西安旅行概要 日程 :01年2月1日〜2月4日 コース :「世界遺産、秦始皇帝陵と古都西安の旅4日間」 コース金額:49800円/人(全食つき。全日観光つき。ホテル5星)+ビザ5000円 飛行機行き:JD(JAS)257便 09:50発→14:05着 帰り:JD(JAS)256便 15:25発→20:30着 ホテル :西安城堡大酒店/全日空ホテル(5つ☆) 旅行会社 :内外航空サービス 集合時間 :成田第2ターミナル 7:50 旅行メンバ:れこ、みき、ぷら、あずま、さだち、薫、ゆかぞう 交換レート:1元=約14円
西安旅行日程 第一日目(木) 成田発西安着09:50-14:05 JD257 1度目の離陸は1時間の遊覧飛行の後成田へ逆戻り。 結局昼頃出発。あんなに早く起きたのに・・・ 専用バスにて西安市内へ 鐘楼広場散策これは飛行機が遅れたためパス 夕食:特発長餃子館にて西安名物の「餃子宴席」 <宿泊:西安城堡大酒店/全日空ホテル>宴会 第二日目(金) ホテルにて朝食 西安西郊外観光 乾陵の入場観光(賓王石像、無字碑、参道石刻) 窯洞(ヤオトン)民家訪問(黄土高原特有の伝統住居を訪ねます) 乾陵博物館の入場観光(永秦公主墓・出土品展示室) 昼食:乾陵餐庁にて乾県郷土料理 茂陵博物館の入場観光(石刻展示回廊、出土品展示室) 茂陵の下車観光 シルクロード起点群像の観光 夕食:秦都酒店にて中国風鍋料理 夕食の後、足ツボマッサージにつれていってもらった。 <宿泊:西安城堡大酒店/全日空ホテル>宴会 第三日目(土) ホテルにて朝食 専用バスにて西安東郊外へ 華清池の入場観光(西周代からの温泉地で玄宗皇帝と楊貴妃のロマンの舞台) 世界遺産・始皇帝陵の下車観光兵馬俑ですね 昼食:万年飯店にて四川風料理 西安市内観光 陜西省歴史博物館の入場観光(西安最大の博物館) 大慈恩寺・大雁塔の入場観光(三蔵法師所縁のお寺)※大雁塔への登頂費用は現地払い(15元)。 夕食の前に30分ほど近くのスーパーマーケットに案内してもらえた。 夕食:唐楽宮にて唐代舞踏のディナーショー <宿泊:西安城堡大酒店/全日空ホテル>宴会 第四日目(日) ホテルにて朝食 西安市内見学 碑林博物館の入場観光 興慶宮公園への入場観光(阿倍仲麻呂記念碑、唐代宮殿遺跡、勤政務本楼) 西安城壁の登城観光(周囲12キロの城壁) 昼食:城市酒店にて広東風料理 昼食後専用バスにて空港へ 日本エアシステム便にて帰国の途に 空港到着後、解散 JD256 15:25-20:30
食事日記から: 2/1 朝:サンドイッチ、ビール 昼:機内食、ワイン 夜:餃子宴会、ビール、紹興酒 宴会:紹興酒
2/2 朝:和食 昼:田舎料理 夜:羊と牛のしゃぶしゃぶのような鍋料理、ビール、紹興酒
昼の料理は辛くてうまかったー 2/3 朝:洋風ビュッフェ 昼:四川料理、ビール、紹興酒。 夜:ディナーショー(洋風だけど中華)、紹興酒、チンタオビール
2/4 朝:洋風ビュッフェ 昼:広東料理、紹興酒、ビール おやつ:機内食(夕飯には早いぞ) 夜中:家に帰ってからセロリ炒め、ペペロンチーノ
1日目 朝 朝5時過ぎに、ゆかりんが家に電話をくれる。まだ起きていた相棒が電話を取り私を起こして くれる。相変わらず夜更かしな彼である。急いで出かける準備をして、昨晩作ったお弁当の サンドイッチを持って予定より1本早い5時50分ころの電車に乗るためにガラガラ家を出た。眠い。 電車に乗り、次の駅でゆかりんと合流。ゆかりんは少し具合が悪そう。新宿駅でさだち君と 合流。それぞれ朝ご飯を持って来たがそれはあずま〜に上げる異にしてみんなでサンドイッチを 食べる。ゆかりんは胃薬ドリンク、私とさだち君はビールを飲んであっという間に成田空港。 今回はみんな8時頃には集合できた。なんて優秀、幸先がいいぞ。ビザの先頭に記録のある さだち君が今回の旅行のリーダーとなる。れこちゃんを除いて女性全員の職業が主婦になって いた。ううむ。。。 DFS チェックインしてDFSをみんなで懲らしめる。頼まれものはないものもあったけど、だいたい 買い物して、旅行中の化粧水も購入、彼への土産(タバコ)も買っちゃってもう完璧。さだち君の 姿が見えないけど、彼のことだからもう先に行ってるでしょうってことで登場口へ向かう。 最終バスの案内だが、飛行機の中にはさだち君はいなかった。ピッチがつながらなくて公衆電話で PCをつなげようとしていたらしい。で、ぎりぎりになってしまって、おにぎりを忘れてなんとか 搭乗。さて離陸である。 遊覧飛行 40列ちょっとくらいの少し狭い飛行機の37列付近。窓際にゆかりんと並んで座る。 飛行機は気流が悪くてすごーく揺れる。ゆかりんは酔ってしまって酔い止めをもらうがよくならない。 大丈夫かなぁ。30分くらいして「計器不良の為引き返す」というアナウンス。その直後、さらに 機体が揺れる。硫黄臭と焦げ臭い感じがする。ううう、なんかほんとに怖いとおもいました。 だって前日JALのニアミス事件の後だし・・・。でも無事に成田に到着。 携帯電話 到着したらなんだかほっとした私は、友達にメールとか電話をしまくる。 乗り遅れちゃったーとかおポンチな電話をして相手をびっくりさせて大体満足した私・・・(こらこら)。 それを見たさだち君(あらためリーダー)がうらやましくなったようなので電話を貸してあげる。こんな 面白い経験をさせたのだから電話くらいさせろよーとか思ってたけど、さだちくんはスッチーに見つかって からも電話してたので、お願いだから止めてねーって感じでスッチーにテレカをもらって飛んだ後とかにも かけさせてもらってた。よっぽど緊急って思われたのか、それはスタイルで、なんとか懐柔しようとしてた のか・・・。今回は、私が携帯を貸してあげたのがそもそもいけなかったんだけど。ええと騒ぎは大きく なっちゃったけど、私はリーダーは自分の命に関わる危険なことはしないと思ってるんで笑ってみて いられたのだった。隣に座っていた人はおろおろしちゃうと思うけどね。:-p:-p 到着 飛行機を降りて、歩いて空港建物へ。リーダーの後に続き、集団ビザ順に並んで 入国する。試しに一万円両替したら691元であった。バスで夕食会場へ。ガイドさんは29歳くらいの閻目 (えんめい)さん、大学で日本語を学んだという優秀そうな女性でした。日本語は多少堅いけどスムーズで 聞き取るのも楽です。夕飯は餃子。次から次へと蒸し餃子が出てきて水餃子は食べ放題。でも、いくら形が ちょっと違っても餃子だけは飽きます。チャーハンを追加。うまい。餃子はもうちょっと熱々が食べたいぞ。 すこーし、いまいちって感じ。ビールはローカルビールが1本10元(140円)であった。紹興酒も50元。 会計を気にせず頼みまくりであった。 ホテル 超豪華。真中が吹き抜け構造であった。3部屋に分かれ、れ、ゆ、薫は3人 部屋だったか、普通のツインよりも若干広くてエキストラベッドも悪くなかったです。さすが五つ星です。 シャンプー、歯ブラシ、くし、ドライヤー、バスタオル、ソーイングセットなど一通りありました。ANA ホテルは西安市内の城壁のすぐ外側でした。 ホテルの1階のロビーで紹興酒を買ってお部屋で宴会。早々に眠くなって退散する私。ゆかりんは、部屋で マッサージを受けていたが大変に気持ちよさそう。うらやましくなる。午前中からの頭痛などもすっきり したそうだ。よかったねー。明日から観光を楽しむぞ〜。おやすみなさい。
2日目 和食 ホテルの和食はいまいちであった。納豆も蒲鉾も冷凍物なんだもん。 なんだかぱさぱさ。明日は洋食にしよう。しかし、8時半集合はつらいぞ。 乾陵 則天武后の墓。緩やかな墓の山頂へ上る。昔は偉さと強さは大きさで しめしたそうだ。参堂には石像が並ぶ。チョコボ見たいなのもあった。偉い人の墓は石碑は大きい。 地位が低い人はそれより小さい。墓の上に狛犬っていうかシーサーみたいなのがあったけど、もう 見たことないくらい大きかった。9トンの石・・・でかいです。 入り口のトイレはなかなか厳しかったが途中のトイレは近代的であった。(一人一元) その後、近くの農家訪問。ツアーのおばちゃんはみやげ物を買い捲っていました。歓迎にリンゴをみんな で一個づつ頂きました。皮は堅かったけどおいしかったです。家はレンガ部分もあったけど、基本的には 洞窟を掘って部屋になっている感じ。山に横穴掘ってるみたいな。ベッドはレンガで出来ていて、夜は 寒いのでベッドの下で石炭を炊くそうである。蒸し焼きにはならないのね・・・。トイレはただの穴。 中をのぞく勇気はなし。 乾陵博物館 先ほどの墓の石像よりはみんな二回りくらい小さい感じ。盛土された 墓の下の地下室に入る。埃っぽい。結構深くて地下2F分位あるかなぁ。坂道になったスロープを下る 途中に両脇に当時の生活を忍ばすような部屋があり、突き当たりの部屋に石棺がありました。壁画は 別に保存されているそうで、複製が書かれてます。石棺は大きくてきっと中は2畳程度はあるのかも。 博物館併設の食堂で食事。天井が高くて寒いぞ。温かい料理もすぐ冷める。ビールも進みません。 田舎料理で決して豪華ではないけれど、野菜がとてもおいしく感じる。パンは堅い。ご飯が嬉しいな。 食事の後は茂陵博物館とその前で記念撮影。石像がいっぱいありました。土を盛り上げて50Mくらいの 高さにした墓がそちこちに見られる。上に上ってもたいした高さじゃないんだけど、平野なので景色は いいです。けれど空気が余りよくないのと土埃で遠くはかすんでしまう。年間降雨量150mmで、小麦と とうもろこしの二毛作地帯だそうだ。 シルクロードの起点群像というのが交差点の真中にあり、車窓から見学。埴輪の像がたくさん立ってました。 その後はお土産物屋さん。めのう、ビャクダン、石で出来た食器、民族土産物など。一通り見るけど 何も買わなかった。高い気がするのと、欲しいものがあんまりないのだ。でもあまりしつこくされないし この程度の土産物屋だったら付き合ってやるかという感じではある。 鍋 夜はしゃぶしゃぶ風の鍋だった。なるほどと思ったのは、鍋は一人一人の 席の目の前に小鍋が一つずつ割り当てられているのだ。で、円卓で野菜と肉が回る。きし麺見たいのと 雪菜に似た野菜が私は気に入る。どうも羊臭いたれで煮てそれぞれマイペースでがんがん食べる。 リーダーが聞いてくれたおかげで途中からごま誰の他に醤油だれと酢でぽん酢なども出来てますます 食べる。肉も酒も追加して大変にお腹がいっぱいになりました。みんなが鍋奉行な夜だったのだ。 ここの紹興酒は100元と50元のがあった。ちょっと高いがどちらもおいしかった。夜のためにビールを 購入して帰る。 足つぼマッサージ(150元) 夕食後は希望者で足つぼマッサージへ。我々は全員参加。 ちょっと痛かったけど、足裏もつるつるになりなかなか気持ちがよかった。でも疲労は全身に達して いる。明日はホテルの全身マッサージにしようっと。だんだん豪勢な気持ちになってくる。 宴会予め買っておいたビールと紹興酒で乾杯。でも12時には眠くなってしまう。ねむねむ。 でも2日あたりの酒代が一人130元である。なんて安い・・・ 一日目はトイレが心配で、次に行くトイレが安心して座れるかどうかとか、壁があるかとかいろいろ心配 になってしまって、行ける時は行っておこうなんて思って無理していってほとんどでないとか、完全に トイレタイミングを逃してしまっていたが、ツアーではそんなに心配ないことが分かり、2日目からは 割と普段どおりに飲み食いしてトイレにいけるようになった感じです。それでも、トイレを見るまでは どきどきしちゃうんだけどね。
3日目 朝ご飯 今日の朝食はビュッフェです。昨日より全然いいじゃん。食べたいものもたくさん。 スクランブルエッグと、ヨーグルトがおいしい。チャーハンも食べる。パンはおやつにちょっとお持ち帰り。 お粥もおいしそうだったよー。 華清池 博物館に貴賓が来ていると言うことで華清池からの見学になる。楊貴妃などのお風呂の遺跡を見る。 石で湯船が組んであり、お湯が出るところと排出口があり、周りに柱もあるので壁とか屋根ももしかしたら あったのかなーと言う感じ。水深がどう見てもプールのようなんですけど、立って入ったのかなぁ・・・。 皇帝のお風呂は25Mプールのようにでかかったです。やっぱり大きさと偉さは比例するらしい・・・。 華清池には変な楊貴妃の象も立っていてみんなで記念撮影。今では保養所が多く立ち並ぶ華清池。後ろの 山の中腹にはには西安事件で蒋介石が捕まった家が見えましたが、「あそこが事件が平和裏に解決した 場所です」ってガイドさん、ほんとか?。(--;;; 始皇帝陵 遠くから見るとただの山である。散々盗掘にはあっていると思うのだが、実際の発掘調査は 行われていない。なぜかというと西安の要となる土地に位置している為、そこを掘ると風水が変わって しまうから長年発掘作業は反対されているらしい。兵馬俑坑博物館はすごーくだだっ広い敷地に大きな建物が 散在している。兵馬俑があるのは1-3号杭まで。写真に撮ると大きさが分からないけど、身長180cmの鎧を 来た兵士の埴輪や馬は迫力があります。併設の博物館には銅製の馬車があった。オフシーズンと言うことで大 変空いていて兵馬俑も間近で見ることが出来たが、メーデー等の連休には1号杭の外まで行列が出来るほど らしい。兵馬俑は発掘時には色がついていたが、3日もすると土色に戻ってしまったそうである。赤い色などが 微かに見えるものもあった。顔料は鉱物系である。しかし、展示の仕方も、発掘の様子もなんだかとても 大陸的である。併設の土産物屋で兵馬俑杭博物館の写真集を買い、兵馬俑の発見者:楊さんにサインをして もらったりした。しかし、スケールが大きい遺跡に圧倒されました。見学中は埃っぽくてかなわなかったけど・・・。 こんなに有名だけど発見されたのは1974年なんだね。 四川料理 これが辛くて大変においしかった。ご飯を何回もお代わり。ビールとお酒も進む進む。 もう一つのテーブルがとっくに席を立ってもまだ飲み食いしている。昼から一時間半以上宴会である。 ツアーなんだけど、食事時間はたっぷりあるのがうれしい。きっと中国の人も食事の時間は長い のであろう。最初の羊血というゼリー状の料理にはしり込みしていた人も多かったが、続々と おいしい料理が出てきました。 陜西省歴史博物館 西安で一番大きい博物館だそうだ。しばらく歩いてもまだB.C.だったりー。 さすが、中国4千年の歴史なのだ。第3展示室くらいまであったのかな。色のついた陶器、青磁器など きれいな器がたくさん。鏡とかいろいろなものがあったけど、日本の博物館で見たのと似ているところも 多々あり文化の流れを感じたひと時であったとさ。 大慈恩寺・大雁塔 正方形のちょっと傾いた7階建ての塔。最初に652年に立てられたときは5階建てだったらしい。 三蔵法師が持ち帰った仏典を保存する為に建てられた塔だそうです。あんまり、ゆかりんが登りたくないと 言うので、登らないと一生後悔するといってみんなで登ることにする。さすがに息が切れました。バスに 戻った後「塔の上からは、晴れた日には東に富士山が、西にローマが見えます」とガイドさんが言ったの だが、それを聞いたゆかりん「最初に言ってくれればいいのに」ってあなた、見えるわけありません。(--;; それだけ西安の人が今でも西安を世界の中心だって思ってるってことだよね。 スーパーマーケット ホテルに帰るがディナーショーまで少し時間があるというので、ホテルに帰るのを やめにして私達一行はスーパーマーケットに案内してもらう。地元の人が食べているものを見たかったのだ。 この前に案内してもらったお茶屋さんも観光者向けだったし。 それだって市場よりはずっと高級品だと思うけど。最近まで西安にはスーパーが3つしかなかった そうである。私達が時間までにホテルに戻れるか大変に大変に心配したガイドさんは他の人は おいといて私達についてきてしまう。おいしいスープの素や調味料を教えてもらえて大変に ラッキーであった。スーパー前にバスに迎えに来てもらってディナーショーへ。 ディナーショー ここの酒は高かった。チンタオビールが26元で紹興酒が100元とかなんだもん。でも ご飯はおいしく食べてショーの始まりを待つ。古楽器の演奏と女性の踊り、男性の踊り、あと うぐいすの鳴き声のような音の出る笛の演奏。かわいいお姉さんがいました。 そうそう、食事のときにれこちゃんのグラスが欠けていたんだけど、ウェイトレスが途中で 危ないからとグラスを取り替えてくれたのはいいものの、中身が空になってたのでリーダーが 文句をつけたら、最後には同じツアーの客としてきていた中国人の方に通訳までしてもらって・・・。 やっとこっちの主張(つまり一杯おごってよ)を理解してもらいお姉さんが謝ってくれた。 中国人に謝らせるリーダー・・・すごいです。れこちゃんは3cmくらいに縮んでいました。 マッサージ 昨日はバスの移動が多かったが時々昼寝ができてよかったけど今日は 移動時間も少なくてとってもたくさん歩いたし、大変に疲れました。マッサージは大変に 気持ちよかったです。40分程度で150元はやっぱり安いです。 宴会 昨日の残りの酒と、怪しい中国ワインとかで最後の宴会。この日は2時くらいまで 飲んでいたかなぁ。ベッドの上でごろごろしたり、思い思いの格好でだらだらとおしゃべり。 最後の夜をのんびりすごす。翌朝リーダーには記憶欠損が見られました。
4日目 朝食 昨日までより早めに起きて荷物の整理をする。ばたばた。朝ご飯はビュッフェ。 その後清算を済ませ、部屋に戻って一休みした後、最後の観光に出発である。最初取りに来て くれなかったれこちゃんの荷物もちゃんとある。一安心。 碑林博物館 書道の博物館である。といっても紙に書いてあるんじゃなくて石に彫ってある書だ。 石碑がずらりであるが、なんとなく辛気臭くてお墓のようでもあった。すぐ飽きてしまう・・・。 拓本を取っているのは面白そうであった。よく見ると、教科書に載っていたような有名なものとか、 平成の語源が書いてある石碑とか見所はいろいろあったんだけど・・・。なお、書を書く人と石碑を 掘る人は別で、書を石に鉄筆で移すそうである。たいへんそう。で、石碑の石って元々黒いと思って いたんだけど、それは拓本をとられつづけて墨の色が移ったからで本当はベージュっぽい色でした。 興慶宮公園 市内の広い公園。阿倍仲麻呂の石碑があったりする。入場料がいる公園で、 太極拳なんかを毎日しに来るおじいさん達は定期券みたいなのを買ってくるそうだ。もちろん、 日本人向け土産物屋もあったぞ。まあ、こういう土産物はトイレに来たと思えばなんてことないかな。 西安城壁 毎日見るばかりだった城壁に今日は登るのだ。くるくるまわって(一方通行だから) 駐車場にバスをつけ、いざ城壁の上へ。市外が見渡せます。私達が登ったのは西の城門。 西ローマがみえる・・・はずはありません。いわゆるシルクロードは見えます。万里の 長城は違います。城壁は市街地の周囲12キロ弱くらいの長方形。旧正月には城壁の上を 走るマラソン大会もあるそうです。ところが、3km先の東の城門が埃にかすんでまったく 見えないっす。石炭や車の排気ガスと土埃で空気はダメダメだぁ。 広東料理 最後の食事は広東料理。一般客としてきたら80元くらいのコースらしい。 とても安い気がするが高いんだろうなぁ・・・。疲れた胃にやさしい味で、やはり野菜が 大変においしかったです。昼の紹興酒はツアー会社のおごりで遠慮なくたくさん飲んだかも。 帰途 空港の免税店ではみんな残った元を計算して使いまくる。最後に残っていた あずま〜の元でビールやお茶にして、カップ麺まで食べる。帰りの飛行機は順調。50分早く着く。 わたしとゆかりんは疲れたのでNEXで帰ることにする。東京駅から座れないとつらいんだもん。 やつにどうしてもアイスクリームが食べたかったのに、車内販売が来るのが遅くて食べられない。 きゅう、最後まで買い食いさせてくれない旅であった。 ガイドさんは最後まで非常に熱心に説明をしたり世話を焼いたりしてくれていた。反応がないと さみしいだろうと、ガイドさんに付き合って「おっはー」とつい返事したのが運のつきで、 何か聞かれたら「はーい」とかいっぱい言ってた気がする。リーダーがいたり、おとうさんと おかあさんがいたり、ガイドさんにはわけわかめだったことであろう。 なんだか、友達同士で修学旅行のような旅をさせてもらった。本当に楽しかったよう。 皆様ありがとう。またどこかへ行きましょう。(^^) ただいま やっとおうちに着く。彼は灯油を買いに出たついでに夕飯はリンガーハット だったそうである。でも充分お腹がすいたというので、パスタとセロリ炒めを作成。久しぶりに 二人でご飯。旅行土産のタバコを渡して、お話したり後片付けをしたりして夜更かししてしまった。 灯油も買ってあり、野菜もちゃんと冷蔵庫に入れておいてくれてて、頼んでたりしたことが ちゃんとやっててなんだか嬉しかった。お土産のジャスミン茶はなかなかおいしいです。
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