妙喜庵

庵は江戸時代末期までこの地にあった地蔵寺の
塔頭であったといい、明応年間(1492〜1500)に
俳人であり連歌師でもあった山崎宗鑑が隠居所
として建立したと伝えられる。茶室は千利休が
山崎合戦直後に建立した草庵風茶室の代表的な
遺構の待庵である。その規模は二帖で隅に炉を
切り、塗りまわしの洞床を用い、それぞれ異なった
連子窓、下地窓を開くという変化に富んだ構成
を見せている。我国の数奇屋建築の根本と
言われる建物で数々の茶屋の影響を与えた。
交通:JR京都線・山崎駅から、徒歩すぐ


妙喜庵




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