巻末特別グラビア1. 

台湾 看板・商標図鑑

 御存知のように台湾というところは漢字文化圏。それも大陸と違って旧字体をそのまま使っておりますから、看板や商標などはなかなか見ていて面白いものでございますが、漢字以外にも台湾というのはなかなか笑える看板や商標・サイン等々が目につく国だったのでございまして、その一端を御紹介いたしましょう。

1.台湾の「の」-その1-

 以前、雑誌で読んで「ホントかなぁ?」と思っていたのですが、ホントでした。台湾ではなぜか日本のひらがなの「の」がアチコチで使われているのでございまして、これはワタクシが現地のコンビニで買ったヨーグルト。

 台湾ではカタカナを目にする機会も多かったのですが、それにしてもこの「の」は面白い。何て発音するんでしょうか?…が、まぁとにかく大粒果実です。それがわかればイイんです。

2.台湾の「の」-その2-

 うわー!何だかわかりませんがスゴい!コレはワタクシが猛暑の中の観光活動で水分欠乏しないようにコンビニで買ったお茶。下の方にチャンと「緑茶」と書いてございましょう?

 しかしどうも単なるお茶ではなさそうです。かなーり健康にイイ、何やらスペシャルな緑茶なのに違いありません。なぜかと言えば「油切」だからです。アブラギリですよ?「ケンコウのアブラギリ」。

 こんなスゴい緑茶を飲まずにいられましょうやアブラギリ。このアブラギリ茶のおかげでワタクシはすっかり体内のアブラを切ってもらい、一段と健康になったような気分でございますアブラギリ。

  

  

   

3.台湾の信号-その1-

 ワタクシ、もうコレがすっかり気に入ってしまいました。台湾の歩行者用信号でございます。これはテレビでも見た記憶がございますからたぶん有名なのでしょうが、一応写真にとってまいりました。

 台湾の歩行者用信号、赤の時は右のように赤の人物像が静止しております。これだけなら別にドウということはないのですが、これが青になりますと…

4.台湾の信号-その2- 

 この青い人物像がまるでGIFアニメのように歩き始めるのです。いやこれがもう実にトボケててオカシい。あはははは!!何度見ても笑ってしまいます。

 しかも上のカウントダウンが進んで「もうすぐ赤」になると、点滅ではなくこの人物が「早足」になる、その小走りっぷりのオカシいこと…ああ、動画記録機能があれば…(実はあったはずだけど使い方わからず)

 

5.台湾の非常口

 これも有名でございますね。台湾の非常口サイン。どうですこの迫真のランニングフォーム。ほとんどハードル選手のようではございませんか。

 しかし何しろ非常口です。使用するのは非常時で後ろからは火や煙が迫ってるんですから必死に走るのは当然。日本の、あんな“お嬢さん走り”の非常口サインの方がむしろ非現実的なのではないかと申せましょう。

  

6.台湾のゲツダイ

 これは台北車站(台北駅)で撮った写真でございまして、月台とは何かと思えばホーム。何だかロマンチックですねぇ…月の台ですよ。月台で待っていると、かぐや姫みたいに月からの使者がホームにスーっと入ってくる…と面白いのですが、入ってきたのはもちろん普通の電車でございました。

   

7.台湾の府中

 おおお!台湾を観光旅行していると思っていたのに、いつの間にかオレは府中に戻っていたのか!…と思いたくなるこの光景。台北市内のMRT(新交通システム)にはこういう名前の駅があるんですねぇ。

 何となく面白いのでこの駅まで行って写真を撮り、ついでに降りてみましたが、なかなか繁華な街でございまして、その辺も東京の府中と似ているようでございます。しかし、こんな写真を撮りたいためにわざわざこの駅まで行った外人観光客はこの駅始まって以来なのではないかと…。

 

  

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