているかも知れぬではございませんか。よし。今度オチリ陵辱検査をする時はぜひトホ妻に…居てほしくございませんね…。みはる様、このたびは投稿ありがとうございました。

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