十和田観光電鉄 モハ3600形 モハ3800形 クハ3800形(1/80 16.5mmゲージ金属キット)


◆ プロトタイプについて

元は東急で活躍後、十和田観光電鉄に譲渡された懐かしい車両を模型化します。
東急時代は特徴的な風貌から「海坊主」という愛称があった車両群ですが、モハは譲渡後に両運転台に改造されています。
改造前の妻板部品も付属するので、譲渡前時代の雰囲気も再現できるキット構成となっています。
単行から、3輌編成まで、色々と楽しめる商品構成となっています。
商品は、以下の3種となります。

十和田観光電鉄モハ3800形キット 床下機器付(1/80 16.5mmゲージ金属キット)
価格 \40,000(税別)

モハ3809(元東急デハ3801)、モハ3811(元東急クハ3802)の2両が在籍していました。
元は、東横線で運用されていた、1953年製、東急デハ3800形です。
ノーシルノーヘッダー、当初はバス窓で登場しましたが、その後、通常型サッシ化やライトの窓下2灯化などの更新改造が行われています。
東急時代、3802号車は運転台を撤去され、デハ3801、およびクハ3855と3両編成を組んでいました。
十和田観光電鉄に譲渡後、2両とも両運転台に改造されています。
台車はコイルバネ台車、YS-M1でした。
キットにはロスト製台車枠が付属します。
パンタグラフは、PT-42、取付寸法14×16が対応します。




十和田観光電鉄クハ3800形キット 床下機器付(1/80 16.5mmゲージ金属キット)
価格 \39,000(税別)

クハ3802(元東急クハ3861)、クハ3810(元東急クハ3855))の2両が在籍していました。
片運転台の制御車です。
デハとは異なり、シルヘッダー付きのスタイルでした。
台車はコイルバネ台車、YS-T1でした。
キットには近似台車として、YS-M1ロスト製台車枠が付属します。



十和田観光電鉄モハ3600形キット 床下機器付(1/80 16.5mmゲージ金属キット)
価格 \36,000(税別)

モハ3603(元東急デハ3655)の1両が在籍していました。
元は、川崎車輛1942年に東急クハ3650形としてにて6両製作された制御車です。
後に電動車化され、1973に行われた更新工事により、後年の姿となっています。
両運転台に改造の上で十和田観光電鉄へ譲渡され、モハ3603となりました。 2002年、東急時代のライトグリーン一色に塗り戻され、廃線まで、イベント用としても運行されていました。
キットに台車枠は含まれません。
日車D-16台車が近似台車となります。
パンタグラフは、PT-42、取付寸法14×16が対応します。





◆ キット概要

前面ロスト、エッチング抜ボディーの構成です。
屋上ベンチレータ、床下機器は、ホワイトメタル製ですべてキットに含まれます。
幌枠、ジャンパー栓他はロスト製部品で細密に再現します。
動力関係、パンタグラフ、カプラー等は、キットに含まれません。

以下は、モハ3600形のサンプル組立写真となります。 ジャンパー栓等、一部の部品は未取付となっています。
3800形についても、基本的に同様の構成となっています。前面部品等は形態に差異が有るので、作り分けて別部品となっています。












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