知らない人はぜんぜん知らないだろうけど、米インドレマ社が開発していたLinuxベースのOSを使ったゲーム機L600の計画がぽしゃったそうだ。理由は「金が無い」だって。
他にも誰も知らないような新ゲーム機としてNUONやGP32なんかがあるけど、これらも出なさそうだよねぇ。
って所に、あの、昔の富士通を(負の方向に)越えた品質のパソコンを販売している事で有名なソーテックからゲーム向けパソコンなるものがでるそうだ。
マイクロソフトのゲーム機XBOXと思想が近いが、大きな違いはソーテックの方はWindowsのゲームソフトがそのまま動く、という事。だって、普通のWindowsMeパソコンなんだもん。で、値段は39,800円だそうで。旧型PS2の価格でWindowsパソコンが買えるっちゅうわけだ。
スペック的特徴は、ATiの統合チップセットであるS1-370TLを使用し、CPUはインテル製ローエンドもの(600MHzくらい?)、メモリはPC133で128MBだそうだ。HDDについては不明。
ATiの統合チップっちゅうとAthron用だった記憶があるんだけど、いつのまにかインテル用も作ってたのね。で、ビデオコア部分はArtX社設計だそうで、Nintendo64とかNintendoGameCubeと同じ所ですな。VRAMはメインメモリとのUMAなんだそうだが、SMAアーキテクチャとかいうヤツのおかげで充分な帯域が保証されているんだって。このSMAアーキテクチャって、なんか単にメモリインタリーブにしか見えないんだけど(だから、メモリは2枚一組だ)。
旧PS2の値段でパソコン買えるなら、旧PS2とパソコンどっち買うかねえ?
上で「旧PS2」と書いたけど、今日からSCPH-30000型PS2が発売されているんだよね。今まで型番が10000→15000→18000とじりじり上がってきたのが急に30000に上がっただけあって、作りが今までとかなり異なっている。
ま、簡単に言うと北米バーションのPS2と同じになったわけだ。SCEのうそつきめ「国内バーションは仕様変えない」んじゃなかったのか?って、そんなの全然信じてなかったから「ああ、やっぱりね」って感じ。前にここにも書いたよね?2種類作るなんてコストかかる事普通せんよねぇって。
で、価格なんだけど「オープン価格」だってさ。流行りの。実売価格は通販サイトPS.comの38,800円が基準みたい。これより高い所は知らないけど、低くても200〜800円安いとかだね。
SCPH-18000の時にメモリカードが付属しないので「ゲーム遊ぶ場合は実質上値上げだ」なんて言われてたけど(本体に加えてメモリカード買わないといけないからね)、今回はマジに値上げっす。SCPH-30000にはメモリカードはもちろんDVDリモコンも付属しません。それで、旧PS2より下がった値段は1,000円くらいだからね。
まぁ、PS2のコストから考えて値下げできるワケが無いのは昔からここに書いているとおもうけど、まさが値上げしてくるとはね(笑)。SCE必死だな(藁
PS2の「オープン価格」は、値上げのカモフラージュとXBOXの価格に柔軟に対応する戦略の二つの意味があると思うね。やるなSCE。
ちなみにXBOXの価格は「値下げしたPS2より安い価格にする」とか、また無茶な事を言っているし。PS2+HDDの価格より安くするならまだ理解できるが。
そうそう。旧PS2はHDD(とブロードバンドアダプタ)はPCMCIA規格カードスロットに挿す仕様だけど、ここって16bitバスの遅〜いヤツなんだよね。パソコンで言うと、10MbpsのLANカードなら問題ないけど100Mbpsとかだとぜんぜん性能が発揮できない速度なワケですよ(メール端末に使っているLibretto70が同じ16bitなPCMCIA)。こんな遅い所にHDD付けて嬉しいのかね?
新PS2は専用の内蔵ベイに付けるそうなので、そんな事は無さそう。
で、PS2の期待の2作品、GT3とFFXの発売日も決まり、鬼武者のムリヤリ100万本出荷でむりやりPS2盛り上げよう作戦とかしなくても売れそうなソフトがやっとでてくる。
で、問題はFFXね。高画質版と通常版の2種類売るんだと。高画質版はムービーファイルの圧縮率が低くしてあるのでデータサイズが大きく、DISC2枚組みで2,000円高いそうだ。ちなみに、FFXの価格は8,800円で、これはどちらの版の価格か知らん。実に「FFはムービーが命です」が解る感じ。
さて、どちらの版がより多く売れるのか?ゲーム屋さんは発注で悩んでくれい。
ってか、8,800円も今時ゲームソフトに出せるかよ。(最近買った「セガガガ」は9,800円くらいだったが、オマケが充実してたしな)
んでも、FFXが出るちゅう事で、スクウェア株価はちょっと盛り返し。
URLは忘れたけど、スクウェアを任天堂のゲーム機に参入できるように嘆願署名集めているページがあるんだって。笑うなぁ。そんなにおまえらGameBoyAdvanceでFF4〜6遊びたいのか?プレステであそんどきゃ良いじゃねぇかよ。FF1〜3はワンダースワンな。だいたい、FF6とかGameBoyAdvanceってボタン足りないだろう。マッシュだったかな?ストIIみたいなコマンド入力せにゃならんキャラとかさぁ。
ってか、このページやってるのスクェア自身?スクウェア必死だな(藁
この前の日曜日は、セガサターン伝説のクソゲーにしてキング・オブ・クソゲーである「デスクリムゾン」の再販を、社長自ら手売りするっちゅーんで名古屋駅まででかけて買ってきたよ。せっかくだからな。これでサターンクソゲー四天王が揃ったぜよ。ちなみに四天王って「デスクリムゾン」と「FIST!」と「プラネットジョーカー」と「大冒険−セントエルモスの火−」な。
で、「デスクリムゾン」のパッケージに社長にサインしてもらったよ。「何か一言書いてください」って頼んだら「おうのう」って書いてくれたよ(「デスクリムゾン」知らないと何だか解らんネタだから、ここの読者の半分は意味不明だろうな)。
もし「プラネットジョーカー」作者にサイン貰うなら「気を付けてくださいね」、「大冒険」なら「これはひどい」と書いてもらおう。
しかし、なんでサターンにはこれらのような超越したゲームが存在しているのか謎だ。
プレステにもいくつか変なゲームはあるが(「動画でパズルだプップクプ〜」とかな)、イマイチ超越してないからな。ああ、「里見の謎」があったか。買わなきゃ。プログレッシブマップスクロールシステムを堪能するためにな。
話がややソレたが、それでだな、これらのような超越したゲームを輩出するプラットフォームとしてPS2にはひじょーに期待しておるのだよチミィ。
初期では「ぶちギレ!金剛」というMDの「ああ!播磨灘」を思わせるゲームや、開発中止が惜しい「電柱(仮)」とか2001年最大の期待作(FFXやGT3なんてメじゃない)「蚊」とか、土台は着実に形成されている雰囲気がギュンギュン伝わってくる。
他にも「スーパーギャルデリックアワー」や「びっくりマウス」「TVDJ」など、なかなかのものもある。
期待してるぞ!>PS2
あと、Nintendo64の「どうぶつ番長」も密かに期待(「どうぶつの森」と間違えるなよ!)。