++ ちゃんとした… ++






挿し絵(110K)







帰り道、八満とシアン(とポン太)はたわいない会話をしながら歩いていた
「ふーん、で・・・あっ八満あれ」
「ああん」
八満がシアンが向いてるほうを見ると、そこにはやくざ顔のおっさんと羽が4枚ある
鳥が大気との摩擦熱で燃えながら
すごいスピードで空から落ちている
「な、なあ、あれって・・・」
「うん、たぶんってゆーか絶対パパだと思う・・・」
少しの沈黙・・・
ドカーーーーーーン
「あ、落ちた」
「ああ・・・」
(でも、あのおっさんのことだからきっと無傷なんだろうな)
「ねえ、八満、パパが落ちたのって家のあたりじゃない」
「なにーー」
「もしかすると家、壊れてるかも・・・」
「ふざけんじゃねえー俺の部屋にはいままで貯めてたへそくりや貯金箱がーー」
と八満はものすごいスピードで家のほうへ走っていった
シアンは「ちょっと、まってよ」と言ってどこからか取り出したエアボードに乗って
八満を追いかける
「もうー、すこしはパパのことも心配してよ」
「あのおっさんはそんくれーじゃ絶対死なねーよ」
「そういえばそうね」
(おいおいそりゃねーだろ・・・)
などと言っている間に笠置家とーちゃく
「どうやら家は無事みてーだな・・・」
「うん・・・でもパパはどこ?」
「きっと庭じゃねーのか」
八満がそうゆうのでとりあえず庭の方へ移動・・・するとそこには
「ガハハハハハハ、いやーまったく子供というのは親の気持ちも知らないで・・・」
「いやーまったくですなー」
もう、酔っぱらっているシアンパパと八満父
「パパ様ちょっと飲み過ぎよー」とホーウィ
ちなみにシアンパパはやっぱり無傷だったりする
それを見て八満が
「な、やっぱり無事だったろ」
「うん、そうみたいね」
八満とシアンが会話しているとそれに気付いたホーウィが近づいてきた
「シアン様ー」
「あっホーウィ、ねえどうしてパパがここ(地上)いるの?」
「それが・・・」

回想

「チャート様、どうですシアンの様子は」
「おまえ、昨日も同じことを言っていたぞ」
チャート様があきれた声でいった
そうするとシアンパパが少し怒って
「なにを言います親が子のことを心配してなにが悪いんです」
「いや、おまえの場合少し過保護すぎだと思うのだが・・・」
「そーいうのを親バカっていうのよー」
どこからかあらわれたホーウィ
「んだと・・・(怒)」
キレたシアンパパはホーウィにチョークスリパーかけた
「チョーク、チョーク死んじゃうのよー」
ホーウィはマジで死にそうな顔をしているので
チャ−ト様がシアンパパに一言
「ホーウィ・・・死にそうだぞ」
「そんなん、どーだっていいんです(ひでー)それよりシアンは
どーしているんですか」
シアンパパがすごい形相でせまってくるので
チャート様は仕方なく言うことにした
「シアンなら、元気だぞただ・・・」
「ただ・・・」
「この前、八満に押し倒されてたぞ」
「なにーーーー、あの極悪人めーわしのかわいいシアンを、ゆるせーーん」
シアンパパはホーウィを抱えたまま外へ走って行った
「パパ様落ち着いてじゃなきゃせめて離してほしいのよー」
「じゃかーしい」
シアンパパとホーウィはそのまま地上へと落ちていく
「いやーーーー」

回想終了 

「っと、ゆーわけなのよ」
ホーウィが紙芝居をしまいながら言った
「ほー(怒)」
「ところで、シアン様、押し倒されたって本当なのー」
「えっ、そ、それはー」
シアンは助けをもとめて八満の方を向いた
「ん、ま、まー本当だよ」
八満が顔を赤くしながらいった
「えーーーーーーーーーなのよ」
それを聞いたホーウィはおもわず叫んでしまい
「ん、どーした」
シアンパパに気付かれてしまった(ちなみに八満父は爆睡中)
そしてシアンパパが
「き、貴様は笠置八満・・・死ねー」
いきなり八満に斬りかかった
「うわっ、いきなりなにすんだよ、つーかどこに剣持ってたんだよ」
が八満はすばやく避けた
「うるさい、今日こそ貴様を倒してシアンを連れて帰る」
シアンパパは殺るき満々で八満をにらんでいる
今度ばかりは八満も
(こ、殺される)と思ったがその時
「ちょっとまったー」
天使(どっちかつーと悪魔)の声が響いた
そう・・・清丸である
「き、清おまえ・・・いつからそこにいたんだ」
「せっかく僕が助けに来てあげたというのに、礼の一つもないのかい」
「俺のために来たんじゃねーだろ」
「まーね、八満はどーでもいいがシアンちゃんが空に帰ってしまうのは
僕としても困るのでねここは加勢してあげよう」
でシアンパパは
「君もわしとやるのかね」
と清丸を脅したが清丸には全然こたえてない
「まさか、僕はパパさんに言いたいことがあるだけですよ」
「わしに言いたいことだと」
清丸はニヤッと笑っておもむろにマイクを取りだした
「そう・・・実はこの二人付き合ってるんだー」
それを聞いたシアンと八満は
「なにいってんだ(の)よ」
と叫んだがほぼ無視された、そしてシアンパパが
「そうだ、わしのシアンがこんな極悪人と付き合っている訳なかろう」
シアンパパそんなバカなことがあってたまるかという感じで言った
「ほお、信じないですか・・・しかたない・・・今、証拠をおみせしよう」
と言って清丸は一枚の写真を取りだしたその瞬間清丸を除いて、全員が叫んだ
「あーーーーーーーー!!!」
その写真にはなんと八満とシアンがキスしていることろが写っていたあ
「お、おい清それ・・・」
「ああ、これよく撮れてるだろ、1万でどーだ?」
「いらねーよ」
「そーか、じゃあしょうがない学校中にばらま・・・」
「一万だったよな」
八満はさらっと清丸に一万円を渡した
「まいど」
などと清丸と八満がシアンパパを忘れて口論しているとシアンが
「ねぇ、パパが・・・」
シアンに言われて二人がシアンパパの方を見るとそこには・・・
「ふん、誰がこんな合成写真を信じるか」
シアンパパは写真をやぶり捨てた
「おい、あんなこと言ってるぞ」
「あーそうだねー、しかたないこうなったら実力行使で」
っと言って清丸は相棒からミサイルをだそうとしたが
「だめー」ゴンッ
シアンに強制的にとめられてしまった
「な、なぜ僕がこんなめに・・・ガクッ」
清丸はそのまま倒れてしまった
「きゃーーーー」
「清が死んだー」
「かってに殺すなー、ええいこうなったら最後の手段だ八満、シアンちゃん
君らキスしろ」
「はぁっ」
清丸がそんなことを言うので二人は顔を真っ赤にして反論した
「でもこのままだとシアンちゃん本当に連れていかれちゃうよ」
「でも・・・」
シアンはもじもじしている
「それにちゃんとすればパパさんも納得するんじゃないかな」
清丸が言うと八満は観念したのか
「しかたねぇ、シアン」
っと言ってシアン抱き寄せた
「ちょっと八満・・・」
シアンは顔を真っ赤にしている
「イヤか?」
八満がそうに言うとシアンがさらに顔を真っ赤にして
「イ、イヤじゃないけど・・・清丸君とかパパとかいるし・・・」
「ん、そうだよなー」
二人があまりにもじれったいのでついにキレた清丸が
「あーもうじれってぇーな」
っと言って八満の顔をシアンの顔に押しつけたそして
次の瞬間二人は唇を合わせていた
「あーわしのシアンになんてことをおのれ八満」
シアンパパがどんどん近ずいてくるそして八満に斬りかかろうとしたが・・・
「あー、もうなにすんのよ私まだちゃんと八満とキスしたことないのよそれを・・・
もー全部パパが悪い」
シアンに止められてしまった
「えっシアンわしはおまえのために八満を・・・」
「あー私のだんなをどーしようってのよ」
「いや、わしは・・・」

「なー八満、シアンちゃんどーしたんだ?」
「あ、ああシアンの奴どーも俺とキスすると酔っぱらっちまうみてーなんだ」
「あーそういえばあのあとシアンちゃんの様子が変だったような・・・」
二人がそんな会話をしているとシアンが近づいてきた(ちなみシアンパパはいじけて
ます)
「ねー八満*******************」
「内容がやばいので削除します」
「ん、誰にいってんだよ清、それより助けてくれ」
「いやだ」
っと清丸が言っていると空からなにか落ちてきたそれは・・・
「シェンナ!!」
「お久しぶりです」
シェンナがペコリとあいさつ
「何しに来たんだ?」(だいたい見当はついてるけど)
シェンナがシアンパパのところへいって
「はい、シアン様のパパ様を連れ戻しに来ました」
「へーっでこのおっさんどーなんの?」
「大丈夫だと思いますチャート様、今回は爆笑してましたから」
それを聞いてシアンパパはかなり動揺しているがそんなんおかまいなし
にシェンナに連れて行かれる
「いやじゃーーーー」
「バイバーイなのよ」
三人は笑いながら見送った

「いったな・・・」
八満はやれやれといった感じ
「いっちゃった」
シアンは酔いがさめたようだ
「そういえば・・・」
シアンがすこし顔を赤くしながら八満に言った
「ん、どうした?」
「ちゃんとしたキス・・・」
っと言ってシアンは真っ赤になってうつむいてしまう
「ったくしゃーねーな」
といってシアンを抱き寄せた・・・そして・・・
「あのー僕もいるんだけど」
「わっ」
「きゃっ」
急な清丸の登場により二人は飛び離れてしまう
「いたんならなんかいえよ」
「そーよ」
「君らがかってに二人の世界を作るからだよ・・・それより
今日、ポン太君はどうしたんだい?見かけないけど・・・」
シアンと八満はむきあって一言
「忘れてたーーーーーーーーーーーーーーー」











勇吉さんより、頂きました〜〜〜!!

シアンパパとホーウィが摩擦熱で燃えながら(笑)墜落してくるシーン、
目に浮かぶんですけど…… (^-^;;) あ、ありそうだなあ……(笑)
あと、今回さりげに私的ヒットなチャート様。シアンパパを止めてる
ようでいて、実はあおってるように見えるのは私だけでしょうか…(笑)
絶対、上から楽しんで見てるよな……。と思ったら、本当に爆笑してた
みたいですし(笑)やっぱりな…。
…ところで、伏せ字になってるシアンのセリフ、い、一体何を言ってた
んだろう〜〜〜〜〜!!??(悶々と悩む)酔ってますしねえ(笑)
じ、実はけっこう大胆なこと言ってるのかも…vvv
……ともあれ! 有難うございました〜〜〜!!!o(^_^*)o





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