国鉄ソ80形 前期形 (1/80 16.5mmゲージ金属キット)


Masterpiece 16 シリーズ

国鉄ソ80形 前期形(1/80 16.5mmゲージ金属キット)
価格 \48,000(税別予価)

◆ プロトタイプについて
鉄道車両の脱線事故や転覆事故の復旧に活躍した事故救援用操重車(事業用貨車)です。
回転式キャブとクレーンを装備しており、メカニカルな外観が魅力の6軸貨車です。
操重車の中でもソ30形とともに大型に分類され、扱い荷重は最大で 65t となっています。
1956年から1969年にかけて、国鉄浜松工場および日立製作所で21両が製造されたましたが、大別して前期形(ソ80 - ソ83)、中期形(ソ84 - ソ97)、後期形(ソ98, ソ99, ソ180)の3種に分類されます。
前期形では、クレーンが主巻、補巻の2つを持っていましたが、中期以降、補巻を廃止して主巻のみとなっています。
本キットでは、外観が最もメカニカルで魅力的な、前期形をプロトタイプとしました。
動力はディーゼルエンジン(DMH17)でした。
電気式の自走機能を持ちましますが、移動には、機関車による牽引で、クレーンのブームを置く為、チキ等の長物車を伴っています。

前期形の、1980年時点での常備駅(配置局)は以下となっていました。
ソ80 - 稲沢駅(名古屋鉄道管理局)
ソ81 - 長万部駅(青函船舶鉄道管理局)
ソ82 - 浜松駅(静岡鉄道管理局)
ソ83 - 岡山駅(岡山鉄道管理局)

国鉄分割民営化に際して、中期形以降の9両が旅客鉄道各社へ引き継がれましたが、前期形は廃車となっています。

◆ キット概要
エッチング板と、ロスト部品主体での構成となっています。
台車、クレーンアーム、ホイール等、精密なロスト部品を多用しています。
クレーンブームの上下、主巻、補巻クレーンの上下は、ホイールの数を含め、全て実物通りで稼働します。
キャブ回転部には、実物同様にギヤを仕込んであり、回転します。
可動は全て手動です。
自走はしません。
車輪、カプラーは付属しませんので、別途お買い求め下さい。

組立サンプルの写真です。
量産時には、一部修正します。














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