都電5000形 (1/80 16.5mmゲージ金属キット)
都電5000形 (1/80 16.5mmゲージ金属キット)
価格:\34,000(税別)
Masterpiece 16 シリーズ
◆ プロトタイプについて
昭和5年に三扉の東京市電初の鋼製車として12両が製造さました。
その後間隔が開き、昭和18年に戦時下での輸送力増強のため12両が増備され、全24両となりました。
初期12輌と、造備車12輌との間には、台車を含む細部に形態上の差異が存在します。
5500形に次ぐ大型車で、全て新宿車庫(後年大久保車庫に転属)に配置され、11・12系統専用で運用されました。
1967年に、全車廃車になっています。
戦前の登場時には、ポールによる集電でしたが、ビューゲル化やドアの移動、撤去、塗色の変更等、各種の改造が施され、後年の形態は多岐に渡ります。
本企画では、戦後にビューゲル化された後の形態4タイプに分類し、製品化します。
(分類した対象車輌の中にも、細部には差異がありますが、製品では同一タイプとしています。)
第一弾は、以下の2タイプとなります。
タイプA
昭和18年 日本車輌製 後期増備、昭和33年ナニワ工機 前後2扉改造タイプ
(対象車輌 5017,5018,5019,5020,5021)

タイプB
昭和18年 日本車輌製 後期増備、昭和35年交通局芝浦工場 前後2扉改造タイプ
(対象車輌 5013,5014,5016,5022,5023)

第二弾は、以下の2タイプを予定しています。
タイプC
昭和5年 日本車輌製、昭和35年大栄車輌 前中2扉改造タイプ
(対象車輌 5002,5003,5005,5007,5008,5010)

タイプD
昭和5年 日本車輌製、昭和35年交通局芝浦工場 前中2扉改造タイプ
(対象車輌 5001,5004,5006,5009,5011,5012)

◆ キット概要
前面ロスト、エッチング抜ボディーの構成です。
台車枠はロスト製、専用ボルスターが付属します。
専用ロスト部品を多用し、細密に表現しています。
室内の運転台、室内灯が、専用ロスト部品で付属する他、吊り革、運転台後部衝立等がエッチング部品で付属し、室内の表現を行っています。
下周りは、ボギー路面電車用車輪、ギヤーセットをご使用下さい。
及びモータワールド工芸製モーター 1220WBの組み合わせ(別売)です。
ビューゲルは、別売となります。 後日、新規に発売致します。
以下は、タイプC、試作品の組立サンプル写真です。
ここでは未取付ですが、床下タンク部品が付属します。




以下は、タイプA、試作品の組立サンプル写真です。
ここでは未取付ですが、系統板支持枠、屋上ロープガイド、床下タンク部品が付属します。




別売のビューゲルです。\ 2,800
5000用として、多く見かけられた2タイプを製作します。
Aタイプ(写真右)
ビューゲル基部が泰平製(シリンダー)タイプ、上部枠も泰平タイプです。
シリンダーはダミーで可動しません。
Bタイプ(写真左)
ビューゲル基部が泰平製(シリンダー)タイプ、上部枠が明石タイプです。
手作り品の為、製作出来る数に限りが有ります。
基本的に、都電5000形本体のご注文数までの数量とさせて下さい。

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