ヨッシー様よりの投稿4

 羅場のためにせっかく頂いていながらアップが遅くなってしまいましたが、まず「海外系投稿」でおなじみのヨッシー様でございます。これまでの投稿は「魅惑のヘルシンキ編」二つの後「感動のモスクワ編」と、寒い国でのお話が多うございましたが、今回は暖かい国・ベトナムからのお話でございまして…

 は、今ベトナムのハノイに居ます。外国ではその国の通貨と日本円との換算がいつも悩みの種ですが、特にこのベトナムでは通貨の単位であるドンと日本円との差が大きいので良く分からなくなってしまいます。現在の所1000ドンが約7円になります。

 

 の間、一人で夜の町をぶらぶらし、ふらっと入ったとある場末のバーでお店の女の子と1時間ほどお話しをして、「帰るからお勘定!」と言い、まあ普通の金額を払い店を出ようとしたら、女の子がチップをくれと言いました。「いくら欲しいの?」と聞きますと、「ギブミー・ハンドレッド・サウザンド・ドン。」と言います。「100万ドン!?、7000円じゃないか!冗談じゃあない!そんなに払えるか!」と叫んで、「日本人と思ってバカにするなあ!これで十分だ!」と10万ドン札を渡して、鼻息も荒く店を出ました。

 

 10mほど行って「はっ!」と気付きましたが、ハンドレッド・サウザンド・ドンとはまさしく10万ドンです。可哀想に女の子は、急に日本人客が怒り出して、高いと騒ぎ、そのあげく自分がお願いした10万ドンを払って帰っていった・・・きっと訳が分からなかったでしょうね。

 語圏では「テン・サウザンド=1000が10個」で1万を、「ハンドレッド・サウザンド=1000が100個」で10万を表しますが、これはワタクシも未だにすぐ計算できませぬ。いつも「え〜と…」と虚空を見上げてしばし暗算の後、やっと理解するというアリサマ。しかもソレに「1000ドンで7円」という計算までからんでくるとなると、とてもとても数学5点のワタクシには…。ヨッシー様が間違えるのも無理からぬコトと思わずにはおれませぬ。

 かしワタクシが感心したのは「一人で夜の町をぶらぶらし、ふらっと入ったとある場末のバーで…」というこの一節。さすがは旅慣れたヨッシー様でございます。マニラでは「一人でぶらりと入った場末の床屋」でボラれるくらいのトッポいワタクシ、「場末のバーに一人で入る」なんてマネはオッカナくてとても出来ませぬ。うーん…ワタクシも行ってみたい…けどおっかない。

 の東西問わず、ドコに行っても大多数の「明朗会計」の店に混じって「ボリ系」の店が混じっているのは避けられぬことで、旅慣れた方ともなれば「ボリ系」の店を嗅ぎ分ける感覚も発達するのでございましょう。まぁ店の側にすれば、外国人客の中にはヨッシー様のような「トホホ系」が混じってる場合もあるわけでございますから、タイヘンなのは客の方ばかりでもないようでございます。ヨッシー様、このたびは投稿ありがとうございました。

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