鉄塔 (Nゲージ金属キット)


鉄塔 (Nゲージ金属キット)
価格 A/Bタイプ 各\2,500  C/Dタイプ 各\4,500(税別)

Masterpiece N シリーズ
今後の展開は未定ですが、こだわって鉄塔を作ってみました。

右から順に、以下の4種となります。
高圧鉄塔Bタイプ
   66kV 2回路、碍子が高圧線と同一線上に配置される耐張型のタイプです。

高圧鉄塔Aタイプ
   66kV 2回路、碍子がV字形に懸垂配置されるタイプです。

高圧鉄塔Dタイプ
   66kV 4回路、碍子が高圧線と同一線上に配置される耐張型のタイプです。

高圧鉄塔Cタイプ
   66kV 4回路、碍子がV字形に懸垂配置されるタイプです。

◆ キット概要
素材は、ステンレス製エッチング板です。
薄板ですが、ばね素材の為、組み上がるとしっかりとした強度があります。
嵌め込み構造を採用しているので、位置決め、組立が容易になるよう、工夫してあります。
半田付け、瞬間接着剤、いずれでも組み立てていただけます。
手芸用、黒色のテグス等を利用していただければ、実際に高圧線を架線していただけるような構造となっています。
碍子部品もエッチングで付属しています。ただし、細かい作業になってしまうので、将来的にホワイトメタル製の部品を製作予定です。
鉄塔をお買い上げいただいた方には、分売させていただく予定でいますが、詳細は未定です。

◆ 鉄塔についてのプチ薀蓄
高圧線では、3相交流にて送電しているので、高圧線の本数=鉄塔の腕の本数は、3の倍数となっています。
本製品では、A/Bタイプの腕の本数が6本なので、2回路となっています。B/Cタイプは倍の4回路です。
実際の送電線では、電圧に違いがあります。
例えば、はるばる群馬や新潟等より、東京まで数百本の鉄塔を経由してくる幹線系では、500kv 、275kv等の高電圧が使用されています。
当然、鉄塔の高さも高い物になっています。
幹線系の電力は、地域中核の変電所まで送電された後、低い電圧に変換された後、地域各所に分配されます。
今回の鉄塔では、この送電圧(66kv)タイプの鉄塔をプロトタイプとしました。
実際はこの中でも、電線の吊り方等、様々なバリエーションが存在しています。
鉄塔が、どの位の電圧に対応しているのかは、碍子の数を数えると、見分けがつきます。高圧になるほど、その数が大きくなります。
たまには、鉄塔を見上げてみてください。

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