クモハ123 (1/80 16.5mmゲージ金属キット)


Masterpiece 16 シリーズ

クモハ123形キット  Aタイプ クモハ123-1(1/80 16.5mmゲージ金属キット)
価格 \32,000(税別)

クモハ123形キット  Bタイプ クモハ123-2/3/4(1/80 16.5mmゲージ金属キット)
価格 \32,000(税別)

クモハ123形キット  Cタイプ クモハ123-5/6(1/80 16.5mmゲージ金属キット)
価格 \32,000(税別)

クモハ123形キット  Dタイプ クモハ123-41/42/43/44/45(1/80 16.5mmゲージ金属キット)
価格 \32,000(税別)

◆ プロトタイプについて
国鉄最晩年1986年から1988年にかけて、余剰になった荷物電車などを改造し、電化ローカル線向けに投入した直流近郊形電車です。
車両の両端に運転台を有し1両単位で使用できる新性能1M電車で、単行運転、ないしは小編成で活躍していました。
形式はクモハ123形のみで、合計13両が改造されましたが、改造元の種車の違いや改造方法により、異なる外観を持つ数種類のグループに分類ができます。
車内の座席は、いずれもロングシートでした。
国鉄分割民営化後、JR東日本、JR東海、JR西日本の3社に継承されましたが、JR東海では2007年、JR東日本では2013年にそれぞれ車両が全廃されました。

本企画では、数種類のグループに分類し、商品化を行います。
現在、以下の4タイプとなっています。



■Aタイプ■ クモハ123-1 種車クモニ143-1 
1986年に国鉄長野工場で改造されました。
松本運転所に配置され、同年11月のダイヤ改正にあわせて使用開始されました。「ミニエコー」と、車両愛称が名付けられました。
走行関係の機器は種車のものを流用しています。
将来のワンマン運転を考慮し、側面両端部に幅1,000mmの片開扉を設けました。
側面窓は幅674mmのユニット窓となっており、一部の窓は種車のものをそのまま流用しています。
ワンマン運転の設備は1990年(平成2年)に設置されました。
★キットは、登場時をプロトタイプとしていますが、 前面部品等、ワンマン改造後を再現できる部品も付属します。

■Bタイプ■ クモハ123-2/3/4 種車クモニ143-2/3/6 
国鉄分割民営化直前の1987年に国鉄広島工場で改造されました。
JR東日本のクモハ123-1とは種車が同じで号も続番となっていますが、外観は大きく異なっています。
可部線向けに改造された3両は、クモハ123-1や40番台と同様両端2か所に片開扉を配置しています。
塗装は地色が白3号で、車体裾に青20号の帯が2本入っています。
第2パンタグラフを撤去し、改造当初から集中式冷房装置(AU75系列)を搭載しています。
前面は種車のままの非貫通構造でしたが、1993年度に貫通扉が設置されました。
1993年に下関運転所)に転属し、小野田線での単独運用の他、105系に併結されて宇部線や山陽本線でも運用されています。
検査の為に下関総合車両所に入場しているクモハ123-4が濃黄色一色となり、2010年5月17日に構内試運転が行われました。
★キットは、前面を非貫通、貫通の2種を選択できるようにしています。



■Cタイプ■ クモハ123-5/6 種車クモニ143 
1987年に国鉄吹田工場で種車クモニ143より改造されました。
201系と類似した2段式側窓となっており、改造当初から前面に貫通扉が設置されています。
2か所に両開扉を設けましたが、種車の荷物用扉の位置を踏襲したため、変則的な位置となりました。
2002年には宇部線・小野田線用として下関地域鉄道部に転属し、扉位置を運転台直後に移設する改造を受けています。
製品のプロトタイプは、扉位置変更後のタイプとしました。

■Dタイプ■ クモハ123-41/42/43/44/45 種車クモユニ147 
1987年に国鉄浜松工場で改造されました。
クモユニ147-3/1/2/4/5より改造され、身延線(愛称「富士ポニー」)用として、40番台5両(41 - 45)が投入されました。
種車がクモユニ147の為、他のクモハ123とは異なり、雨樋位置が高い事が特徴となります。
製品のプロトタイプは、扉位置変更後のタイプとしました。
1989年に冷房装置を搭載して5040番台(5041 - 5045)に改番されましたが、本製品のプロトタイプは、非冷房時代としています。

★後年のワンマン化改造に際して、5045のみ前面に貫通扉が設置されましたが、貫通扉タイプの前面部品を、 オマケとして付属させています。

◆ キット概要
折り曲げ済みエッチングボディーに、ロスト製部品を組み合わせる構成です。
エッチング素材は、真鍮板の他、細密に仕上げると共に強度を確保する為、一部に洋白板を用いています。
屋上機器、ジャンパー栓、床下機器部品は、各種ロスト製部品、ホワイトメタル部品となっており、全てキットに付属します。

動力は、弊社製NSドライブユニット等をご利用下さい。
台車、パンタグラフ、カプラーは含みません。

組立サンプルの写真です。
屋上、ジャンパー栓部品等、一部ロスト部品が未取り付けの状態となっていますが、製品には付属します。
Bタイプです。









床板、室内一体のユニットです。LEDが直接実装できるようになっています。


以下、Aタイプです。








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