阪急200形 (1/80 16.5mmゲージ金属キット)


Masterpiece 16 シリーズ

阪急200形キット 2輌セット(1/80 16.5mmゲージ金属キット)
価格 \54,000(税別)

日車 M-12 台車枠キット 1輌分(1/80 16.5mmゲージ金属キット)
価格 \5,000(税別)

KS-1-A 台車枠キット 1輌分(1/80 16.5mmゲージ金属キット)
価格 \5,000(税別)

◆ プロトタイプについて
1937年、田中車輌にて、当時の京阪電気鉄道が建造し、その後の変遷によって阪急電鉄に帰属した電車です。
阪急では珍しい流線型電車で、電動車1両(201号)と制御車1両(601号)の2両編成1本のみが製造されました。
阪急帰属後も形式名は引き継がれましたが、制御車の601号車は、神戸・宝塚線用の600形電車と番号が重複することから、 1956年に251号車に改番されています。
後年、輸送量の増加する千里線では、他車種との併結も出来ずに扱いにくかった為、嵐山線でのピストン輸送に従事していました。
1970年にさよなら運転を行って廃車、解体されています。

15m、2扉の小型車で、流線型の大胆なデザインをはじめ、ノーシル・ノーヘッダーの美しい車体です。
本キットでは、前面、妻面をロスト一体部品とすることによって、この特徴有る車体を細密に表現致しました。
製造当初は、屋根上ベンチレータが設置されておらず、車体前面に小型の通風孔がありましたが、 戦後、ベンチレータの設置、前面窓の固定化と前面通風孔の閉鎖が実施されています。
本キットでは、この戦後の姿をプロトタイプとしています。

塗色は登場当初、窓回りをクリーム色、下半分がコバルトブルー、窓下には白いラインが入っていましたが、 後年は阪急標準のマルーン色となっています。

台車は、当初ブリル27MCB-1(201)、及びM-12(601)を履いていました。
戦後、201号は汽車製造製のウイングばね式KS-1-Aに台車交換し、乗り心地が改善されています。

◆ キット概要
折り曲げ済みエッチングボディーに、ロスト製前面、妻板部品を組み合わせる構成です。
屋上機器、床下機器部品は、各種ロスト製部品、ホワイトメタル部品となっており、キットに付属します。
椅子、吊革部品もエッチング製で付属します。

台車、パンタグラフ、カプラーは含みません。
パンタグラフは、イモン製PT-42等が対応します。
動力は、弊社製NSドライブユニット等をご利用下さい。

車体キットに加えて、晩年の姿を再現する際に必要な、2種の台車を発売致します。合わせてご使用下さい。
●日車 M-12 台車 : 601(251)用
●KS-1-A 台車 : 201用

組立サンプルの写真です。
一部ロスト部品は、未取り付けの状態です。製品版では、一部を修正します。












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