近鉄3000系キット(1/80 16.5mmゲージ金属キット)
◆近鉄3000系電車
省エネ車両として、様々な試作要素を盛り込んで1978年に近畿車輛で製造された車両です。
東急車輛製造以外の手による国内初のオールステンレスカーでした。
4両1編成のみの製造でした。
以下の各形式より構成されます。
モ3000形3001 電動車(M)、 モ3000形3002 制御電動車(Mc、改造後はMo) 、 ク3500形3501・3502 制御車(Tc)
これらを組み合わせて4両編成を組成し、必要に応じク3502を切り離すことで、製造当時の京都線運用に存在していた
3両編成での運用ニーズに対応可能としていました。
その後、1991年に、モ3002は運転台を撤去されて4両固定編成化されました。
また、ブレーキシステムに在来車と互換性がなく、運用上ネックとなっていたため、在来各形式と共通の電磁直通ブレーキに
改造され、運転台も変更されました。
撤去された運転台部分の前照灯や乗務員扉など外見はそのまま残されましたが、2002年に車体更新が行われ、
側面に方向幕を取り付けられ、中間運転台の前照灯・尾灯が撤去されました。
乗務員扉はそのまま残されました。
本企画では、2002年の車体更新後の姿をプロトタイプとし、往年の姿を細密に表現します。
★近鉄3000系4両キット 税別予価¥112,000
◆ キット概要
前面ロスト、洋白エッチング抜ボディーの構成です。
側面のコルゲートは、2枚重ねで細密に表現しました。
前面も同様の金属色で、未塗装状態でもステンレス車体を
表現できる事が特徴となります。
もちろん、塗装で仕上げていただいても結構です。
屋上クーラー、床下機器は、ホワイトメタル製ですべて
キットに含まれます。
動力関係は、キットに含まれません。
その他パンタグラフ、台車、カプラー等が必要となります。
台車は、日光製 KD-71が近似台車です。
パンタグラフは、以下が対応します。
エンドウ製PT48 取付ピッチ 19x17mm
以下、サンプル組立写真となります。
以前に特注品として製作したキットを、お客様が組み立てた作例です。
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