昼寝。。
うーーむ。どうやら出発は明日の朝になりそうだな。夕食は中華。怒りに任せてしょうこう酒を1本頼む。
おかずが足りないので、やきそば(1000円)を追加。部屋に帰ってからもビール飲み飲みスマスマをみて
ちょっと幸せ〜。相棒はもうあきらめて私の慰め役になっている。部屋は二階で眺めはまったく良くないしね。
相棒Sの風邪がちょっと心配だわー
修理がはいったという飛行機はすごくぼろぼろでした。機内は割と空いていたが、座席の布もひじかけも テーブルも歪むほどぼろぼろだった。Sはテーブルをひじ掛けで止め、私は腹で支えるほどだった。 通路側の席だったのだが人が通る度に席がゆれた。飛び立つときもすごい音だったし、飛んでいるときも すごく揺れた。常時、揺れている感じだった。うねりのある海上の小船のようだった。機内食は、うな重、 赤ワイン、白ワインもうまい。ビールも2缶、ぐいぐい飲む。しかし、飛行機が揺れる。。。。。。初めての 飛行機酔いを体験する。決してアルコール酔いではありません。(--; 8時間中、飛行機が静かだと 感じたのは1時間もなかったと思う。10時半から17時半までの地獄の度だった。うるさい子どもも 信じられない。
空港に着く。機内で入国審査が済んでいたのでらくちん、らくちん。飛行機から降りると夕方なのにすごい熱気。 バスで空港の建物に向かうがその建物もすでにバリらしく怪しい。レンガ&石作りの2階建てくらいでとても 古い感じ。私が荷物を待つ間、Sが両替する。19円弱のようだ。財布がインフレになる。荷物を持とうという 男がやってくるが”No”と断り、外へ。現地係員OKAWAWAとはあっさり会える。飛行機の変更を伝え、 サーファー客3人と車に乗り込みコテージへ向かう。15分でクタのコテージへ到着。
クタシービューコテージは、中級くらいのクラスで2階建て、割と部屋数がある。どの従業員も気さくに 声をかけてくれる。彼らはきちんと、おはよう、こんにちは、こんばんはを使い分け、元気?って聞いて きます。 部屋はツインで白壁、テラスに大きい椅子2つ。床は白い石のタイルで、素足に気持ちいい。ベッドは緑で 蛙のようだが、部屋全体は簡素で清潔なので2人とも気に入る。TVはつかなかった。(恐らく故障中) 1泊、2人で朝食付き6000円らしいので、コストパフォーマンスから考えて○。
荷物を置き、地図を見て待ちへ出陣。今日は5000円換金したので9万Rp程ある。食堂を見つけるまでに 軒を並べる店の一つでワンピースを一着ずつ買う。2着で3万Rp(1500円位)。もっと値切れたかも。 Sに「いきなり、変な買い物をするな〜」って言われたが、ま、お揃いでいいじゃん。水着の上に着たり 大活躍さ、きっと。
1件の食堂で夕食にする。BINTAN3本、ナシゴレン(チャーハン)、バクミゴレン(やきそば)、 チキンのバター炒めを平らげる。うまい。しかもメニューは1品2000ー3000Rp。滞在中、 私はここのやきそばが一番うまいって思ってました。2人で1000円で満腹。
この辺の食堂はどこもおーぷんカフェだ。オープンカフェっていっても、壁がないっていうか、奥に 厨房があって、テーブル席の方は屋根の下で柵に囲まれたスペースといった感じ。帰りは違う道を 通ろうとして細い道を行ったが、心細くなり私は迷子の気持ちになるが、ちゃんとcottageに帰り着く。 そうそう、帰りにはビールを買ったが、疲れて飲まずに寝る。
コテージで一休みして、ビーチに出ることにする。日差しが強いので傘と椅子を借りる。
3万Rpを2時間だけだからと値切って2万Rpにしてもらうがそれでも高かった。明日からは
1万Rp以上払わないことを二人で決意。だって隣の傘の下には日本語で1万Rpって書いて
あるんだもん。テキ屋風のマルコと調子者で軟派なモリタと少し仲良くなる。彼らはうるさい
三つ編みおばさんを追い払ってくれた。このおばさん達はこわくて、本当によく人を騙すらしい。(--;
ビーチは波がすごくてサーフィンをする人がたくさんいて、私たちもボディボードをする
ようにすすめられた。が、今日は海を見ながら本を読むことにする。
夕飯もまた近所へ食べに出る。ナシゴレン、バクミゴレンはお約束。サテも食べる。 今日はBAliHeiを飲む。BINGTANGより飲みやすい。明日は、コテージのツアーディスクから 連絡してもらってシュノーケリングツアーに出かける予定。朝早いので、早めに寝ることにする。
水温は30度近いかなー。ジュクンという、70cm幅全長5m位の極彩色の船体の
両脇に足がついたような船に乗る。屋根もない。手こぎかと思ったら車から拝借した
ようなモーターがついていた。10分くらいでポイントにつき、シュノーケリングを
する。ボートエントリーは初めてなので、ドボンと入水するとき少し恐かった。
魚はいっぱい。さんごも。珍しい魚はいないようだが、伊豆で見れる魚は全て一回り
大きかった。私はダイビングもするため、ウェットを着ていたが、Sは水着だけなので
最後の方は寒かったようだ。私はウェットスーツのおかげで温泉にいるかのように
暖かで、ガイドについて2ー3m潜ってみると、近くに魚がいてうれしい。しかし、
潜ると体力がいるので程々にしておく。
シュノーケリングを楽しんだ後、同じポイントで少し深めのところにダイビングする。
Sを船で待たせてしまったのでずいぶん焼けてしまった。ごめんよ〜
シュノーケリングの時には見えなかったくまのみがいたり、ゆったりと暖かい海に浸れて
幸せだった。上がった後は、シャワーで塩を流し帰りました。
さて、また近所へ夕飯しに行く。途中でサティwithライスを屋台で買って食べる。 10本で3000Rp。ホットなピーナツソースがおいしい。夕飯の帰りは 夜空を見上げ、ミルキーウェイと南十字星を確認する。サンダルを2個4万Rpで 買ったりする。今日は出かけたので明日は何もしない日にする。
コテージで休憩して午後はまた海へ行く。 今日はSunsetまで1万Rpで傘と椅子を借りる。調子に乗ってボディボードも 借りる。マルコが教えてくれることになった。サングラスを取るとまだ若そうで可愛い 感じもする。適当な深さのところで波を待ち、マルコの合図で乗る。マルコが勢いを つけてくれる。すると、波頭に乗って波打ち際まで、泡立つ波にマッサージされながら、 すーっと流される。これは楽しい。(^^)しかし、自分でやろうとすると、マルコに ”遅いよ”と言われるし、どの波が自分を押してくれる波かわからない。30分ほど 遊び、これで1万Rpは安い気がする。(十分儲かっているのだろうが。(^^;)
波が結構大きいし、海水をたくさんかぶってしまうし、ひっくり返るかもしれないので Sは止めておいた方がいいかもと思ったが、熱心にナンパして来た男にほだされSも挑戦。 初めてのボディボードを楽しんだようだ。
それから、マルコとマルコの生活や、インドネシアージャカルタの経済とか仕事について話す。 疑ってごめんね。マルコはいろいろ考えているみたいだし、アルバイトしながら週3回、 デンパサールの夜学に通っているようだ。
さて、夜。今夜は豪遊と決めている。ロブスター食べて、HardRock cafeに行くのだ。 店頭でエビとかにを選び重さを量ってもらう。エビ4万Rp、かに2万Rpは、毎晩 ビール3本飲んで食事しても2万Rpちょいだからこれは豪遊だ。(きっぱり)ここは ビールも高い。塩焼きのエビを半分こ。かには揚げて甘辛ソースで。どちらも食ったぜー って感じだ。
かにと奮闘した疲れを癒すため、HardRock cafeへ向かう。カウンターに座って
ビールを飲みはじめる。2杯目は私はCCのロック。Sはテキーラのショット。
しばらくして隣に恰幅のいい中年のおじさんが座る。単パンに前をはだけたシャツで
いかにも休暇だーっていう感じのおじさんは、こげ茶色の肌にすごい胸毛だぁ〜。
なんとなく話すようになり、彼が5私たちが1位の割合で英会話が始まる。彼の名は
アブドール、サウジの人でオイル会社に勤めていて、16年前日本にも来たことがあるらしい。
彼は新橋第1ホテルの狭さと新宿等の人混み、日本人の休暇の少なさを強調する。
土日の休みと、GW,夏休み、正月休みを入れるとそんなに変わらない感じだけど、
1ヶ月休めるのはいいな。彼は休暇のうち3週間をバリでのんびり過ごす予定だそうで
おいしそうにビールを飲んでいた。自国では酒は飲めないので、自分の畑でとれた葡萄を
つぶして45日おき、蒸留してブランデーもどきを自作しているそうだ。”I'm crim"と
陽気に笑わせてくれる。サウジではグレンダイザーが子供たちに大人気だそうだ。
とにかく陽気に2時間くらいおしゃべりしながら3杯ずつくらいおごってもらって
しまいました。ありがとう。
お昼休憩。サンドイッチとフルーツだ。Sのバナナをもらって、次は私もあげることにする。
Sには私のマンゴスチンを一個あげる。でも、Sは2本目リタイヤしちゃいました。風邪を
ひいていたので無理させちゃったね。ごめんね。2本目はガイドともう一人と私で沈船の
こみいったところとかも見てまわる。適当なところでガイドに預かってもらったバナナを
魚にあげるが、ちょっと思い直して自分でも少し食べてみる。ちょっと塩気があるが
水中で物を食べるのはさほど難しくない。それより、さっきガヤにうっかりやられた所が痛い。
上がったら地元の子供たちに手伝ってもらって後片づけ。水シャワーを浴びてさっさと帰る。
5時半帰宅。
夜はcottageのレストランでビッフェ&ショー。お腹が空いた。7時半にスープが出てショーが始まる。
怪しいダンスやフロッグダンスを見る。客は今日到着した西洋人が多くてみんな楽しんでいる。
食べたり見たり忙しい。奮発してHATTENという、地元のロゼワインを飲む。あっさり、
すっぱいワインだった。
しかし、アメリカの引退した夫婦とかいいなー。音楽に合わせて何の衒いもなくチークダンスとか
踊ってます。私もつられて民族系の踊りを一緒にしてしまいました。
ショーが終わった後は、部屋でビール飲んで寝ました。明日はもう、帰国だな。
夜、Hottaさんに電話してガルーダの飛行機に乗って恐かったことを訴えたが、飛行機の揺れは 機体の古さとは無関係で気流のみのせいであるという。古いせいで揺れていた気がするのは あくまできのせいであるそうだ。むー。でも、本当に飛行機ぼろぼろだったもんなー。明日、 誕生日なのに、人が来てるからってすぐ電話切るし、ちょっとむっとする。おしまい。