トホ妻の毒舌2(芸能・芸術関連)

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先日、トホ妻と一緒に江東区の区民フィルハーモニーの演奏会に行ってきたのですが、その演奏会の会場が「ティアラこうとう」という名前。ワタクシが「ティアラって何だっけ?」と何気なくトホ妻に質問したら…

「だからホレ、ティアラってさ、ミス・なんたらコンテストとかに優勝したどっかのヴスが頭にかぶる小さな王冠みたいなヤツのことよ」

この暴言に関してワタクシは誰におわびすればいいのか…江東区の方…というわけでもないし、ティアラの製造メーカーということにもならないようで、やはり「ミス・なんたらコンテストに優勝してティアラを頭に載せたことがある」方に一番おわびしなければならないようでございます。このHPをお読みの方で、そういう経験者の方がいらっしゃいましたら、まことに申し訳ございません。


ルキノ・ビスコンティが監督した映画「ルートヴィヒ」。バイエルンの狂王と言われたルートヴィヒ2世の生涯を描いた映画でございますが、何しろこの王様、ワーグナーのオペラに心酔するあまり、神話的・耽美的・幻想的なだけの、何の役にも立たないお城を次々と作って国家財政を破綻寸前に追い込んだおヒト。ワタクシが「このヒトって要するに異常者っつうか…」と口にしたら

「いや、このヒトは要するにオタクなんだよ。輝かしいドイツのオタク第1号だったんだね、ルートヴィヒ2世は。オタクがなまじお金持ってるとこうなっちゃうのよ」

「バイエルンの狂王」と言われると多少はロマンチックな響きもございますが、「バイエルンのオタク王」と言われると…。最終的には湖で溺死(殺人説もある)するという悲惨な最後を遂げたルートヴィヒ2世でございますが、彼が作った何の役にも立たない美麗なお城は今やドイツでも指折りの観光名所。その観光収入がバイエルン州政府の財政にも相当貢献しているのは確実でございまして、言わばオタク王の恩返しというわけでございます。ソコハカとなく悲しい話でございますねぇ…。


NHKが毎週日曜日にやっているアニメ番組「名探偵ポアロ」の主題歌を歌っているのは山下達郎。「タツロウって、オレたちが大学生の頃から、軽く25年以上第一線で活躍してるわけだよなー」とワタクシが言うと…

「しかしこのヒトくらい音楽的に成熟も退化もしない人ってのも珍しいよね」

その道のプロが聞けば「タツロウの音楽は変わった」と思うのかも知れませんが、我々シロウトから見れば「Ride on Time」を歌っていた頃から山下達郎はほとんど変わっておりませんで、これはある意味スゴいことだと感心せざるを得ませぬ。というわけで、ワタクシとトホ妻のiPodには山下達郎の曲がけっこうたくさん入っていたりするのでございます。


NHK朝の連続テレビ小説。この春から新しく始まるドラマは、どうも保育士サンを目指して頑張る…というストーリーらしいのですが、その予告編を見て…

「朝の連ドラってのは、実は職業訓練ドラマだったわけかい」

キチンと覚えておりませんが、ザッと思い出せるだけでも「女性宇宙飛行士を目指す」「女性板前を目指す」「女性和菓子職人を目指す」「女性大工を目指す」等々…以前、松島菜々子が「女性弁護士を目指す」ドラマなどというのもございました。そう考えてみると、アレは確かに“職業訓練ドラマ”と言えるのかも知れませぬ。


先日NHK・BSで放送していた小津安二郎監督1942年の白黒映画「父ありき」。この映画では笠智衆が父、佐野周二が息子という設定になっておりますが「笠智衆と佐野周二の実際の年齢ってそんなに離れてないんじゃないか?」とワタクシが疑問を表明したところ、それに呼応してトホ妻が即興で一句詠みました。

「りゅうちしゅう うまれたときから おじいさん

ちょっと興味がわいて調べてみましたところ、佐野周二は1912年生まれ、笠智衆は1904年生まれ。と、すると…ですよ?「父ありき」が公開された1942年時点で佐野周二は30才、その父を演じる笠智衆はまだ38才!わ、若過ぎるような…。もっとヒドいのは同じ小津安二郎監督の名作「東京物語」でございまして、この映画では公開当時43才だった山村聡が長男、44才だった杉村春子がその妹…という設定で、彼らの父親役・笠智衆はまだ49才。いくら「役者の年齢と役の年齢は関係ない」とは言え、大胆な配役と申せましょう。しかしどんな映画でも常に「笠智衆がお父さん」であることだけは変わらないようでございます。


ついに実写映画にもなった名作「サンダーバード」。御存知のように、国際救助隊は父であるジェフ・トレーシー氏とその5人の息子が中心になって運営されておりますが、5人の息子のお母さんは登場致しません。そのことをトホ妻から聞かれたワタクシ、「お母さんはすでに亡くなったって設定なんじゃないか?」と答えたのですが…

「まぁ次々と5人も男の子生んでりゃねぇ…疲弊のあまり若死にするよねぇ…」

ちょっと興味がわいて調べてみましたところ、設定上では長男スコットが1996年生まれ(注:物語の舞台は2026年という設定)、以下、次男バージル1999年、三男ジョン2001年、四男ゴードン2004年、五男アラン2005年という出産ペース。と、すると…ですよ?9年間で5人の男の子を生んだわけでございます。5番目の赤ん坊を生んでヘトヘトになって産院から戻って来たトレーシー夫人を迎えたのは、「お母さん、ごはん!」と騒ぐ9才の長男を筆頭に、弟をイジメる6才のワンパク次男、兄にイジメられて泣き叫ぶ4才の三男、まだオシメも取れない1才の四男、そして自分の腕には生んだばかりの五男…トレーシー夫人は疲弊して若死にどころか、極度の育児ノイローゼで自殺したのではないかとすら思えてまいります…。


宝塚出身の某女優のことを評して

「この人もねぇ…宝塚やめて民間に下った時はメチャクチャ将来を嘱望されたけど、大して使い物にならなかったねぇ、結局…」

“民間に下る”って…宝塚は「芸能界の官公庁」だったのか。ちなみに、ワタクシもこの女優の顔は知っておりましたが名前は?と思って検索した結果…いや、ここは「某女優」のママにしておいた方が余計なナミカゼをたてずに済むよう思えます…もう遅いようにも思えますが…


映画「ハンニバル」で、「顔の皮が剥がれた男」という設定で、気持ち悪いメイクで登場してきた気持ち悪い男。この気持ち悪い役を演じていたのが実はゲイリー・オールドマンだったと聞いて…

「へえ、そうだったの?ゲイリー・オールドマンなら、わざわざ顔の皮剥いだ特殊メイクなんかしなくても、そのままで十分ヘンだったのに」

全国のゲイリー・オールドマンファンの皆様、申し訳ございませぬ。ちなみに、ワタクシ個人的にはやはりゲイリー・オールドマンと言えば「レオン」で演じたキレまくり麻薬課刑事の役が最高だったと思うのでございます。


局所的に話題を呼んでいるオマケ付きお菓子の「コレクト倶楽部」。先日ワタクシも1個購入してミロのビーナスを獲得したのでございますが、何せ箱の中身の大部分はオマケ。肝心のお菓子(ラムネ)はスズメの涙ほどで…

「コレが中身のお菓子?!コレっぽっち?!アタシゃまたてっきりシリカゲルだと思っちまったよ」

まさに乾燥剤かと見紛う少なさ・小ささでございます。しかしメーカーの名誉のために申し添えますと、ラムネ自体はちゃんと美味しいものでございましたし、オマケのミロのビーナスはそれはもう素晴らしい出来でございます。


今年のアカデミー賞授賞式会場でのニコール・キッドマンを見て…

「ニコール・キッドマン、異常に色白くない?こりゃもう『色白でキレイねー』っていう白さを通り越してて不自然だわ。皮を剥いだトリみたいじゃん…」

ちなみに、授賞式会場でトホ妻の評価が高かったのはキャメロン・ディアス。逆に「何コレ?」と呆れていたのはグイネス・パルトロウでございますが、後者に関してはワタクシもあのメイクは「何コレ?」と思ったのでございます。


たまたま見ていた映画でミシェル・ファイファーという女優サンが乳ガンか何かで重病の役を演じておりまして、ワタクシが「ミシェル・ファイファーの病気姿ってけっこうリアルだな…」とつぶやいたら…

「このヒトはだってホラ、普段から病気の顔してるから。ま、天職だね、病気役は」

ミシェル・ファイファーと言えば今や押しも押されぬ人気女優。それを…ま、個人的にはワタクシ、ミシェル・ファイファーはあまり好みのタイプではないのでどうでもいいのですが。


2001年の国内ヒットチャートベスト100を見ていたら、w-indsという名前の美少年ボーカル&ダンスグループ?が登場。もちろん我々が初めて目にする少年たちだったわけで…

「コイツら変声期前じゃん!いいのかい?変声期前のコドモらをこんな風に働かせてさぁ…。何だか痛ましくて児童ポルノとか見てるような気分になってくるよ」

おそらく年齢的には中学生ソコソコ。「男の子版SPEED」のようなものだと思うのですが、詳細はよくわかりませぬ。


NHK夜10時の「ニュース10」のスポーツ担当、藤井アナウンサーの喋りを聞いてトホ妻がボソッとひとこと…

「…この巨乳アナウンサー…喋ってんの見ると実はあんまり楽しそうにやってないのよね…きっとスポーツ好きじゃないんだろうね…」

あああ、いわんや家ではなぜか異常に評価の低い藤井アナウンサー、頑張って頂きたいものでございます。


シドニー五輪、女子マラソン金メダリスト・高橋尚子の出るキシリトールガムのCMを見て

「このヒト、マラソンは上手かも知れないけど…踊りはヘタだね」

…そのくらい、見逃してやったっていいじゃんかよ、と思うのはワタクシだけでございましょうか?


トホ妻帝国が載ったので買ってみた「あちゃら」4月号。ワタクシがその表紙の女性タレントの名を口にすると…

「表紙がサトウアイコ?知らないわよそんなヒト…え?横浜ファンのタレント?…ああ〜、あのコね。佐藤藍子なんて名前で言うからいけないのよ。ちゃんと耳のデカい女って言ってくれればわかるのに」

…芸能界に数少ない横浜ファンに対して何ということを!…ま、事実ではあるのですが…


メリル・ストリープの出演するコメディ映画を見ながら…

「このヒト、一時コメディに進出しようとしたけど結局失敗したねぇ。女優ってなぜか若い頃のフェロモンが衰えてくるとコメディ路線に走りたがるのよね〜。もっとも、このヒトの場合は最初っからフェロモンないけど…」

トホ妻の嫌いな“フルフル系女優”の典型、メリル・ストリープでございますから、ヒドい言われようでございます。まぁ確かにメリル・ストリープにフェロモンを感じるかと言われると、ちょっと答えに窮してしまいますが…。


ハリソン・フォードといえば、口の片側だけをキュッと持ち上げた薄笑いがトレードマーク。まぁそれはそれで良いのですが、何しろどんな出演作でもその笑顔ばかり見ておりますので…

「てめぇ、たまには左右対称に笑ってみろよ」

トホ妻は決してハリソン・フォードを嫌いなわけではございません。…が、「逃亡者」では共演のトミー・リー・ジョーンズの方が、「デビル」ではやはり共演のブラッド・ピットの方が断然お好みのようでございます。


カラフルな色が売り物のiMacシリーズに初めてホワイト(Snow)カラーが登場。そのニューiMacのCMをアップルのHPからダウンロードした(日本では未放映?)のを見て

「そりゃまぁ白だって色には違いはないけどねぇ…今まで青だの赤だのあったiMacに突然白いのが出てくると、何だか病気のiMacみたいに見えるよね」

我が家のiMac、今や旧型ではございますが一応ブルーベリーでございますから“病気”ではないようでございます…。


浜崎あゆみの出る携帯電話のCMを見て、ワタクシが「浜崎あゆみって、何だかロボットみたいな顔ンなってきたなぁ」と述懐したのに反応して

「この女ヤバくない?昔は人形みたいな顔だったけど、今やすっかりロボット顔になっちゃってさ、だんだんマイケル・ジャクソン化してきたよね」

浜崎あゆみファンの方、申し訳ございません。でも、本当にそうなんだもん…


ネ○カフェのコーヒーの中で最も値段の高いプ○ジデントのCM。「…このごろ、アナタはグレイ・フランネルが似合う…」というオッシャレーな女性のナレーションを聞いて

「しかしだよ、グレイ・フランネルの似合う男がインスタント・コーヒー飲んでるようじゃ困ると思わない?」

言われてみればその通りかも知れませぬが、グレイ・フランネルなんて持ってない上に、パチンコで取ったインスタント・コーヒーを飲むワタクシの立場は…


NHK夜の10時「ニュース10」のスポーツ担当、藤井アナウンサーを見て

「ああ、確かにこのヒトはすごい巨乳だわ。いかにも男好きのするタイプって感じよねぇ。え?アナタ好きじゃないの?クボジュンの方がいいの?あのエグレ胸がぁ?」

藤井アナウンサーは“フェロモン女子アナ”などと一時オヤジ系週刊誌で騒がれておりましたが、残念ながらいわんやの好みのタイプとはやや距離があるようでございまして、相対的にはクボジュンの方がまだ好みに近いような気が致します。もちろん、「胸が」ではなくキャラクターが、でございますが…


TBSの「世界遺産」を観ながら

「これって、いい番組かもしれないけどさ、このカン高いナレーションが良くないね。緒形拳のセガレがやってんの?でも、コイツ“ヘレニズム”って言えなくて“ヘネリズム”とか言ってるよ。別の人にすべきじゃない?」

…ワタクシも同感でございます。なにも奈良岡朋子や岸田今日子に替えろ、とまではゼイタク言いませんが…


ワタクシが読み終わったままほっぽらかしてあった「週刊現代」を手に取って

「しかしさぁ、一冊の週刊誌の中によ、“埼玉保険金殺人疑惑・私は殺人指令を受けた”“会社でSEX・私の絶頂体験”“アトピー地獄・乱脈ステロイド治療”“読売新聞・長嶋派クーデター全内幕をスッパ抜く”“ひとりOL&人妻がオトコを待つ店50”“緊急警告!世界の天変地異が始まった!”……って、もう一体アナタたちオトコの頭ン中ってどうなってんの?発狂してるとしか思えないわよ」

買う方は表紙の見出しなんていちいち読まずに買うのでございますが、口に出して読まれるとたしかにやや発狂しているようにも思えてまいります。これらの見出しは全て週刊現代7月31日号の表紙に実際にあったものでございます。


広末涼子の化粧品のポスター(たしかS生堂)を見て、

「これって、すごくヘンな顔に撮れてると思わない?…何かこう、凸レンズとか魚眼レンズで撮ったみたいっていうか…“魚が見た広末”って感じよね。」

その時、ワタクシは「このポスターの広末涼子はやけに眉が太いな」と思ったのですが、さすがにここまでは思い至りませんでした。広末ファンの皆様、というよりもあのポスターを撮影したカメラマンの方、申し訳ございません。


某舶来タバコのCM。大型バイクに乗った男がタバコに火を付けると美女の熱い視線が…

「このタバコ吸うとたちまち女がフラフラ寄ってくるなんて、そんなCMにツラれるんだから、ほんっと、男ってつくづくバカ。」

…「そうなんだよ、男はバカなんだよ」と答える以外にスベのないワタクシでございました。


中山美穂出演CMに関して

「指で人の顔押すCM(某パソコン)とかさ、浴衣の帯を母親に結んでもらいながら途中でザル豆腐食べるCM(某ビール)とかさ、この人のCMって、本来すごく失礼なことを“あたしがやるとこんなに可愛いのよー”ってもうすぐ30の女がブリっ子してるだけなのよ。広告代理店が悪いのかしらね。」

…率直に申し上げてこれはまったく正論であろうと存じます。もし中山美穂さまがこのHPを御覧になっておられたら(おられるわけないとは存じますが)御一考なされてはいかがでございましょう。


シャロン・ストーン主演の映画、「氷の微笑」に関して

「シャロン・ストーンなんて全っ然ミステリアスでもなんでもない所帯じみた顔した女優なのにさぁ、こんな女優の裸見たさに映画館に行くんだから男って悲しい生き物よねぇ…」

…男として反論は致しかねます、はい。


米国の人気女優、メグ・ライアンに関して

「この人もねー、都会的なラブコメディとかに出てさぁ、第二のゴールディ・ホーンになりたいと思ってんだろうけど、結局失敗してるわね。」

…この辺になると純粋に好みの問題となってまいりますが、ワタクシの個人的な意見を言わせて頂ければ、確かにメグ・ライアンよりもゴールディ・ホーンの方が好きでございます。しかしメグ・ライアンも頑張っているわけですから…


上記、メグ・ライアンに関する発言をホームページに載せよう、というワタクシの言葉を聞き付けて

「でもさ、あなただってそう思うでしょ? 思わない? 正直に言いなさいよあなただって実はそう思うでしょ?」

…上述のように、確かにワタクシそう思います。しかしここまで強硬にウンと言わせようとするのは、ワタクシに共犯者意識を持たせることでHP作成を妨害する作戦でございましょうか…


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