3/5に秋葉原のサトー無線まで出向いて、やっと念願のSUPER32Xを入手した。

世の中にはSUPER32Xが何なのか知らない方も居られると思われるので一応書いておく。一言で言えば、究極の家庭用ゲーム機(最近はコンソールって呼ぶのがカッコイイらしいぞ)、SEGAのMEGADRIVE(以下MD)をアップグレードする周辺機器だ。ただでさえCPUテンコ盛りのMD+MCDにさらにSH2を2個追加してしまうという「そんなにCPUばかり沢山積んでても仕方ないだろう」ってヤツだ。

MDには「メガアダプター」というMDの前の前のSEGAの家庭用ゲーム機「マークIII」と互換にする周辺機器があったのだが、SUPER32XはMDを「セガサターン(以下SS)」っぽくする周辺機器だ。ちなみにSSとSUPER32Xには互換性は無い。同じように、MD+メガアダプターは「マスターシステム」との互換性に難ありだった。ちなみに(話ソレまくり)マスターシステムはMDの前のSEGAの家庭用ゲーム機で、マークIIIにその周辺機器であるFM音源ユニットとラピッドファイヤーという連射装置と立体視メガネユニットをくっつけたもので、マークIIIとは完全にアッパーコンパチ。詳しくはこの辺りを見てください。

で、このSUPER32Xだけど、任天堂のVirtualBoy並に「どういう意図で出したのか不明」ハードだ。SSが出る事はとっくに判明の時期だったし。まぁ、北米でMD売れまくっていたそうなので、延命措置ってのもあるだろうけど、それで北米でのSS失敗の原因になってたりしたら笑いだ。


で、移植された中では最も完璧という謎評価の「スペースハリア」をSUPER32Xで遊ぶ。やっぱ名作や〜とブラウン管を拝んでいるとカミサンが「雑記で『DCになれちゃったからPSの画面キタネ〜』とか言っててこのキタネー画面(SUPER32Xのスペハリ)を拝むとは、こわいかに!」と馬鹿にする。

違うんだなぁ〜。このスペハリはオリジナルだと自分が中高生の頃、SUPER32X版だって割と昔のモノなんだから、その時期その時期での評価ってモンがある。または、ノスタルジーってモンだ。中高生の頃に、こんな完璧に近いスペハリがご家庭で楽しめるなんて予想できただろうか?(ちなみに言うと、SUPER32X+スペハリで2,000円ちょっとしか費用かかってない。新品でだ)。SS版スペハリをミッションスティックでプレイ、且つ中華鍋にでも座って体感気分を味わえば、さらに完璧に近いだろう(アップライト筐体版再現なら中華鍋は不用だが)。ノスタルジーモノは、へんに現代の技術を駆使してハイクオリティ-にしちゃうとシオシオパーだ。YsETERNALなんかはシオシオパーだった。

そうそう。SSにもスペハリは移植されている。がSS版はFM音源の音の再現に難有りというのが識者の見解だ。自分も今度買ってきて検証してみたい。


本物のスペハリは、たしかSYSTEM16って基盤にFM音源1個追加したカスタム基盤だったと思う。SYSTEM8って事は無いだろうし、SYSTEM24でもないだろう。SYSTEM24のゲームって「ゲイングランド」くらいしか無いんじゃないか?24KHzディスプレイが美しかったね。

また話ソレまくり。で、SYSTEM16だけど、エミュレータがあるんですよね。だけどスペハリ動かず。FM音源が2個のせいか?(かなり前の話だから、そろそろ動くようになったかもしれない)

あれ?SUPER32XもFM音源は1個な気がする(MDの音源利用)。チャンネル数足りてるのかな?PCMでごまかしてるのかな?確かに音が変な曲もあったような気が(ファンタジーゾーンの方とごっちゃになってるかも)。


オマケ:「私のPLAYしたスペハリ」

動く動かないを無視すれば、SUPER32X版以外はエミュレータでも楽しめるってのも良い世の中になったなぁって感じですな。


昔はアーケードのゲームのクオリティが家庭て楽しめるなんてのは絶対不可能で、それが可能というSNKの「NEO・GEO」は御無体な価格だった(NEO・GEOは、その設計のケチり方が美しい)。

で、どうしても「ゲーム性の移植」になってしまい、表示とか音楽は創意工夫の嵐で、それがまた楽しかった。

しかし、今じゃぁアレですよ。PlayStationは互換基盤がアーケードで活躍中。DreamcastもNAOMI基盤というほぼ互換の基盤があるし。NEO・GEOもいまだにがんばっている(流石にMAXといわれた330MBitは超えまくっているようだ)。PlayStation2(仮)なんて、アーケードの先行ってるし。

こうなると、「ダウングレード」的楽しさってのは、もう味わえないのかもしれないですね。まぁ自分は中古ソフトで駄菓子的楽しさは十分に味わってますが。