1998/11/01(日) OVA「KIRARA」完成披露試写会 in 九段会館

1998/11/01(日) 14時開場、14時半開演

当初9月発売予定だったものが、スケジュールの遅れで来春発売延期になっての試写会。
ところが再度間に合わなくて延期との発表があっての開催となり、今度は何を見せて
くれるかと不安半分興味半分での参加でした。
私なんかは、上映自体はすでに目的じゃなくて、さる筋から「参加する」と聞いていた
由美子ちゃんが目当ての参加だったわけですが。

開場少し前に会場に到着すると50人ほどの列。程なく東宝の服部さんが顔を出し、
「本編の完全な形での上映はできなくなってしまいました。その旨をご了解
 いただいた上でご入場下さい」
とのお詫びのご挨拶。
ほとんどの人は既に承知していたようで、ブーイングの声は特になし。

入場して早速2列目の座席を、友人の分も含めて確保。物販は原作コミックスとCDで、
特典は生写真。既に持っている写真ばかりだったので今回はパスしました。
会場の後ろの方を見ると、shunkiさん他、千秋ちゃん、由美子ちゃんの偉い人たちが
陣取っていました。shunkiさん曰く、
「お忍びで後ろのほうで見るだろうから。」

開演すると、まず東宝の服部さんと偉い人たちのお詫びと決意のご挨拶。
・本編40分の半分以上が黒画面
・絵がある部分も作監の高橋氏の手が入っていないので絵柄が違う
・来春の予定ではあるが、今の状況で日時を案内しても同様の状況を招くと
  いけないので、完成間近になってからアニメ雑誌での告知、ファンクラブでの
  連絡を行うのでそれを待ってほしい
・今回のお詫びの品は、試写会場限定書き下ろしKIRARAテレカ
とのこと。
10月からのTVアニメはそれまでにも増して本数が増えてスタッフの取り合いになって
いるようだし、9月に間に合わなくてスタッフのスケジュールを押さえられなくなったのかな。
服部さんはこの件で心労が続いているのか、結構やつれていました。
偉い人がそれだけの決意を示したんだから待ってあげましょう。でも、
今度やったらさすがに見捨てられるからねぇ。

上映自体は、予告通りひどい状態で、黒画面に止め絵、セリフと画面の不一致と
とりあえずある画像を押し込んだ感じで見られたもんじゃなし。
逆に、見ない方が完成時に新鮮に見られたかもとちょっと後悔しました。
本編ではエンディングが入るらしいところで、代わりに伊藤健太郎と千秋ちゃんからの
メッセージトークがあり。
各地のイベントの感想(「暖かく迎えられた」とか、「水戸黄門やりました!」とか)
から、琴乃さんから届いた写真を見ての感想ほか。最後に千秋ちゃんが
「デビュー作品なので、頑張ってアフレコに取り組みました」と締めて終わり。

続いて、サプライズゲストとして、大沢千秋ちゃんと小林由美子ちゃんが登場。
shunkiさんたちと、もう一つ別の集団からコールが入る。この別の集団のやつら、
いろんなイベントで見かけるんだけど、周囲好き勝手やってくれるんで迷惑なこと
この上なくて合わない。向こうも同じこと思ってるのかも知れないけどね。
あとでshunkiさんと、「もうちょっとshunkiさんの大沢千秋のエラい人としての
知名度が上がらないとね」と言う話になった。
確かに渋チュ参加などは私の方が多いものね。
千秋ちゃんは黒のミニワンピース。由美子ちゃんは赤Tシャツとカーキ色のベストに
グレーのプリーツミニスカート。
簡単な紹介に引き続き、二人と服部さんでトークショウでした。内容は以下の通り。

・イベントで各地を回った感想は?
大:いろんなもの食べさせてもらっておいしかったです。
服:いろんなもの食べさせたのに、結局「もずく」っていうんですから。
小:やっぱり北海道が印象に残っています。あと、静岡です(会場の一部から笑い)。
  私がスカートはくと嵐を呼ぶんですよ。
服:確かに小林さんが行くとこ行くとこ天気悪かったですね。台風まできましたし。
  逆に大沢さんは晴れ女ですね。イベントで行くと晴れるんです。熊本もそう
  でしたね。
大:馬がいました。
服:えー、お祭りがあって、それで馬がいたんですね。いきなりじゃ何のことやら(^^;
大:はい、そうです。で、なんで熊なんですかって思いました。熊いないのに。
小:私はやっぱり助さんです。参考に日光江戸村行きましたが、あのようなところに
  住みたいですね。
大:そうそう、服部さん、カエルが似合ってましたね。
小:水戸黄門での着物は、成人式に向けての予行演習でした。
服:そういえばそんな年でしたか。大沢さんは二学期が始まっていますね。9/15の
  イベントのときにはちょうど試験前とおっしゃってましたが、試験はどうでした?
大:・・・
服:あ、触れちゃいけない話題だったようですね。
  そういえば、11月下旬発売のボイスアニメージュの「解体新書」のコーナーに
  載ります。ぜひ見てみてください。
服:では、KIRARAのアフレコの感想はいかがですか?
小:自分の声を、外から聞くと「うひょー」ですね。
  音響さんから、「怖い」と言われます。「力が入り過ぎてる」って。
大:画面から自分の声が出るのを見てて、うれしいのと、皆に見られて恥ずかしい
  のと両方です。あと、「発音が悪い」とよく注意されました。
服:アフレコは、さらにもう一回やり直しますが。
小:やります!
大:少しでもうまくなったなって言われるように頑張ります!
服:最後に、歌についてはいかがですか?
大:単独で聴くよりも、作品の中で聴くと違って聞こえて、嬉しいです。
小:絵だけじゃなくて曲が入るとジーンと来るところがあって。感じが変わるんですね。

トークは以上で終わり。続いて、二人のデュエットで「Power of Love」。
二人で歌うのは8/1の名古屋試写会イベント以来かな? 今回は二人の息も振り付けも
ぴったり合ってて、見てて気持ち良かったっす。
客席では前のほうと後ろの方でサイリウムが振られ、コールが入った。
コールについてはいろいろ言いたいこともあるけど、公の場なので割愛。

二人が退場して終演。
会場を出る際にテレカを受け取る。結構よいデザインでこれは気に入る。
退出後、shunkiさんはじめいつものメンバーで飲みに行く。イベントに参加できな
かった人たちに「由美子ちゃん達出演したんだから来ればよかったのに」と
意地悪な電話攻撃をするshunkiさん。でも仕事じゃしかたなかったですよね。

P.S.テレカは、同じデザインの物をアニメイトで見かけました。たぶん同じ物。

Maci: makoto-s@tt.rim.or.jp