常寂光寺

開山は日禎上人。権大納言広橋国光の息男として永禄4年(1561)出生
幼くして六条の日蓮宗大本山本国寺十五世日栖の門に入り、わずか
十八才で同寺の法灯を継ぐ。文禄4年(1595)秀吉建立にかかる
東山方広寺大仏殿千僧供養に砌、上人は不受不施の宗制を守って
出仕に応じず、やがて本国寺を出てこの地に隠棲し常寂光寺を開創す。




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