わくわくサイパン旅行記('98.9.12-15)

はじめに
思えば7月初め頃、飲み友達の中で旅行話が盛り上がり、何処か海外へ 行こうという話になって、かねてよりサイパンに行きたかった私( SDMLで洗脳されたとも言う)は、サイパンを強硬に打ち出し(笑)、 今回のツアーが実現したのだった。

皆、仕事が忙しいので、祭日と週末を絡めて9/12−15日で行く ことにし、2ヶ月前だと言うのに、あちこちの旅行会社にキャンセル 待ちを入れまくったのだった。いや、JALパックとか高いツアーなら、 空きはあったのだが3泊4日で8万以上かけちゃいけないのだ〜! なにしろ、夏から、座間味、八丈島、サイパンと続き財布に余裕なんて ないんだもん。いや、サイパンを決めた時には八丈島に行くつもりは なかったのだけれど…おそるべし、SDMLの魔力。しかし、これで私も よだれを垂らしながら、MLのみんなを羨ましがる必要はなくなったのだ!

旅行前、台風が当たったらどうしようとか、友人にキャンセルが出て どうしようとか言う事態が発生しましたが、まー天気が悪かったら 宴会すればいいんだし、SDMLメンバーの追加募集をしたら、 まいちゃんが手を挙げてくれたし、準備は着々と進みました。といっても、 メイルでたくさんアドバイスをいただいた、にんにくやグロットの 近藤さんにショップの手配などをお願いしてしまったので私としては 何もすることはなかったです。


9/12(土) 
で、出発日の9月12日がやってまいりました。飛行機はミクロネシア コンチネンタルでグアム乗り継ぎでした。飲み物とかのサービスをする ところの近くに座っていたのだけどカーテンの向こうから、ポンポンと シャンパンが空く音がし、おいしいとか言う声が聞こえるかと思ったら… みな、飲んでおりました。(^^;。羨ましそうに覗いたら私にも一杯くれました。 (そのあと、頼みもしないのに次々と注ぎに来てくれた。) 1日目の夜は、近藤さんにお会いし、にんにくやグロットで腹がはち きれるまでご飯を食べて明日の相談をしてホテルへ戻ったのでした。 おいしかったー。(^^)
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    9/13 (日)
    サイパン1本目:9月13日午前
    場所:沈船 天気:晴れ 海況:ややうねりあり 水温:30度
    最大水深:9.8m 潜水時間43分
    
    
    今日は近藤さんのお友達のボートで、テニアンへ行く予定でしたが、 海の状況が悪いので沈船へ行くことに。他のポイントもクローズして いるので海上は船で結構混雑していました。私はまいちゃんとバディを 組んで潜ることに。近藤さんは足を痛めていたのに沈船の周りを案内して くれました。ゆっくりとサラサハゼの巣作りを眺めたり、ミツボシキュウ センの幼魚を見たりしました。私は初めてホワイトチップを見たのですが、 びっくりして「あー!!」って大声出したらスタコラ去って行かれてしま いました(;_;)。沈船はぼろぼろでした。あとはメガネクロハギ、アキレス タングとかがたくさんいました。透明度はあまりよくなかったけど、 サイパンデビューはホワイトチップだったのだ。(^^) ボートが揺れたのでちょっと酔っちゃいました。
    サイパン2本目:9月13日午後
    場所:GLOTTO  天気:晴れ 水温:30度
    最大水深:23.5m 潜水時間:48分
    
    
    海が荒れているので、午後はグロットで潜ることに。私たち4人( さだちくん、はぜちゃん、まいちゃん、私)となおぴーさん夫妻、近藤さんと 人数が多いので、近藤さんのお友達にも車を出してもらって移動。お昼は もちろん、にんにくやのお弁当!おいしかったです。

    そして、噂の階段をゆっくりおりて、岩の上からジャイアントスライド エントリー(^^)。しかし、入る前からすごい地形でした。海も青いよー。 どうしてこんなに色が違うんだろう。洞窟の中で、ウコンハネガイをみたり、 洞窟の向こう側でハタタテダイ、アカハチハゼを見たり。アカハチハゼは前の 晩に好きだって私が言ったのを近藤さんが覚えていてみせてくれたのだ。 ガラスハゼも。あとは、ブロンズリーフクロミス、ミジットクロミスなど ミクロネシアの魚も堪能する。さんごの中のベニゴンベもラブリー。ニシキ ヤッコ、クロメガネスズメダイなんかも。私はナポレオンも見ちゃったのだ (はじめて)。地形と海中にさす光が印象的でした。ウコンハネガイもそれ だけじーっと見ていたいきれいさでした。

    その夜は、なおぴーさん夫妻とにんにくやグロットでミニオフ。にんにくや グロットはおいしい料理がたくさんで量もあるのである程度人数がいたほうが たくさんお料理が楽しめます。今日も、ステーキをはじめ、エビ料理、卵料理、 ナス炒めなどたくさん食べて大満足です。今日のログを書き、明日のバンザイ への期待を胸に解散したのでした。

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    9/14 (月) 
    サイパン3本目:9月14日午前
    場所:ウィングビーチ 天気:すごい晴れ 水温30度 透明度:すごーい50m位
    
    今日はMOCのボートを、私たち4人となおぴーさん夫妻でチャーターして、 バンザイクリフに行く予定でした。前日、海況が悪かったのでバンザイまで 行けないかもと言われていたのですが、思ったより海は穏やかでこれは潜れる! とボート上の期待は高まりましたが、バンザイ付近に着くと、そこだけもの すごい流れが…まずブイが見つかりません。流れているので海上に出ず、 水面下に潜っているのです。諦めきれない私たちにキャプテンのトミーが しばらく潮待ちをしましょうと言ってくれ、30分くらいかけてバンザイ クリフの岸壁を海側から観光する。また、戻ってブイを探す。探す。 さだち君はマスクをつけ、海の中を覗いて自分でブイを探し始めるし、、。

    とうとう見つかりましたが、やはり海は激流でブイは海面下5m。ああ、 こんなに流れて入ったら大物がいそうだよねー、なんて、いうところに 向こうにイルカの群れ十数頭が見える!ボートで追いかけると、ハシナガ イルカがぴょんぴょん群れていてしばらくボートと平走して遊んでくれま した。可愛かったです。

    で、私たちは結局ウィングビーチで潜ることになりましたが、すごーく 透明度がよい。クレパスの地形も面白かったし、満足できました。大きい カメもいたし、アジアコショウダイの幼魚何かも目に付きましたが、透明度と 地形をゆっくり楽しみました。水深25mくらいのところを泳いでいて、その下の ほうまでずーっと見えたのでした。


    サイパン4本目;9月14日午後
    場所:ラウラウビーチ 天気:晴れ 水温30度 透明度:5−15m 潜水時間:70分
    
    
    午後はMOCが予約でいっぱいで取れなかったので近藤さんに相談すると、 近藤さんが私たちと一緒に潜って下さることになり、ラウラウビーチへ 向かいました。そこではもう、水深30cmから、魚が待っています。まず、 ブルーのラインがオシャレなネズスズメダイ、エントリーして振りかえると、 モンツキカエルウオ。これが最初よく見つけられなかったのですが、穴から穴へ ひょいひょい移動し、こっちに顔を向けるととても可愛い。目がいい〜。惚れるぅ。 その後、レギをつけてハゼ三昧の旅に出ました。ベニハゼ、コミカルブレニー、 ヤマブキハゼ、ヨウジウオ、レッドバンディドブラウンゴビー、トレイシーデモイセル、 ミヤコキセンなどなど。私はオドリハゼを見逃しちゃいました。(^^;。 また、今度ですね。イグジット前、もう一度カエルウオを探しました。のんびりして あっという間の70分でした。近藤さんがじっくり見るように言ってくれたベニハゼの 顔がよかったなぁ。他のハゼも、近くまで行って目も回りの筋が数えられるくらいじっと にらめっこしちゃいました。私が見たモンツキカエルウオの顔なんて今でも頭に浮かん じゃうくらいだし、サイパンでマクロに目覚めてしまったかもしれないです。はい。

    あっという間のサイパン滞在。

    ちょっと、地元の料理も試そうと、さだちくんとはぜちゃんと私で屋台村へ行く。 ビールとおつまみにチョモロ料理の刺し身や、中華の揚げ餃子、エビ野菜炒めを つまんでくる。9時過ぎ、にんにくやに、なおぴーさん夫妻ともども集合。お店で ちょっといただいたにんにくの甘酢漬けがすごくうまい。うますぎる。作り方を 聞いたら企業秘密だそうだ。ざんねん〜。そして、近藤さんお勧めの韓国料理の 串焼屋に連れていっていただく。スパイスをつけて食べる羊の串焼とジンロが 最高にうまかったです。しかし、皆よく飲むよね〜。(^^)。こうしてサイパン 最後の夜は賑やかに更けていったのだった。

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    9/15 (火) 
    翌日、バリに向かうさだち君を残し、女性3人は熱帯植物園へ行ったりして 南国を最後まで味わい、成田へ向かったのだった。しかも、さだちくんと 近藤さんはテニアンへ向かったらしい。うーん、悔しい。今度また、絶対来るぞ〜。 本当に近藤さんにはお世話になりました。おかげさまで初めてのサイパンを いっぱいいっぱい楽しめました。*良い物*を手に入れられたようなので:-)、 また近いうちに是非寄らせて下さいね。(_o_)
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