富士身延鉄道買収国電シリーズ(1/80 16.5mmゲージ金属キット)


◆ プロトタイプについて
富士身延鉄道は、大正9年に富士 - 身延間を蒸気動力で開業しましたが、1927年から1928年にかけて電化と延長区間が行われ、18両の半鋼製電車が新製されました。
その後、1941年に買収・国有化されました。
戦後は主に飯田線北部で使用された後、1956年から1958年にかけて廃車され、13両が私鉄へ譲渡されています。
本企画では、この中より代表的な車両の国鉄買収後、及び私鉄譲渡後を模型で再現できるよう、製品化致します。

国鉄モハ1200形 (旧富士身延鉄道モハ100形 → 昭和16年買収後モハ93形) 床下機器付(1/80 16.5mmゲージ金属キット)
価格 \34,000(税別)

元は1927年にモハ100形として日車で製造された17m級の車両で、両運転台のリベットが特徴の車体でした。
1951年から行われた更新修繕後の姿をプロトタイプとします。
後位運転台を撤去して貫通扉と貫通幌、運転台側面に乗務員扉を新設し、パンタグラフがPS13等に交換されました。
台車はTR14(DT10)に交換されました。
高松琴平電気鉄道1201としても製作可能です。旧モハ1202
制御電動車(Mc)の1201と制御車(Tc)の1202の2両で固定編成を組み、琴平線の急行用車両「りつりん号」として使用されました。

弘南鉄道モハ2250形 (1961年3扉化)床下機器付(1/80 16.5mmゲージ金属キット)
価格 \34,000(税別)

弘南に譲渡後、3扉化した車両で、日車製にルーツがあるモハ2251、2252、2253をプロトタイプとします。

国鉄クハニ7200形 (旧富士身延鉄道クハユニ300形 → 昭和16年買収後クハユニ95形) 床下機器付(1/80 16.5mmゲージ金属キット)
価格 \30,000(税別)

1951年から行われた更新修繕後の姿をプロトタイプとします。
郵便室を客室に転用して「クハニ」となり、旧郵便室扉を客用に転用していますが、便所の位置、側面窓配置はそのままでした。
後位妻面に貫通幌が新設され、台車はDT10、またはTR11に交換されました。
高松琴平電気鉄道1202としても製作可能です。旧クハニ7202

弘南鉄道クハニ1280形 床下機器付(1/80 16.5mmゲージ金属キット)
価格 \30,000(税別)

弘南に譲渡後、一部ドアステップ高さが変更されたクハニ1281をプロトタイプとします。




◆ キット概要
特徴有る車体を、細密なエッチングで再現します。
屋根板は、オデコ部分をロスト部品としています。
ライト類、ジャンパー栓等、ロスト部品を多様し、細密に再現しています。
床下機器は、対応部品が付属します。
キットには、台車、動力関連、カプラーは含みません。
適応台車は、いずれも日光製DT10となります。
モハのパンタグラフは、PS-13が対応しています。取付寸法14×16m

以下は、国鉄モハ1200形のサンプル組立写真となります。一部の部品は未取り付けの状態です。











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