読書感想
・真田太平記(全12巻) 池波正太郎
戦国末期から江戸初期までの真田一族の苦悩と活躍がかかれた1作。なんていうのはいわなくてもわかるだろうなぁ。いままで、真田ものって幸村が主となった物語しか読んだことがなかったので昌幸、信幸(後に信之)のことはあまり知らなかったのだが、この3人がいてこそ真田は明治まで生き抜き、名を成さしめたんだなと思った。もっともある程度は史実に基づいていてもそこは小説なので多少の誇張はあるだろうけど。
真田幸村と聞いて真田十勇士“しか”思いつかない人に読んでほしいと思う12冊。
推薦度 ★★★★★