2000年2月5日(土) 映画「A・LI・CE」上映初日舞台挨拶 in 新宿ジョイシネマ3
A・LI・CEのホームページのプレゼントの当選賞品とともに、上映初日限定鑑賞券が
送られてきたので、イベントついでに数人でぞろぞろ行ってみました。
劇場前には200名ほどの列。テレビの取材も来ていました。
送られてきた資料には「國府田マリ子も舞台挨拶に参加」と書いてあったんですが、
行ってみると「ビデオメッセージで参加」に変更になってました。やっぱり。。。
いいや、と後ろの方で入ったら、見事に席が無い・・・後ろで立ってみてました。
上映前の舞台挨拶は、以下のキャストとスタッフ。
脚本: 吉本正弘
イワン役: 鈴木千尋
亜利寿役: 清水香里 薄いパープルのワンピースに明るい茶の厚底ブーツ
監督: 前島
●清水香里
・同い年のキャラを演じた感想をどうぞ
すごいアリスって女の子はいろんな感情を持っている女の子で、未来にタイムスリップ
した時の感情とか、そういうのを出すのが難しかったんですが、後半は、そういう
ところがわかってきて、いい子だなと思うようになりました。
・印象に残っているシーン
後半になるにつれて、亜利寿が精神的に強くなるところがあるので、そういう所で、
成長したなかあと思いました。
・モーションキャプチャー
はじめは機械を付けて動きを取るので簡単なのかと思ってましたが、総合で7Kgあるの
で、重さも大変だったんだけど、何もないところで雪の上を歩いているふりとか、
何かがあるふりとか、そういう細かいところが難しかったです。
・テーマ曲のレコーディング
今まで歌ったことがない曲調だったので難しかったけど、歌い込むと亜利寿の
ストーリーに似合っているところがあって、楽しくなった。
●鈴木千尋 アニメ界の貴公子
・ワイルドな役柄でしたが?
アクションシーンが沢山あったので、その時の動きを出すのが大変でした。
・香里さんとの共演は? 香里さんがナチュラルな演技をする方でやりやすかったです。僕が濃いんで、バランスがよかったと思います。
(・・・・前回とほぼ同じ。)
●國府田マリ子(声だけメッセージ)
「今日はアリスの上映初日ということで来て下さってありがとうございます。
今日は舞台挨拶で國府田も飛んで行きたいんですが、どうしてもどうしてもどうしても
行くことができません。リハーサルの初日なので、本人いないとどうしようもないと
いうことでこちらに来ております。ごめんなちゃいね
A・LI・CEと言う素敵な作品にご一緒させていただけまして、ありがとうございました。
そして、来てくださった客席の方、ありがとうございました。」
●監督
始めはビデオの仕事だったんだけど、非常に良い出来だったので劇場版にしようと言うことになりました。
11月に一回上映していますが、それよりも追加したシーンなどあり、よりいいものに仕上がっています。見ていただいた方もいらっしゃるかと思いますが。
・見逃さないでというシーンは?
全部見て欲しいんで。絵いいです。
●音楽
・エピソードは?
時間との戦いでした。30曲弱ほど、3週間ほどでということで、それが大変でした。
映画となると、動きつくとよけいに。
・テーマ曲 声優としてではなく、歌い手としての香里さんを見ていかが?
それはもう。聞いて頂ければわかると思います。最初は緊張してらしたんですが、
後半はもう、平気でいらっしゃいまして、30分程しゃべっちゃったりとかしました。
●脚本:シェンムーの吉本さんが担当していただいてます。
・訴えたい点:一人の女の子が未来に行っていろいろな事件に巻き込まれて成長する、
というストーリーです。難しいことをいわずに見ていただければいいと思います。
●監督
・最後に
今回の作品はすべてCGでできております。キャラクタも背景も全てCGの作品です。
CGと言うと、これまでは特殊効果としてしか使われておりませんが、今回はずっと
メインとして作られております。新しいメディアを見ていただければと思います。
トークが終わると、花束贈呈。
続いて上映。
一度見ているため途中で退場すると、ロビーで香里ちゃんがインタビューを受けて
いました。そのまま近くで観賞してたんですが、途中で出てくる一般客はいないと
思われたのかまったく問題無しでした(笑)。
その後、香里ちゃんは劇場の支配人らしき人に
「映写室見たことないでしょ。見せてあげる」
とまるでナンパのような誘われ方で去って行ったので、我々も退出。