岡山電気軌道3000形キット (1/80 16.5mmゲージ金属キット)


岡山電気軌道3000形キット (1/80 16.5mmゲージ金属キット)
価格 \28,000(税別)

Masterpiece 16 シリーズ
1960年代後半の導入開始以来、7000型が投入された1980年頃まで、主力車として活躍した形式です。
元は、東武鉄道日光軌道線100形として1953年に宇都宮車輛の製造で、 姉妹形式の連接車、200形と共に1968年2月25日の日光軌道線廃止まで、同線の主力車として活躍した後、10輛全てが岡山に譲渡されました。
譲渡後は、冷房化されること無く現在に至りますが、オリジナルとの主な相違点は、 前面方向幕部、及び ビューゲルから岡軌式(石津式)パンタグラフへの変更があります。
岡軌式(石津式)パンタグラフは、岡山電気軌道第六代社長石津龍輔氏によって考案され、他形式でも共通して使用され続けている物です。
上昇に空気圧やバネを用いず、下部に組み込まれた錘の重力による下降を梃子の原理で利用するという簡単な構造で、岡山電軌のシンボルとなっています。
現在、残っている車輌は、次の3両になります。
3005・3007・3010
3005号機は、近年、東武日光線カラーに復活塗装が行われました。
本キットでは、この車輌をプロトタイプとしています。
◆ キット概要
前面ロスト、折り曲げ済エッチング抜ボディーの構成です。
パンタグラフは、ステンレスエッチング板の組立で再現しますが、実車同様の構造です。
下周りは、プレス製床板、ロスト製専用台車枠、ホワイトメタル床下部品、エッチング製床下配管部品が付属します。
別途必用な部品は、フクシマ製FMギヤ(路面用乗り越しギヤ部品類)、及びCANNON製LN-14モータとなります。












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