京成クハ2100形/モハ210形 4両編成キット(1/80 16.5mmゲージ金属キット)


Masterpiece 16 シリーズ

京成クハ2100形/モハ210形前期タイプ 4両編成キット  床下機器付(1/80 16.5mmゲージ金属キット)
価格 \88,000(税別)

京成クハ2100形/モハ210形後期タイプ 4両編成キット  床下機器付(1/80 16.5mmゲージ金属キット)
価格 \88,000(税別)

◆ プロトタイプについて

かつて京成電鉄では、自社線内のみで運用される車両は、戦後に緑の濃淡の組み合わせで塗装され、青電と呼ばれていました。
1959年より、都営浅草線乗り入れに伴って、改軌が行われて赤電の登場となります。
本企画では、懐かしい青電時代、最晩年の姿を再現する為、「青電」形式として最後まで残ったクハ2100形・モハ210形の4両編成を模型化します。

2100形は、1952〜3年に2101〜2111が、汽車製造と帝國車輛工業にて製造された半鋼製の片運転台制御車です。
1962年〜1964年に車体が全金属化され、前面窓・戸袋窓がHゴム、その他の窓枠がアルミ化されました。
ただし前面窓・戸袋窓の部分は、角ばった形状のと、周囲に凹みが有るのが特徴で、木枠時代の名残が見られる形状をしていました。

210形は1932年に製造された両運転台の駆動車でした。
1967年に完全中間電動車210形、211 - 219として更新され、車体、足回り共にほぼ完全に新製されました。
この際、2100形との組み合わせで以下の4両編成が固定編成として登場します。

★本企画では、この時代の4両編成を、前期タイプとして製品化します。

1970年に入り、クハ2100形の車体特別修繕が行われ、車体側板が張り替えられました。
戸袋窓部分の凹みが無くなり、前面窓の形状も回収されました。
ヘッドライトは2灯となり、アンチクライマーの大型化、尾灯の角形化の変化も見られました。
このタイプは、その後1980年代に入りファイアーオレンジの「赤電」塗装に変更され、1988年に廃車されるまで活躍しました。
2102編成は、最後に“さよなら2100・210形”として“青電”カラーが復刻されました。

★本企画では、この時代の4両編成を、後期タイプとして製品化します。


◆ キット概要

折り曲げ済みエッチングボディーに、ロスト製前面を組み合わせる構成です。
屋上機器、床下機器部品等は、各種ロスト製部品、ホワイトメタル部品となっており、全てキットに付属します。
台車枠、車輪、動力、パンタグラフ、カプラーは含みません。
動力は、弊社製NSドライブユニット等をご利用下さい。
パンタグラフは、取付寸法 14×16mmのPT43 ホーン1本 ないしはPT42等が近似形状で対応します。
クハ2100形の台車は、KS-104でしたが、日光製TR-59が近似形状で対応します。
モハ210形用の台車は、FS-365でしたが、日光製FS-345が近似形状で対応します。

以下はサンプルの前期タイプの組立写真となります。一部、部品が未取り付けです。
以下京成クハ2100形です。






以下京成モハ210形です。





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