能勢320形、500形キット(1/80 16.5mmゲージ金属キット)
◆能勢320形、500形電車
320形は、阪神急行電鉄が、宝塚線専用車両として1935年に導入した電車です。
神戸線用の900形を小型化した形の両運転台付で、320 - 331の12両が川崎車輌で製造されました。
宝塚線の主力として活躍しましたが、大型車両の導入により晩年は今津、伊丹、甲陽線で運用されました。
1966年より、能勢電鉄へ転出し、当初は2両編成で運転を開始しました。
500形は、320形・380形に続く宝塚線用車両として、1938年に導入された片運転台の車両です。
320形とは異なり、リベットレスのすっきりした姿でした。
後年は能勢電へ転出し、1968年より、320形と朝のラッシュ時間帯に3両編成で運転しました。
1986年に廃車されるまで、扉部へのステップ設置、車内灯の蛍光灯化、運転台撤去による中間車化等の更新工事が行われましたが、
阪急時代の印象を残した状態で晩年を迎えました。
編成は、2両編成から、5両固定編成化まで、各種のバリエーションが見られました。
本企画では、各種編成を模型で楽しんでいただけるよう、夫々1輌、ないしは2両セットでの製品化を行います。
プロトタイプは、ステップの付いた晩年の姿としますが、外観上の大きな更新も少ない為、初期の姿も再現いただけます。
★16番 能勢電320形キット 税別予価:¥35,000
★16番 能勢電320形2両キット 税別予価:¥62,000
★16番 能勢電500形キット 税別予価:¥35,000
16:06 2024/09/25
★16番 能勢電500形2両キット 税別予価:¥62,000

◆編成例
2両編成
320+320
500+500
3両編成
320+320+320
4両編成
320+320+320+320
500+500+500+500
5両編成
320+320+320+320+320
500+500+500+500+500
500+500+320+500+500
320+320+320+500+500
◆ キット概要
エッチングボディーに、ロスト製オデコ部品を組み合わせる構成です。
エッチング素材は、真鍮板の他、細密に仕上げると共に強度を確保する為、一部に洋白板を用いています。
屋上機器、床下機器部品は、各種ロスト製部品、ホワイトメタル部品となっており、全てキットに付属します。
台車、動力関連、パンタグラフ、カプラーは付属しません。
MPギヤ、パワートラック等のご利用も可能です。
台車枠は、日光製、ボールドウイン78−275AA、ブリル27MCB2 をご利用ください。
パンタグラフは、井門製PT42平シュー 取付寸法14×16が対応します。
320形の組立サンプルです。
塗分けがしやすいよう、窓サッシ部品は、別部品となっています。





特徴有る屋上も、細密に表現しました。

Copyright(c) Masterpiece 2024