読書感想
1月30日

・OS戦線異変あり ロバート・ヤング、ウェンディ・ゴールドマン・ローム

 最近何かと話題の(ってもう話題じゃないのか?)LINUXのディストリビューションの一つ、「RedHat Linux」を出しているRedHat社の社長ロバート・ヤングの講演会の内容を元に書かれた(と思われる)RedHat社と、Linuxと、それをめぐる業界のなんだかんだといった話。当然といえば当然だが、話の中心にはLinuxがありRedHat社がある。なんとなくロバート・ヤングの自慢話のような部分もあるが、結構面白かった。RedHat社が今の地位にいることもなんとなくうなずける。

 が、どことなく気に食わないのはやっぱり、五橋研究所(Leser5)とのいざこざがあったからだろうなぁ(いまでもあるみたいだけど)。この本には触れられていないけど、本が書かれた後の話だからだろう。もう少し後に本が書かれていたらその辺はどう書かれていたのかなぁ。日本向けに書かれたものじゃないからなんにも触れられなかったりして。

推薦度 ★★★☆☆


1月9日

・牛乳配達退場 シャーロット・マクラウド

 結構待ったシャンディ教授シリーズの第10弾。間違って「水の中の何か」を2冊買ってしまうほど待った、待った。相変わらず予備知識がないと本当に楽しめないような所もあるけど面白いのは翻訳者のおかげだな。

 今回は同僚の教授の失踪から始まり、その後におきた殺人事件をシャンディ教授が素人探偵となり事件解決へと乗り出すのだけど、殺人が起きるまで結構枚数使ってたなぁ。おかげでいつものシャンディ教授の名探偵振りが見られなくて結構残念。っていうか、推理してない様な気もするなぁ、今回。ま、いいか。

 それにしても殺人の多い大学だよなぁ、バラクラヴァ農大って。(^^;;

推薦度 ★★☆☆☆


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